10年以内に、痛い注射をせずにワクチン接種を受けられるようになるかもしれない。 3Dプリンターで作る、生体適合性のあるプラスチック製の小型カプセルMucoJetで、頬の組織にワクチンを注入する画期的な研究が、カリフォルニア大学バークレー校で進められている。 無針・無痛で、注射器よりも効果的 MucoJetの作動には、まずカプセルを押して反応を起こさせ、内部の圧力を高めてから頬の内側にカプセルを装着し、10秒ほど待つ。すると、圧力が頰の組織膜を破壊し、小さなノズルを通してワクチンの濃縮液流を体内に打ち込む仕組みだ。 開発に携わる機械・生物工学のKiana Aran教授は、「液流噴射の直径はごく小さく、圧力を集中させることができるため、 [...]

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