米国マサチューセッツ州ボストン市の公立校約600校が、今月21日、授業で使用する世界地図をガル・ピーターズ図法のものに切り替えた。 お馴染みのメルカトル図法を廃止 日本と同様米国でも、学校の教室で使われている世界地図はメルカトル図法のものだ。ボストン市の公立校でも、今月21日まではそうだった。 メルカトル図法は16世紀ネーデルランドの地理学者、ガラルドゥス・メルカトルが1569年に完成させた地図の投影法。経度・緯度を示す縦横の線が直線になるため、船が磁石を頼りに航海していた当時にはよく合った地図だといえる。 だが、メルカトル図法による地図は、陸地の面積が非常に不正確だ。例えば、グリーンランドはアフリカ大陸とほぼ同じ広さに見えるが、実 [...]

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