1年365日おしゃれな人で賑わう、原宿…。その裏通りの閑静な街並みに佇むイエローな建物の二階に『株式会社STANDING OVATION』はあります。
株式会社STANDING OVATIONはファッション・コミュニティアプリ『XZ(クローゼット)』の開発と運営を行う会社です。『XZ』は2014年のサービス開始以降、ファッション雑誌やメディアでも多数取り上げられるなど、今女の子の間では要注目のアプリなんです。
本日は同社の荻田芳宏代表に、インタビュアーとしてカワコレ編集部 柏木と鈴木が訪問し、インタビューをさせていただきました。

話題のアプリ「XZ(クローゼット)」とは?

インターネットサービスの企画・開発・運営を行う株式会社STANDING OVATIONは、新しい着回しアイデアを発見できる女性向けファッション・コミュニティアプリ「XZ(クローゼット)」を2014年にリリースしました。

画像: itunes.apple.com

itunes.apple.com

「洋服はたくさん持っているのに、今日も着ていく服がない..」そんな経験ありませんか?
このアプリを使って手持ちのファッションアイテムを登録することで、いつでも手持ちアイテムを確認できます。また、アップしたアイテムはユーザー同士で共有されるため、他ユーザーから着回しアイデアの提案を受けることも可能なんです。
自分の手持ちアイテムの隠れた魅力をみんなのセンスで引き出し、新しい “着回し” を発見できる…女の子にとってはマストなアプリなんです。

画像1: 話題のアプリ「XZ(クローゼット)」とは?

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『着回し』というビッグワードに着目

ー早速ですが、このアプリの構想に至った経緯をお聞かせください

荻田 「まず初めに多くの女性が"服をたくさん持っているのに、着て行く服がない"と悩んでいることがとても不思議だったんです。でもリサーチを進めていくうち、その悩みは結構深刻だということがわかりました。これはファッションの普遍的なテーマではないか?と考え、その裏に潜む大きな可能性を感じ、これらの悩みを解決するアプリをということで『XZ』を開発しました。」

画像: 株式会社STANDING OVATION 荻田芳宏氏 早稲田大学卒業後、1999年に株式会社博報堂へ入社。モーターショーや愛知万博などのイベントプロデュースやプロモーション企画を経て、アーティストやタレントの広告キャスティングやCM音楽タイアップなどを担当。2007年、株式会社フューチャースコープの立ち上げに参画。ブランド戦略部長を経て、取締役COO就任。スマホアプリ事業やソーシャルゲーム事業を立ち上げる。 2014年1月、株式会社STANDING OVATIONを設立、代表取締役CEOに就任。

株式会社STANDING OVATION 荻田芳宏氏
早稲田大学卒業後、1999年に株式会社博報堂へ入社。モーターショーや愛知万博などのイベントプロデュースやプロモーション企画を経て、アーティストやタレントの広告キャスティングやCM音楽タイアップなどを担当。2007年、株式会社フューチャースコープの立ち上げに参画。ブランド戦略部長を経て、取締役COO就任。スマホアプリ事業やソーシャルゲーム事業を立ち上げる。
2014年1月、株式会社STANDING OVATIONを設立、代表取締役CEOに就任。

荻田 「世の中の女性のみなさん、特に日本人女性は同じ服を着て行くことに抵抗、時には強迫観念にすら囚われているように感じました。他人の目を気にするといいますか、同じ服を着ていることを周りに指摘されたくないという気持ちになる。そして都度新しい服を買ってしまう。そして、クローゼットには洋服が溜まっていく…。みなさんもそういう経験あるのではないでしょうか?」

荻田 「そして問題なのは自身のクローゼットに入っている中身やアイテムをほとんど把握していないことなんです。把握していないと活かすこともできません。ここに問題があると考えました。一方でこれを解決できれば大きな可能性もあるはずだ、とアプローチをかけたんです。」

ーそんな背景があったんですね。
このアプリ、服の管理や他ユーザーとアイデアの情報交換が出来るのはもちろん、着回しコンテストやコラムなんかにも魅力を感じます。

荻田 「はい、実践的に使ってもらえるようその点は工夫しました。GUやH&Mなども主要なブランドに想定していますので、より幅広い層にも参加してもらいやすい上に、明日からでも自身の着回しに活かしてもらえるかなと考えています。」

ーなるほど。正にかゆいところに手が届く、ユーザー目線の考えを追求されていらっしゃいますね。

荻田 「世界にひとつの大きなクローゼット、すなわちファッション・コミュニティを創りたかったんです。ウォークマンが音楽を持ち歩くものなら、『XZ』はクローゼットを持ち歩くもの。そう思っていただければ幸いです。」

画像: ファッション雑誌は季節を問わず「着回し」を特集しています。女性にとっては普遍的なテーマでもあります。

ファッション雑誌は季節を問わず「着回し」を特集しています。女性にとっては普遍的なテーマでもあります。

ありそうでなかったものを実現したい。
荻田代表の想いとは?

ー以前は青山・骨董通りにオフィスを構えていたそうですが、それを原宿キャットストリートに移転された理由は?

荻田 「リアリティを求めたんです。『XZ』は他のサービスに比べ、とにかく身近に実践的に使ってもらえるよう特化することが最大のテーマなんですが、それにも関わらず、オフィスを構えている場所が青山の骨董通りというのは少し違うかなと(笑)。」

ーと、言いますと?

荻田 「骨董通りはオシャレでハイブランドなイメージですよね?ファッションに関わる業界であれば青山・骨董通りというのはブランディングの上でもメリットはあります。しかし、我々が提供したいのは、トップダウンではなくユーザーのリアリティを追求したボトムアップのサービスなんです。」

荻田 「その点、原宿という場所は、常に新しいファッションが発信されるなど先進的なイメージもある一方、等身大の幅広いユーザーが混在する場所というイメージです。ハイセンスな方から女子高生までいろいろな方が行き交っています(笑)。正に我々が提供したいサービスや目指す方向性と合致した場所だったので、移転を決意しました。」

画像: 非常にわかりやすくビジネスモデルを説明していただきました。

非常にわかりやすくビジネスモデルを説明していただきました。

ーなるほど。インタビューでのお話振りは勿論、そのエピソードからしても荻田代表の熱が伝わってきます。そんな荻田社長が考える『XZ』の展開とは何でしょうか?

荻田 「まず、この『XZ』を新しい着回し発見ができるソーシャル系アプリとしてフォーカスしていきたいですね。例えばQ&Aをアイテム別やブランド別により細かく分類するなど、サービス内容は都度充実させていっています。そのために社内で日々、議論を重ねています。」

荻田 「また、リアルショップやファッションブランドと組むことで新着アイテムの情報や着回しコーデの提案を確実に届ける『ショップとユーザーの橋渡し』となるアプリになることも目標にしています。そうなることで、服が売れた後の行方や情報なども店側が知ることができますし、ユーザーも買った服を最大限に活用できる。それってどちらにとっても最良なことじゃないですか?」

荻田 「将来的にはユーザーの中から著名なスタイリストが誕生してほしいですね(笑)。『XZ』で着回しを提案したらセンスを買われてスタイリストに…なんてストーリーも面白いですね。そして”ファッショニスタ”なるモデルやユーザーさんにもこのアプリがもっともっと浸透していってくれたら嬉しいですね。」

ー私もヘビーユーザーとして『XZ』の今後には大いに期待しています!
本日は有難うございました。

荻田 「有難うございました」

【取材後記】
女の子であれば「着回し」を毎日考えることは必要ですし、それが億劫だったりします。でも「XZ」があれば、みんなの意見も参考になりますし、また新たな「気づき」も与えてくれます。まさに女の子のニーズと捉えたマストチェックなアプリではないでしょうか。今後の「XZ」展開にワクワクしちゃいます!(柏木)

画像: 荻田CEO(後列右)と井上CTO(後列中)とSTANDING OVATION社のスタッフ。 女性スタッフの意見を参考にしながら、サービスの向上に努めているのだとか。

荻田CEO(後列右)と井上CTO(後列中)とSTANDING OVATION社のスタッフ。
女性スタッフの意見を参考にしながら、サービスの向上に努めているのだとか。

掲載情報など

『XZ』は注目度もアップ!様々な雑誌にも取り上げられていますので、ぜひチェックしてみてください!

●10/28発売予定 MORE11月号
●ZIPPER秋号『みんなのスマホ事情』


まだインストールしていない、という方は是非下記よりダウンロードしてみてください!
一度使ってみれば、この便利さがわかるはず。

Written by Nana.

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