革財布は使えば使うほど味が出ます。色や艶が時とともに変化するのを、使いながら楽しめるのが醍醐味です。この記事では、お気に入りの財布を永く愛用するために、正しいお手入れ方法や使用するアイテムを解説。さらに水に濡れてしまった時やカビやシミへの対処法、お手入れの際に注意したいことも紹介します。

革財布の手入れが必要な理由・メリット

画像: 革財布の手入れが必要な理由・メリット

お気に入りの革財布をきれいな状態で使い続けるためには、定期的なお手入れが必要です。お手入れをすると、使用し続けることで起こる劣化を予防できます。まずは、お手入れをするメリットを紹介します。

お手入れで革財布がきれいな状態を維持できる

画像: お手入れで革財布がきれいな状態を維持できる

お手入れをすると、革の美しい光沢や艶を出すことができます。また、お手入れは乾燥の予防にもなります。乾燥すると艶がなくなる、ひびが入りやすくなる原因になるため定期的に保湿をしましょう。保湿をすると革がやわらかくなるため、手になじみやすくなったり、表面を保護してくれたり、傷つくことを防いできれいな状態を保つことができます。

日常の傷や擦れ、ダメージで起こる劣化を防げる

画像: 日常の傷や擦れ、ダメージで起こる劣化を防げる

日常的に使用していると、誤って革にダメージを与えてしまうときもあります。その都度ケアをしないと、劣化につながります。水濡れはシミやカビになったり、擦れは型崩れなったり、乾燥はひび割れを起こしたりする原因に。革財布の艶や美しさが失われ、劣化するスピードも早くなるため、永く使用するなら定期的な手入れがおすすめです。

革に味が出て変化を楽しめる

画像: 革に味が出て変化を楽しめる

革は使っていくことで、味が出てきます。その変化も、革を楽しむポイントのひとつです。また、革の変化を楽しむなら、ヌメ革がおすすめです。ヌメ革は植物性のタンニン「ベジタブルタンニン」を使用して、なめされた革のこと。ヌメ革は革の中でも水に弱く雨でのシミやカビになりやすいものの、お手入れすることで出る変化や味わいを楽しめますよ。

革財布をお手入れするタイミング

画像: 革財布をお手入れするタイミング

しかし、革財布のお手入れは頻繁にすれば良いというものではありません。適切なタイミングでお手入れするのが鍵です。次は、革財布をお手入れをするタイミングを紹介します。

お手入れは月に1~2回

革財布を乾拭きすると、艶がでてきれいになるため、定期的に行いましょう。道具を使ったお手入れは、月に1回でOKです。使ってみて長財布の艶感がすぐに失われるようなら、2回に増やしてみてください。

水濡れをしてしまったら急いでケアを

革は水に弱い素材です。水滴がついたままにしておくと、色素沈着し、シミになってしまったり、濡れた部分が変形してしまったりします。革財布が濡れたら、すぐに水滴をふき取って自然乾燥させ、防水スプレーをしましょう。

革財布のお手入れに必要なケアアイテム

画像: 革財布のお手入れに必要なケアアイテム

次に、革財布のお手入れに必要なアイテムを紹介します。必要最低限なケアアイテムをはじめ、自分に合ったプラスアルファのケアアイテムをそろえて、定期的にお手入れをしてみてください。

最低限必要なアイテム

画像: 最低限必要なアイテム

日常的に埃をとったり、乾拭きをしたりするのに必要なアイテムは「革用ケアクリーム」です。ケアクリームは、缶に入ったオイルではなく、デリケートクリームを選ぶのがおすすめ。また「馬毛ブラシ」は、埃とりからクリーム塗布、仕上げに使います。小回りの効く、小さめサイズを選ぶと良いでしょう。拭く用のクロスは専用のものが一番望ましいですが、ない場合はやわらかい綿の布で代用可能です。

持っていると便利なアイテム

画像: 持っていると便利なアイテム

持っていると便利なのが「汚れ落とし専用リムーバー」。汚れの上からクリームで保湿すると、汚れが革に染み込んでしまいます。そのため、リムーバーを使ってすぐに汚れを落とすと、きれいな状態を維持できます。また、革は水に弱いので「防水スプレー」も用意するのがおすすめです。また、「ファスナー専用潤滑剤」があると、ファスナー部分のお手入れができます。ファスナーの滑りが悪くなると、布部分であるファスナーテープに負担がかかり、財布そのものが壊れやすくなるため、お手入れをしておくと良いでしょう。

革財布のお手入れの順番

画像: 革財布のお手入れの順番

必要なアイテムが揃ったら、実際に革財布をお手入れしてみましょう。ここでは、お手入れの手順を紹介します。

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