買い物や子供の送り迎えなど、子育てをする中で車が役立つ場面は多いものです。限られた時間を有効に使うためにも、気軽に乗れる車がほしいと考えている主婦にとって、頭金もかからず月々定額の使用料を支払うだけで車に乗れるカーリースはとても魅力的なサービスなのではないでしょうか。
ここでは、カーリースが主婦におすすめの理由や審査のポイントなどをご紹介します。

主婦でもカーリースの契約はできる?

カーリースとは、定額制でリース会社が所有する車を長期間借りるサービスで、“車のサブスクリプションサービス”としても知られています。

ただ、カーリースを利用するには、各リース会社が定める審査を通過しなくてはなりません。カーリースの審査はクレジットカードなどと同じく、収入や信用情報などを基に行われます。そのため、安定した収入のない主婦には利用できないと思っている方もいるでしょう。

しかし、審査条件を満たせるように対策を行うことで、通過の可能性を上げられる場合があります。

審査基準はリース会社によって異なりますが、主婦がカーリース契約をするためにできる対策には、おもに以下のようなものがあります。

連帯保証人をつける

カーリースでは、主婦に限らず、収入がない場合には安定した収入がある保証人を立てることが求められます。なお、保証人は家族や親族に依頼するのが一般的です。

カーリース会社の中には、保証人不要で利用できるところもありますが、その分、月々の利用料金が割高な場合もあるので、条件をよく見比べた上で選びましょう。

車種を決める前に審査を受けてみる

カーリースは銀行のカーローンのような仮審査はありませんが、車種を決める前に審査が受けられるカーリース会社はあります。そのような審査では、審査通過後に利用できる車種を紹介してもらえるので、落ちる心配をすることなく車選びが行えます。

審査を申し込む際は、月額料金が一番安い車種を選ぶのがポイントです。

カーリースが主婦におすすめの3つの理由

画像: カーリースが主婦におすすめの3つの理由

主婦がカーリースで車を手にしたらどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、カーリースが主婦におすすめの3つの理由をご紹介します。

理由1. 定額制だから家計管理が簡単

カーリースの大きなメリットのひとつに家計管理のしやすさがあります。

カーリースでは自動車税(種別割)や自動車重量税、自賠責保険料などの諸経費が月額料金に含まれているので、初期費用がかかりません。そのため、まとまった資金を用意しなくても、車に乗り始めることができます。

また、維持する上でも、毎年の税金や車検時の法定費用といった大きな出費がなくなるので、まとまった資金を用意する必要もありません。

契約期間中の支払いは維持費を含めてずっと定額で、車にかかる費用がわかりやすいのは、主婦にとってメリットといえるのではないでしょうか。

理由2. 車の維持や管理がしやすい

車を維持するためには点検や車検、整備、消耗品の交換などのメンテナンスが欠かせません。忙しい主婦にとって、家事をしながら車のメンテナンスまで行うのは大変です。

しかし、多くのカーリースには、これらの費用をカバーできるメンテナンスプランが用意されています。メンテナンスプランを活用すれば、急な出費の心配がなくなり、管理や維持の手間も省くことができます。

理由3. 乗り換えがしやすい

子供の人数や成長に合わせて、必要な車のサイズも変わってきます。
カーリースはあらかじめ契約期間を決めて、契約満了時にはカーリース会社へ車を返却するだけなので、車が必要な期間に合わせて契約することができる上、売却や廃車の手続きなども不要で、乗り換えがしやすいというメリットがあります。

子供が大きくなると学費が必要。カーリースなら大きな出費がないのが事前にわかって安心です

画像: Oさん(30代)東京都在住 スズキ「ハスラー」を9年契約

Oさん(30代)東京都在住 スズキ「ハスラー」を9年契約

主人に車の購入を相談したときにカーリースをすすめられたんです。
とにかく時間がないから手間がかかることは省略したかったので、カーリースを知っていいなと思いました。
中でも「おトクにマイカー定額カルモくん」は、家計管理や手続きが簡単そうだったので決めました。わからないことは、すぐにサポートセンターの方が答えてくれたので、手間取ることはなかったですね。

幼稚園や習い事の送り迎えも、以前は雨の日は自転車にレインカバーをかけて移動していたのですが、カーリースを利用してみて本当に生活がラクになりました!
これから子供が大きくなると学費なども必要になるので、毎月の費用が定額で、車検や納税などで大きなお金の移動がないことが前からわかっているのも安心です。

主婦がカーリースの審査で気をつけたいこと

画像: 主婦がカーリースの審査で気をつけたいこと

主婦などの安定した収入がない方がカーリース審査に通るためには、いくつか覚えておきたいポイントがあります。
主婦が審査を受ける際に気をつけたいことを見ていきましょう。

年収や雇用形態

カーリースの審査では申込者の収入と支出のバランスをチェックされます。そのため一定以上の安定した収入があることが条件となります。

雇用形態に関しては、正規雇用であれば安定した収入があるとみなされますが、契約社員や派遣社員、フリーランスの方は収入が不安定であるため、審査では正社員より不利になります。特に主婦の方は無収入のケースも多いため、審査に通りにくいでしょう。

収入のない主婦の場合は、家族や親戚に連帯保証人になってもらうことも検討しておきましょう。

借入れや債務整理歴、税金の滞納など

カーリースの審査では、収入だけでなく、支払い能力や信用度を判断するために、CICやJICCといった信用情報機関の情報もチェックされます。信用情報には、借入額や返済履歴、自己破産などに関する情報が記載されており、審査の際に申告をしなくても、カーリース会社は参照することができます。

自己破産などの事故情報がある場合には審査が通りにくくなるので、情報が消えるのを待ってからカーリースに申し込みましょう。

クレジットカードや携帯料金の支払い、納税などは、うっかり忘れることも多く、知らないうちに延滞となっていることもあります。延滞をそのままにしておくと審査で不利になってしまうので、カーリースを申し込む前に必ず解消しておきましょう。
なお、自身の信用情報は、CICやJICCなどの信用情報で開示請求することができます。

信用情報について詳しくはこちら の記事も参照しましょう

主婦におすすめの車3選

ホンダ「N-BOX」

画像: ホンダ「N-BOX」

ホンダ「N-BOX」は車内空間が広く、ファミリーカーとしても最適な人気のスーパーハイトワゴンです。丸目のフルLEDヘッドライトはとても愛らしく、主婦の方にも好評です。
内装のシートには、滑らかな肌触りで体を包み込んでくれるトリコット素材を使用。子供とちょっと近所までお出掛けするときも、家族で遠出するときも疲れない設計になっています。

スズキ「ソリオ」

画像: スズキ「ソリオ」

スズキ「ソリオ」は、普通車でありながら軽自動車のように小回りが利く操作性など、主婦を中心に人気を集めているコンパクトトールワゴンです。小柄な見た目に反して車内は広く、座席の移動も楽に行えます。さらに、大きく開くスライドドアで、子供連れのお出かけにもぴったりです。

トヨタ「シエンタ」

画像: トヨタ「シエンタ」

トヨタ「シエンタ」は、個性的な車がほしい方にぴったりの1台です。トヨタのハイブリットミニバンの中でもコンパクトなサイズとなっているので、広々とした車内空間はゆずれないものの、子供の送り迎えで狭い道を通ることの多い方にもおすすめです。

家計管理が簡単なカーリースは主婦にぴったり!

月々定額制で車に乗れるカーリースは、手間もかからないということもあり、忙しい主婦にはぴったりの利用方法といえるのではないでしょうか。

カーリースでは、走行距離の上限が設定されていたり、契約満了時に原状回復費用が必要だったりといった点がデメリットとしてあげられますが、定額カルモくんなら、そうした心配なく、家族でカーライフを楽しめるでしょう。

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