おうち時間や女子会の充実度1UP！マニアに聞く女性にオススメのボードゲーム

新型コロナウイルスの流行により、外出自粛をしている方もまだまだ多いのではないでしょうか。
自宅で過ごす時間が増える中、「新しい趣味やおうち時間の過ごし方、ステイホームでできる遊び方を探している」という声もよく聞きます。

そこで、新たな選択肢として注目度が上がっている『ボードゲーム※』をご提案させていただきます！
※テーブルゲーム、カードゲームを含む

今回は、Instagramでおすすめのボードゲームをかわいい投稿デザインで紹介している『かずお�ボードゲーム紹介（@boadgame_matome）』さんにインタビューし、女性におすすめしたい、おしゃれなボードゲームを聞いてきました。

▼今回インタビューした人：かずおさん

1994年生まれ。

友人からボードゲームを教えてもらい、その魅力にハマる。これまでに遊んだボードゲームは100種類以上で、現在はオリジナルボードゲームも試作中。

「ボードゲームの内容を端的に伝えて、面白さをたくさんの人に知ってほしい」
「自分が遊んだ種類をコレクションのような形でまとめておきたい」
と、Instagramにてオススメを紹介している。

最近では頻繁にボードゲームカフェ・ボードゲームバーに通うなどして、新たなボードゲームの開拓に励む。

世界中に数万種類もある!?ボードゲームの魅力

−−ボードゲームの魅力を教えてください。

ボードゲームはリアルで人と対面しながら、みんなでできるところが魅力です。

これを伝えると「Nintendo SwitchやPlayStation®️などのテレビゲームとどう違うの？」と聞かれることもあるのですが、ボードゲームはテレビゲームよりもやり始めるまでのハードルが低いところがオススメポイントかな、と。

テレビゲームをするとなると、ゲーム機をテレビに繋いで、コントローラーを持ってきて…...など少し面倒な要素もありますが、ボードゲームなら特に事前準備は必要ありません。
僕は面倒くさがりなので、ボードゲームの気軽さが結構好きです（笑）

軽い気持ちで友達を誘ってすぐにスタートできますし、価格が安い、持ち運びやすいなどの特徴も手軽さにつながっていますね。

また、ゲームに集中しなくても、ラフにお酒を飲みながら、話しながらできるボードゲームも多いですよ。

−−日本ではまだそこまでボードゲームが浸透していない印象ですが、コロナ禍でやり始める人が増えていますよね。

はい、僕もそのひとりです。

コロナの流行で自宅にいる時間が増え、はじめのうちは皆さんテレビゲームや読書、YouTubeでの動画視聴など普段の過ごし方をされていたかと思います。

しかし徐々に既存のエンタメに飽きてきて、新たな選択肢としてボードゲームに注目し始めたのではないでしょうか。

UNOや人生ゲームなどのボードゲームは有名でやったことがある方もいらっしゃいますよね。
日本で流行しているボードゲームはまだまだ少ないですが、最近ではLOFTなどのバラエティショップにボードゲームコーナーが用意されるなど、接点が増えています。

ボードゲームは世界中に数万種類も存在すると言われ、毎年新しいボードゲームが生み出されているので、飽きることなく楽しめるはずです！

友人同士でも、カップルでも、お子様とでも楽しめるのがボドゲの良さ

−−女性がボードゲームを楽しむことができるのって、どういうシーンでしょう？

どんなシーンでも使えますが、僕のオススメは自宅に友人を招いて遊ぶとき。

世間話や恋バナが尽きてきたときに、味を変える感じでボードゲームをやってほしいですね。
自宅にテレビやゲーム機がなくても、トランプと同じように手軽に楽しめます。

女性はおしゃべり好きな方が多いと思うので、喋りながら夜通しボードゲームしたら絶対楽しいですよ！
おしゃべり好きじゃなくても、じっくりやり込む系のゲームをやっていると、あっという間に夜が明けちゃいます。

−−たしかに私も、喋りながら人狼を夜通しやったことがあります（笑）友人同士だけでなくカップルでもできるのでしょうか？

もちろん、カップルで、1対1で楽しめるボードゲームもあります！

ボードゲームをやっていると、パートナーの地頭の良さや性格が出るので、人間性をよく知るのにいいかもしれません（笑）
お互いのことをより深く知ることができて、仲を深めやすいと思います。

また、お子様がいる方もボードゲームを楽しめますよ。
単純にワイワイ楽しむものもありますが、知育玩具的な感じで、頭の回転を早くする・賢くなれる脳トレ系のボードゲームも出ていて人気が高いです。

おうち以外でボードゲームを楽しむ方法も

−−かずおさんは最近、ボードゲームカフェに足を運ばれているとか。

そうなんです。

ボードゲームカフェというのは、世界中のボードゲームを楽しむことができるカフェで、手ぶらで行くことができます。
1時間500円など時間制のお店が多く、置いてあるたくさんのボードゲームを自由に遊べるお店です。

初心者の方でも店員さんがルールを教えてくれたり、少人数で行ったときに複数人のパーティゲームを一緒に遊んでくれたりと、めちゃくちゃ親切なので気軽に行けますよ。

ボードゲーム“カフェ”なので、ドリンクバーがついてるお店やフードの提供があるお店もあります。
飲み会後の二次会など、ちょっと変わったところに行きたいときにもいいかもしれません！

ジャンル別！女性にオススメのボードゲーム6選

−−「ボードゲームをやってみた」という女性におすすめのボードゲームを教えてください。

本当はたくさんお伝えしたいのですが……（笑）
今回は、女子会向け・カップル向け・お子様がいる方向けの3ジャンルに分けて、合計6つのボードゲームをご紹介しますね。

《女子会向けのオススメボードゲーム》

『ドクターエウレカ』は、試験管を使ってカラフルな球体を並び替えるゲーム。
お題カードのイラスト通りに素早く球体の組み合わせた人が勝ちです。

試験管を動かして遊ぶ仕掛けが可愛く、実験しているかのような世界観で遊ぶことができます。
スピードを競うボードゲームなので、かなり盛り上がります！

『はぁって言うゲーム』は、各プレイヤーがお題カードに示された1つのワードを8種類の異なったシチュエーションで演じるゲームです。

自分が8種類のうちどのシチュエーションを演じたかを他のプレイヤーに当て合います。
演じる恥ずかしさがありますが、思い切って演技をすると盛り上がれるパーティゲームです。

《カップル向けのオススメボードゲーム》

『スプレンダー（宝石の煌き）』は、宝石を手に入れながらポイントが書かれたカードと交換し、効率よくポイントを集めるお買い物ゲームです。
必要なものだけを買って、相手よりも早く資産を増やします。

もくもくとやり続けられるので、気づいたら長時間立ってるなんてことも。

ルールはそこまで複雑ではありませんが、結構頭を使って夜通しじっくりできますし、2人でも十分楽しめるゲームです。

『パッチワーク』は、パズルとスゴロクとお金稼ぎを合わせたようなゲームです。

9×9マスのボード上に、パッチワークキルトを空きコマなくつなぎ合わせなければなりません。
時間・ボタン（お金）・適切な布地（形）を上手くやりくりするし、相手よりも素敵なパッチワークキルトを作り上げることで勝利できます。

運だけでは勝てないようなやり込み要素が満載で、ボードゲームの経験値が結構試されるゲームです。
見た目も可愛いので、遊ぶときはデザインにも注目してみてください！

《お子様がいる方向けのオススメボードゲーム》

『アルゴ』は、ひらめきと論理で頭が良くなるゲームとして販売されており、脳トレになるゲームです。

黒と白の0~11までのカードを伏せて並べ、自分の持ち札と山札の情報から相手の数字を当てていきます。
ルール自体は簡単ですが、推理しながら大人でも子供でも楽しめる作品です。

『ナンジャモンジャ』は、記憶力とキャラクターにつける名前のネーミングセンスが問われるゲームです。

山札からカードをめくり、出たキャラクターに好きな名前を付けます。
次に同じキャラクターが出たときに誰よりも早く名前を叫ぶことで、名前を当てたカードをポイントとして貰え、一番カードを多く手に入れたプレイヤーが勝ちです。

ナンジャモンジャはミドリverとシロverの2種類展開されており、両方合わせると最大12人で遊べます。
パーティゲームとして盛り上がるゲーム！
また、カードのキャラクターの種類が12匹と多く、イラストもカラフルでかわいいのでお子様が喜んでくれそうです。

かずおさんお気に入りのボードゲーム

−−最後に、ボードゲームマニアのかずおさんイチオシのゲームを教えていただきたいです！

まだまだマニアと呼んでいただくには程遠いですが、2つ紹介させていただきます！

『ガイスター』は、心理戦が楽しめるチェスのような二人用ゲームです。

このゲームの世界には、いいおばけ（青）と悪いおばけ（赤）がいて、相手が持っているおばけコマは、一見どちらのおばけか分からないようになっています。

相手のいいおばけ（青）を全部取ると勝ちで、悪いおばけ（赤）を全部取ると負け。
もしくは、自分のいいおばけ（青）をボードから出せば勝ちです。

相手の戦法を呼んでコマの動かし方を考えるので、ルールはシンプルですが高度な心理戦が楽しいゲームになっています。

『インカの黄金』は一言でいうとチキンレース！

プレイヤーは毎ターン「これまでに獲得したお宝を持ってキャンプに戻る」か「探検を続けてさらにたくさんお宝を手に入れるか」を選択します。
ただし、洞窟を進むと怪物に襲われる可能性があり、襲われてしまうとお宝をゲットできなくなります。

どの時点で引き返すのか、リスクを承知で宝をさらに手に入れるのか、相手プレイヤーの動きを予想しながら選択するゲームです。
度胸とヨミで相手よりも多くの財宝を持ち帰れば勝ち。

欲深さが垣間見えたり、ビビりかどうかや安定指向orギャンブラーかが分かったりと、性格がわかるゲームなのが面白い！

このボードゲームでは、自分の選択肢が「進むor戻る」のシンプルなゲームなので、飲みながらや喋りながら、何かと並行してやるのにちょうどいいゲームです。

ボードゲームで充実した時間の過ごし方を♪

−−ボードゲームの魅力やオススメのボードゲームを教えていただいて、私も早速やってみたくなりました！

一度何かやっていただくと、どんどん他のボードゲームも知りたくなると思います！

ボードゲームは、日本ではまだ海外ほど普及していないので、やったことがない方も多いかもしれません。
また、ボードゲームは外国発信のゲームが多く、箱・パッケージを見るみるだけではゲームの内容がイメージしづらいため、購入に至らないことが多いのではないでしょうか。

そんなときはぜひ、僕のInstagramを参考に探してみてください！

コロナ禍で自宅で過ごす時間も増えた中、自宅でできる遊びがなくなってきたときに丁度いい暇つぶしになるので、まずは今回ご紹介したものをきっかけに遊んでみてくださいね。