物価高が続くなか、20〜50代の働く男女595人を対象にした調査で、貯蓄がない人は25.2%に上りました。貯蓄できない理由の最多は「毎月の生活費で手一杯だから」で64.0%。将来のための貯蓄や投資に余裕がない人も57.6%に達し、家計の厳しい実態が浮き彫りになりました。

貯蓄がない人は25.2%。6割以上が生活費を理由に挙げる

10月17日の「貯蓄の日」に合わせて実施された「第2回貯蓄と借入れに関するアンケート調査」。全国の20〜50代の働く男女595人を対象に、貯蓄や借入れ、お金に関する意識について調査しました。

貯蓄があると回答した人は74.8%で、前年の75.9%からわずかに減少。一方、貯蓄がない人は25.2%で、約4人に1人という結果になりました。

貯蓄がある人の金額を見ると、「1,000万円以上〜3,000万円未満」が16.9%、「500万円以上〜1,000万円未満」が12.6%。その一方で、貯蓄額が100万円未満の人も17.8%おり、貯蓄額には幅があることがわかります。

貯蓄をしていない理由の1位は「毎月の生活費で手一杯だから」で64.0%。前年の53.3%から10.7ポイント増加しました。さらに、日常生活費について「常に不足している」と回答した人は19.8%、「やや不足することがある」は17.1%。将来のための貯蓄や投資に回す余裕が「あまりない」「まったくない」と回答した人も、合わせて57.6%に上っています。

借入れの理由も生活費。リボ払いの割合が上昇

借入れがあると回答した人は19.5%で、前年の25.2%から減少しました。しかし、借入れがある人の理由を見ると、「生活費の補てん」が41.4%で最多となっています。前年の34.0%から増加しており、日々の生活費を補うために借入れを選ぶ人が少なくないことがうかがえます。

借入先は「銀行(カードローン、フリーローンなど)」が47.4%で最も多く、次いで「クレジットカード(リボ払い)」が37.1%、「クレジットカード(キャッシング)」が29.3%でした。リボ払いは前年の27.7%から増加し、順位も3位から2位に上昇しています。

借入れを選んだ理由では、「今すぐに資金が必要だったから」が44.8%でトップ。「手続きが簡単だったから/手軽にできたから」も31.0%を占めました。

職場に求めるのは、給与から自動で貯蓄できる仕組み

お金に関するサポートや福利厚生については、「特にサポートは必要ない/利用したいと思わない」が46.7%で最多となりました。一方、「給与から毎月自動で貯蓄できる制度」を希望する人も25.0%います。また、給与の一部を投資に回して自分で運用する積立制度を希望する人は17.6%でした。

調査結果からは、貯蓄の有無だけでなく、日々の生活費が将来に向けた資産形成にも影響している様子が見えてきます。無理なく貯蓄を続けるためには、家計を見直すだけでなく、職場の福利厚生などを通じて資産形成を支える仕組みも選択肢になりそうです。

商品・サービス概要
- サービス名:はぐくみ企業年金
- 制度の種類:確定給付企業年金(DB)
- 対象者:厚生年金被保険者である従業員(非正規雇用を含む)および役員
- 特徴:企業年金・退職金制度の構築を支援。退職時や休職時、育児・介護休業時などに受け取る選択も可能です。
- サービス紹介:https://bpcom.jp/hagukumikikin/
※調査概要:実施期間は2026年10月1日〜2日。全国の20〜59歳の働く男女を対象としたインターネット調査で、有効回答数は595件です。