豪・シドニーの珊瑚が温暖化に負けず再生していると判明

オーストラリアにある世界最大の珊瑚礁地帯グレート・バリア・リーフで、珊瑚が徐々に死滅しているというニュースはこれまで多くのメディアで報じられてきた。 原因は、地球温暖化の影響で海水の温度が上がったためと考えられている。 ところが、そんな悲観的な状況の中で、オーストラリアの大学から明るい報告があった。 4月には白化していたシドニー湾の珊瑚 オーストラリアのシドニー工科大学とマッコーリー大学は、シドニー湾の珊瑚の生態についてここ数年、共同研究を行なっている。 この研究チームは、今年4月、シドニー湾内の珊瑚を調査し、調査区域の45%の珊瑚が白化していたことを確認した。 白化とは珊瑚が白くなる現象で、白化した珊瑚はほとんど死にかけている状態 [...]

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