車を買い替える際、ディーラーの利用を選択する方は多いです。ディーラーはメーカーと特約店契約を結んでいるため、安心感を得られるということが最たる理由と思われます。
しかし、ディーラーで車の買い替え時に気を付けたいこともあるので、ご紹介します。また、他メーカーの車への買い替えはどうしたらいいのかなどの疑問にも答えながら、費用が気になる方におすすめの乗り換え方法もご紹介します。

ディーラーで車を買い替える際の流れと注意点

車を買い替える場合、まず今乗っている車をどうするか考えなければなりません。ディーラーの下取りを利用して車を買い替えたい場合には、どのような手順を踏んで、何に注意したらいいでしょうか。

今の車が売却できる状態かどうかを確認

買い替えたいと思っても今乗っている車がディーラーに下取りに出せる状態でなかった場合、計画は頓挫してしまいます。まず確認したいのは、自動車税を滞納していないか、自動車税納税証明書はあるか、自動車ローンは完済しているか、の3点です。

自動車税を滞納している、自動車税納税証明書がないといった場合は、名義変更ができないため下取りに出すことはできません。自治体の事務所に連絡の上、指示を仰ぎましょう。また、自動車ローンが残っていて名義がディーラーや金融機関になっている場合も、ローンを完済して自身の名義にする必要があります。

今の車の相場をチェックする

今乗っている車が下取りに出せる状態だとわかったら、次にその車の価値を調べましょう。下取り相場や買取相場はインターネットで簡単に調べられます。おおよその価値を知っておけば、買い替える車の予算も決めやすくなる上、ディーラーで提示された下取り価格との比較もできます。

ただし、下取りの場合は、中古車販売店などの買取りよりも査定額は低くなるのが一般的です。ディーラーでの下取りを希望する場合、買取相場は参考程度に考えておいたほうがいいでしょう。

買い替えたい車を決めて値引き交渉をする

どの車に買い替えるかを決めたら、ディーラーに足を運んで下取りの交渉へと進みましょう。下取り価格を上げられれば、実質的な値引きにつながります。

想定していた下取り価格より安い金額を提示されたときは、調べておいた下取り相場を基に交渉する
のも有効な手段といえるでしょう。ディーラーは新車の販売がおもな目的ですので、下取り価格を少しでも高くつけて新車の購入に結び付けたいと考えます。

交渉が成立したら代金を支払う

下取り価格に納得し交渉が成立したら、新車購入契約と下取り契約を交わします。なお、支払方法にローンを予定している場合には別途手続きが必要です。新車の価格から下取り価格を差し引いた代金と初期費用を取り決めた方法で支払います。

このように、車の買い替え先にディーラーを選べば、古い車の売却から次の車の契約まで1つの店舗で行えるため手間が省けて便利です。

ひとつ注意しておきたい点は、買い替えには車両本体価格以外に、税金や自賠責保険料など車両価格の1~2割程度の初期費用がかかるということです。加えてローンを利用する場合、頭金を用意しなければならないケースもあるので、注意しましょう。

ディーラーでは中古車への買い替えもできる?

一般的な認識として、ディーラーは新車を買うお店というイメージがありますが、中古車を買うこともできます。ディーラーが下取りした自社の車や、試乗車、展示車などです。ディーラーで扱う中古車は、走行距離が少なめで高品質な車が多いですが、その分、価格は高くなります。

ディーラーで中古車を買う場合のメリット・デメリットと併せて、中古車を安く買える時期にも目を向けて見ていきましょう。

ディーラーで中古車を買うメリットとは

ディーラーはメーカーと特約店契約を結んでいるため、中古車でも保証内容が充実しているというメリットがあります。修理や点検の技術においても安定性があり前のオーナーを把握した中古車がそろうという点でも安心感が得られます

さらにディーラーでは、第三者機関によるきびしい検査基準をクリアしてきた認定中古車も扱っています。認定中古車は、点検のみならず消耗部品の交換なども行われ、内外装もきれいに整えられているのが一般的です。こういった良質な中古車に出会えるのはディーラーならではといえるでしょう。

ディーラーで中古車を買うデメリットとは

ディーラーで扱う中古車は自社の車が中心となるため、選択できるメーカーが限定されている
こと、価格が高めということは、デメリットとして挙げられるでしょう。

中古車が安く買える時期とは

ディーラーに並ぶ中古車は価格が高めですが、それでも時期によってはお得に買える場合もあります。
1~3月、9~10月は、新生活のスタートや企業の決算期、またボーナス時期などと重なるため、車の需要が高まる時期といえます。この時期はディーラーの書き入れ時であり、売上目標達成のためにセールを開催したり、値下げ交渉にも応じてくれたりする傾向があります。

中古車を少しでも安く買いたいと思ったら、こういったタイミングに合わせて前もって計画を立てておくことが大切です。

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ディーラーで他メーカーの車は下取り可能?

利用したいディーラーが決まっていても、下取りに出す車が他社の車であるケースもあります。そんな場合、下取りはしてもらえるのでしょうか。

他メーカーの車でも下取りしてくれる

ディーラーは自社の車でなくても下取りをしてくれます。ディーラーのおもな目的は新車を販売することですが、その条件として下取りを提案しているのです。ディーラーとしては新しい顧客を獲得するチャンスですので、別のメーカーの車でも問題はありません。

ただし、まれに対応できないディーラーもありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

他社の車は下取り査定額が低くなる?

他社の車でも下取りをしてくれますが、下取り査定額が低くなりやすいという傾向があります。自社の車であれば査定から再販までのノウハウが備わっていますが、他社の車であるとそうはいきません。そのため査定価格が下がる傾向にあります。

ちなみに、ディーラーで買い取られた他メーカーの車は、オートオークションに売りに出されるのが一般的です。オートオークションとは会員制の中古車専門卸売市場のことです。他社の車の下取りはこのようなしくみによって可能になっているのです。

車を買い替えたら自動車保険の手続きも忘れずに!

車の保険には自賠責保険と任意保険(自動車保険)の2種類があります。車を購入すると必ず加入しなければならない自賠責保険は、買い替えで車が変わると契約を引き継ぐことができません。したがって、買い替えた場合は新たに加入することになります。

一方の任意保険のほうは、買い替えで車が変わった場合、「車両入替」という手続きを行って、新しい車に保険の補償を移行できます。この手続きを忘れてしまうと、新しい車で事故を起こしてしまったときに補償を受けられません。なお、車両入替の手続きを行うことで保険の等級も引き継がれます。

ディーラーでの車の買い替えよりもお得な乗り換え方法とは?

ディーラーでの買い替えは安心感がありますが、下取り価格が買取相場より低いケースが多く、次の車の購入資金とるすには足りないと感じてしまうこともあります。さらに、初期費用や頭金など、ある程度まとまった資金が必要です。

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※この記事は2021年12月時点の情報で制作しています

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