スイスに本社があるグローバルチョコレートメーカーのバリーカレボー社の日本法人バリーカレボージャパンは、ダーク、ミルク、ホワイトに次ぐ「第4のカテゴリーチョコレート」として開発したルビーチョコレートの新商品『RB1(アールビーワン)』を今秋発売します。
パティシエ・ショコラティエ向けに開発された業務用チョコレートですが、インターネット総合ショッピングモールの楽天市場にて今秋発売、予約販売を2018年7月19日(木)から開始します。
先日行われた、鮮やかな色が目を引くルビーチョコレートの新商品発売会に行ってきました。

企業秘密なルビーチョコレート

とてもキレイなピンク色をしているルビーチョコレートは、食べてみると甘酸っぱくイチゴのようなベリー系の味がします。イチゴチョコレートなのでは?と思ってしまうのですが…

画像1: 企業秘密なルビーチョコレート

この色も味も天然のものだそうです。本当に?と信じられないくらい驚きます。
詳しい工程は企業秘密だそうですが、ルビーチョコレートの木があるわけではなくバリーカレボー社が13年かけてルビーカカオ豆を見付け独自の加工技術でルビーチョコレートへの開発を成功させたそうです。どうやっているのでしょうか、これはすごく気になりますね。

画像2: 企業秘密なルビーチョコレート

辻口シェフ&小山シェフのトークセッション

今回発売する新商品「RB1」は、ショコラティエ・パティシエ向けに開発した初めてのルビーチョコレートであることから、東西の2大パティシエであり、新商品発表会でルビーチョコレートを使ったレシピも披露した、辻口博啓(つじぐち・ひろのぶ)シェフ、小山進(こやま・すすむ)シェフが登場。

画像: (左)辻口博啓シェフ(右)小山進シェフ

(左)辻口博啓シェフ(右)小山進シェフ

辻口シェフ

イチゴのような酸味の繊細な味わいと、天然のルビー色の美しさは無限の可能性を感じますね。
ロゼシャンパンとすごく合うなと感じました。ベリー系と一緒に焼き込んでバレンタインに使えますね。いろいろな素材をぶつけてマッチングさせたいです。

小山シェフ

2、3年前に知って作りたくなりサンプル依頼をしました。味を想像していましたが、ポップで驚きがあり感激しました。色がかわいい!バームクーヘンとかにも使ってみたいです。これからの可能性が楽しみですね。

ルビーチョコレートを使用したスイーツ登場

◆辻口シェフ作『ソシソンチョコレート』

ソイソン(ソーセージ)ような型に、ルビーショコラを私用したショコラベースにクランブル、クランベリー、ピスタチオ、クルミ、ヘーゼルナッツ、パッションフルーツのギモーヴ、フリーズドライの苺を練り込みました。いろいろな食感、香り、味わいが楽しめます。酸味と軽さをイメージした素材そのものを味わうチョコレートです。

画像1: ルビーチョコレートを使用したスイーツ登場

◆小山シェフ作『エチオピアンルビー』

ルビーチョコレート×エチオピアのコーヒーのマリアージュ。ルビーチョコレートをはじめての口にしたとき真っ先に浮かんだのが「コーヒーチェリー」でした。コーヒーの持つ果実味を思い起こさせる味とルビーチョコレートのベリー系のフルーツを思わせるナュラルな酸味を合わせました。フルーティーな中にコーヒーの味もしっかりする不思議なチョコレートです。

画像2: ルビーチョコレートを使用したスイーツ登場
画像3: ルビーチョコレートを使用したスイーツ登場

これからの可能性を秘めたルビーチョコレート、シェフたちも新たなチョコレートを考えているそうです。今度のバレンタインには、どんな新商品が登場するのか楽しみですね。

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