イオンモール(千葉市)は2月23日、長野県松本市の中心部に建設を進めるショッピングセンター「イオンモール松本」に、同地にあった「カフラス旧事務所棟」の外観を再現すると発表した。 市民に馴染みのあった戦前の建築物を復元することで、店舗の地域性を高める狙いだ。 保存の求め受け外壁を再利用 再現するのは、松本市に本社を置く女性下着メーカー・カフラスの旧製糸工場の事務所棟。1929(昭和4)年に建てられた。 同棟の隣の工場跡地には1981(昭和56)年から、同社の親会社・片倉工業(東京都)のショッピングセンター「松本カタクラモール」があった。 当時のジャスコが核テナントとして入居し、2015年3月にイオンとして閉店するまで市民に親しまれてい [...]

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