財産差押も…来年度からの「年金強制徴収」対象拡大に賛否両論の声

来年度から「年金の強制徴収の対象が拡大」されることについて、ネット上で物議を醸している。 年間所得350万円以上→300万円以上へ 現在は年間所得350万円以上の滞納者が対象となっている「年金保険料の強制徴収」が2017年度から年間所得300万円以上に引き下げられる。 これにより強制徴収の対象者が約9万人増える見通しだ。 年金納付率の向上を狙う 政府は強制徴収の対象を拡大することで、低迷している年金納付率を向上させる狙いだ。 年金納付率は1990年頃には85%を超えていたが、その後減少し一時は50%台に。 現在は63%程度となっている。 強制徴収の手順は? 年金保険料の納付を滞納した場合、まず文書や電話、戸別訪問などで納付督励し、度 [...]

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