「ちょっと休みたい」と思っても、周囲の目が気になってなかなか休めない……。そんな職場での休憩事情が、インスタベースの調査で明らかになりました。休憩時に周囲へ気を遣う人の23%が、トイレや階段、空き会議室など人目につかない場所で休む「隠れ休憩」をしていることがわかりました。
休憩したくても「周りの目」が気になる人は半数
2026年8月19日〜25日に実施された今回の調査では、インスタベース利用者231名を対象に、職場や学校での休憩・休息について調査。
直近1カ月の勤務日に休憩や休息をとる際、「よくあった」「ときどきあった」と回答した人は合わせて50%に。さらに9%は「そもそも休憩や休息をとっていない」と回答しました。
なかでも注目したいのが、人目を避けて休む「隠れ休憩」です。学生や主婦・主夫などを除いた210人のうち、休憩をとっている184人を「周囲に気を遣うかどうか」で分けてみると、気を遣う人の23%が人目につかない場所で休憩していました。
一方、周囲に気を遣わない人では4%。実に約6倍の差があります。
「隠れ休憩」の場所として挙げられたのは、職場のトイレや階段、空き会議室など。なかには電車内でひと息つくという人もいたそうです。
休みにくさの原因は「場所」と「費用」
では、なぜゆっくり休めないのでしょうか。
休息やひとりになる時間をとる際に困ることとして、最も多かったのは「近くに適した場所がない」で35%。さらに「自宅に一人になれる場所がない」が14%となり、場所の不足を理由に挙げた人は合わせて43%にのぼりました。
また、「費用が高い」も33%と高い割合に。心理的なハードルとしては、「周囲の目が気になる・言い出しにくい」が18%、「休むことに気が引ける・申し訳なさを感じる」が14%でした。
一方、職場の仮眠室・休憩室を利用している人は9〜18%程度にとどまり、最も多かった休み方は自席や車内での短時間の仮眠で47%。休憩できる設備があっても、気軽に使える環境とは限らないことがうかがえます。
仕事帰りや休日は「カフェ」でひと息
職場や自宅以外で、休憩をしたりひとりの時間を過ごしたりした経験が直近1年間にある人は81%。
その場所として最も多かったのはカフェで55%、続いて自分の車の中が25%でした。レンタルスペース・貸し会議室などの個室も16%となっています。
調査では、インスタベースのスペースについて、靴を脱いでくつろいだり、涼みながら充電したりする使われ方も寄せられているそう。
忙しい毎日を乗り切るためには、長時間の休暇だけでなく、仕事の合間に罪悪感なくひと息つける時間も大切です。休むことを「サボり」と考えるのではなく、無理なく仕事を続けるための必要な時間として捉えることも、働きやすい環境づくりにつながりそうですね。
調査データの詳細は、インスタベースの調査レポートから確認できます。
【調査概要】
・調査名:職場や学校での休憩と運動に関する調査(インスタベース調べ)
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2026年8月19日〜8月25日
・調査対象:インスタベース利用者
・有効回答数:231名