7月31日、成長ホルモン治療を受けている小学生とそのご家族、また成長ホルモン治療に関心のある親子を対象としたイベント「親子で考える『未来』のじかん ~遊んで学ぶ、夏の成長セミナー~」が開催されました。このイベントは、医師によるセミナーや交流会に加え、レゴ®ブロックを使ったワークショップなどが行われ、子どもたちの成長や将来について親子で楽しく考えることができるものです。
そのプログラムの一つである「レゴ®ブロックで描く未来の成長ワークショップ」。ここでは、レゴ®ブロックを使ったものづくりを通して一人ひとりの成長や夢を表現しながら、同じ悩みを持つ家族同士が自然と交流できる温かな時間が広がっていました。
世界でわずか24人。LEGO®認定プロビルダー・三井淳平さんが講師を担当
ワークショップの講師を務めたのは、日本人初のLEGO®認定プロビルダー・三井淳平さん。世界でも24人しかいないLEGO®認定プロビルダーの一人として活躍されており、その貴重なお話を直接聞ける機会でもありました。
今回のテーマは、「未来へすすむ気球」と、それを支える「森」づくり。未来へ羽ばたく子どもたちをイメージした気球は三井さんが制作し、参加者はその周りを彩る「木」をレゴ®ブロックで自由に組み立てていきます。
ベースとなる組み立て方は用意されていましたが、「木の形は自由。自分らしく作ってください」というスタイルだったのが印象的。三井さん自身も細かく指示を出すことはなく、一人ひとりの発想を大切にしながら見守っていました。
また、「一度作ったものを壊して、作り直すのも楽しいですよ」という言葉も印象に残っています。特に木の幹の形を工夫すると難易度は上がるものの、その分完成したときの楽しさも大きいとのことで、自由な発想で何度でも挑戦できる雰囲気がありました。
「将来こうなりたい」をレゴ®で表現。親子で協力する姿が印象的
作品づくりでは、気球に乗せる人を「将来こんな自分になりたい」というイメージで考えながら制作を進めます。会場では、子どもたちが真剣な表情でブロックを組み立て、親御さんも隣で相談したり、一緒に考えたりと、自然と協力しながら作品づくりを楽しんでいました。
「ここはこうしたらどうかな」「この色がいいね」と会話を交わしながら制作する様子は、とても和やか。完成した作品を写真に収める親御さんの姿も多く見られ、親子の思い出づくりにもなっていることが伝わってきました。
レゴ®ブロックには正解がないからこそ、それぞれ異なる個性あふれる作品が完成。同じテーマでもまったく違う木が出来上がる様子は、とても興味深いものでした。
同じ悩みを持つ親子だからこそ生まれる交流も大きな魅力
今回のイベントで感じたのは、ワークショップだけでなく、同じ悩みや経験を持つ親子が集まることにも大きな意味があるということ。普段なかなか話す機会の少ない同じ立場の家族同士が交流できることで、不安や悩みを共有したり、新たな気づきを得たりするきっかけにもなります。
レゴ®ブロックを通して「未来」を楽しく表現しながら、親子で協力する時間を過ごせるだけでなく、同じ境遇の家族とのつながりも生まれる今回のイベント。遊びの要素を取り入れながら、子どもたちの「これから」を前向きに考えるきっかけづくりとして、とても意義のある取り組みだと感じました。