昭和・平成・令和の成人式を徹底調査/先輩たちが新成人の皆さんへアドバイス

家族・子ども向け出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」が運営するfotowa家族フォト総研は、昭和・平成・令和の各時代において成人式を迎えた方々を対象に「成人式に関するアンケート」を行いました。その結果、成人式の記念写真について「とても満足」と回答したのは、昭和世代で7.1%、平成世代で20.3%、令和世代で27.5%でした。一方で「満足」回答も含めると、昭和世代から順に、約5割、6割、8割と増加。現代になるにつれ、撮影の選択肢が増えたことが満足につながっていることが伺える結果となりました。これを踏まえ、昭和から令和まで、それぞれの世代から、これから成人式を向かる人々へのアドバイスを調査・レポートします。

<調査概要>
調査名:成人式に関するアンケート
調査対象:昭和・平成・令和各時代において成人式を迎えた668名(55-64歳:224名/40-44歳:222名/20-24歳:222名)
調査期間:2022年12月06日〜12月08日
調査方法:インターネット調査
調査元:fotowa家族フォト総研 ( https://fotowa.com/labo )

成人式の記念写真「とても満足」は最大3割、不満理由は「写りの悪さ」

「成人式の記念写真について、どう思いますか?」という問いに、「とても満足」と回答したのは、昭和世代で7.1%、平成世代で20.3%、令和世代で27.5%で、令和世代でも3割に満たないことがわかりました。しかし、「とても満足」とはいかずとも「満足」まで含めると、昭和世代で50.4%、平成世代で59.0%、令和世代で80.2%に拡大。特に令和世代は8割が満足と回答しています。一方で、せっかくの成人の記念写真を手放しで喜べない人々も全体では約4割いることもわかりました。

「不満」「とても不満」と回答した理由として、2割ほど服装に関するものがあるものの、「写りがあまり良くなかった」が5割強のほか、写真撮影の不満に関する声も多数上がっています。令和世代は「可愛くなかったから」「顔が微妙」など、自分自身の容姿や見た目などの、写真うつりに関する理由を挙げ、平成は「画質があらい」「あまり綺麗にとれてない」などの、写真のクオリティに関する理由を挙げています。昭和世代からは「おしゃれじゃなかった」といった回答も。若い世代になるにつれ、デジタルカメラ、スマホ、出張撮影サービスが順に普及していった背景を踏まえると、写真撮影の選択肢が広がったことが、満足度にプラスの影響を与えていることがうかがえます。

<不満だった理由コメント>
●表情がこわばっていて自分ではないみたいだから(昭和世代)
●昔の写真は高くて撮りに行けなくて近所のおじさんに撮ってもらいました。おしゃれな写真じゃなく普通の写真です(昭和世代)
●時間が迫っていたので焦って撮ったので顔が強張っている(昭和世代)
●写りがあまり良くなかった(平成世代)
●まだ20年前の記念写真は、かしこまったお堅い写真だったから​​(平成世代)
●画質があらかったから(平成世代)
●可愛くなかったから(令和世代)
●顔が微妙(令和世代)
●きれいに撮れなかったから(令和世代)

もし撮り直せるなら?昭和と令和は「撮影場所」「友達との撮影」、平成は「プロの撮影」を重視

「成人式の記念写真をもう一度撮り直せるとしたら、どんな写真を残したいですか?」と伺ったところ、全世代、共通で1位となったのは「撮り方にこだわりたい(表情・髪型・ポーズなど)」でした。

世代別で異なった傾向も見られ、平成世代は「プロのカメラマンにとってもらいたい」という回答が2位にランクイン。昭和・令和世代は「自然の中や思い出の場所で撮りたい」や「友だちと撮りたい」という回答が多い傾向にありました。特に、令和世代は成人式が中止になるなど、友だちと思うように交流できなかったコロナ禍の時代背景が影響していると推測されます。

<コメント>
●写真スタジオのバックで撮るのではなく韓国の写真のようなお部屋とか自然の中で笑顔で撮りたい(昭和世代)
●式の会場でただ写真を撮っただけなのでテーマを持って撮りたい。例えば、地元の卒業した学校とか。(昭和世代)
●もっとリラックスした状態で撮りたい(平成世代)
●紋付き袴を着てちゃんとプロに撮ってもらいたい(平成世代)
●友達と集まって撮影したい(令和世代)
●家族写真と、友達と撮りたいです(令和世代)

新成人の皆さんへ 成人式に参加した昭和・平成・令和の先輩からアドバイス

これから成人式を迎える若者に向けてアドバイスを伺うと、「服装」と「撮影」に関することが僅差でトップ2となりました。世代別にみると、昭和世代からは「写真撮影」、平成世代からは「服装」、令和世代からは成人式に臨むにあたっての「心構え」に関するアドバイスがそれぞれ1位という結果になりました。

「写真撮影」に関するアドバイス
●成人式の写真を残しておくと、その時の自分と見た時の自分の時間の流れを感じ、振り返る事が出来るのでいいですよ(昭和世代)
●記念に残るので、ぜひ成人式にでかけて思い出の一ページとして写真を残して欲しいです(昭和世代)
●その時の自然体の写真を撮るのが、一番(平成世代)
●着物を着てプロに撮ってもらったものを残すのが良いと思います。(平成世代)
●撮る場所をお気に入りのところにするべきです(令和世代)
●友達との写真をたくさん撮る(令和世代)

「服装」に関するアドバイス
●一生に一度の思い出になるので、一時の感情で奇抜な服装にするのではなく、きちんとした服装で臨んで欲しいです。(昭和世代)
●振袖は絶対に着るべき。着たくなかったら、今、自分が着て1番テンションの上がる服を着て写真を撮るべき。(平成世代)
●今はInstagramで参考にして自分がいいと思うものを突き詰めてみて、最高の自分を作ってほしいです(令和世代)

「心構え」に関するアドバイス
●出たくないなどと言わず、成人式には出たほうがいいです。今までは多少羽目を外しても怒られただけで済んだかもしれませんが、成人になれば馬鹿なことをやれば責任が付いて回ります。そのメリハリをつけるためにも出たほうがいいです。(昭和世代)
●ただ振袖着て成人式をやるだけでは意味がないと思います。成人になる、という覚悟が大切です。(平成世代)
●後悔のないように、でも、迷惑をかけないように(令和世代)
●成人式は一生に一度の出来事なので全力で楽しみましょう!(令和世代)
●成人式の日に体調崩さないように日々気をつけて過ごしましょう(令和世代)

一生で一度の成人式 友だちや家族と最高の思い出を作りましょう

成人を迎え、大人になった若者たちを祝福・激励する行事「成人式」。家族に感謝を伝えたり、久しぶりの友だちに再会したりと、思い出に残る大切な一日にしたいですね。ここ数年、大勢で集まることが難しい状況だったので、成人式こそは! と思っている人も多いことでしょう。一生に一度しかないこの時期、夢と希望に満ちた瞬間をぜひ写真に収めてください。

家族・子ども向け出張撮影プラットフォーム「fotowa」
「fotowa」は、撮影して欲しい人とプロのフォトグラファーをつなぐ、家族・子ども向けの出張撮影プラットフォームです。シンプルな料金設計と、好きな場所に好きな作風のフォトグラファーを指名して撮影予約ができるのが特徴。マタニティ、ニューボーン(新生児)、お宮参り、誕生日、七五三、卒入園・卒入学、成人式、結婚式の前撮り・後撮り、長寿祝いなど、ご家族の記念日はもちろん、日々の残したい愛おしさに寄り添う「わが家の専属フォトグラファー」として、全国のご家族にご利用いただいています。