いわて北三陸に位置する岩手県久慈市。2013年放送のNHK連続テレビ小説ドラマ「あまちゃん」のロケ地として有名ですが、昨年再放送され人気が再燃。先日開催された第14回「ロケーションジャパン大賞」(主催:ロケーションジャパン編集部)にて特別奨励賞を受賞しました。ロケ地はもちろん、「久慈琥珀博物館」、「小久慈焼」、「久慈地下水族科学館もぐらんぴあ」、「新山根温泉べっぴんの宿」など、久慈市の観光・お出かけにぴったりなスポットやおすすめグルメをご紹介します。

観光案内所と図書館がひとつになった複合施設【情報交流センターYOMUNOSU】

画像: 観光案内所と図書館がひとつになった複合施設【情報交流センターYOMUNOSU】

この町に暮らす皆さんはもちろん、観光やビジネスで久慈を訪れた人たちが集い、交流する知をつなぐ、人を結ぶ、情報ステーション。人、情報、地域、知識を結び、未来へとつなげていく、久慈の新たな活動・交流拠点となることを目指しています。

久慈を知る、「あまちゃん」の世界を楽しむ」

画像: 主人公を演じたのんさんが書いたアートも飾られています。

主人公を演じたのんさんが書いたアートも飾られています。

羽織るだけであまちゃんになれる衣装もあります。

画像: 久慈を知る、「あまちゃん」の世界を楽しむ」

ジオラマなどあまちゃんファンにはたまらない!

地産地消カフェ 「StAND hibiki」

画像1: 地産地消カフェ 「StAND hibiki」

1階の観光交流センターに併設。浮き玉の照明、波打ち際をイメージしたフロアなど、海のまち・久慈をイメージした店内

画像2: 地産地消カフェ 「StAND hibiki」

2階、3階が図書館です。

出演者たちが通ったレトロな”喫茶モカ”

画像1: 出演者たちが通ったレトロな”喫茶モカ”

久慈駅から徒歩数分にある【喫茶 モカ】「あまちゃん」に登場する「喫茶リアス」のモデルになったお店として知られています。

画像2: 出演者たちが通ったレトロな”喫茶モカ”

出演者が気に入って、撮影中に何度も足を運んだお店とのこと。

名物の”たまごサンド”を差し入れいただき、帰りの新幹線でいただきました。自家製ソースとふわふわたまご、どこか懐かしいのだけれど、はじめての味で、人気なのも納得のおいしさでした。

リアス海岸をのんびり眺める三陸鉄道

岩手県の海岸沿いを走る「三陸鉄道」は、海の絶景を眺められるとあって人気の路線です。今回は久慈駅~譜代駅まで約40分の移動で乗車しました。久慈駅の看板の文字にも琥珀が埋め込まれています。

あまちゃん列車ではなかったけれど、1両編成でかわいらしい列車。

見どころなどアナウンスが入ったり、一度止まって写真撮影の時間までとってくれたりとサービス満点。あっという間に普代駅に到着しました。

画像: リアス海岸をのんびり眺める三陸鉄道

北限の民窯ともいわれる小久慈焼

画像: 北限の民窯ともいわれる小久慈焼

地元で採れる粘土と釉薬を使い、岩手県久慈市で200年も以前より日用の器として作られ、親しまれてきた北限の民窯ともいわれる【小久慈焼】 時代が変わった今も、採取した土を砕いて粘土を作り地元の材料を使った釉薬を使い、素朴な器を作り続けています。

窯元の直売所では製品を購入できます。やさしい色合いのものが多く、和洋どちらのインテリアにも合う素朴なデザインのものが多く取り揃えてありました。

登り窯もみることができます。

画像: kokujiyaki.com
kokujiyaki.com

自分だけのマグカップやお皿を作れる陶芸体験(手びねり、ろくろ)の体験も受け付けてます。

あまさんに会える!久慈地下水族科学館もぐらんぴあ

画像1: あまさんに会える!久慈地下水族科学館もぐらんぴあ

久慈市にある「久慈地下水族科学館もぐらんぴあ」は、日本初の地下水族館として誕生しましたが、2011年の東日本大震災の津波で全壊してしまいました。再開に向けて全国から支援が集まり、2016年4月に再オープン。久慈の海を凝縮した展示では、豊かな三陸の海の生物たちの輝く命にくわえ、その海で息づいてきた久慈の人々の英知を「南部もぐり」と「北限の海女」を通して紹介しています。管理棟の企画展示室には震災時から復興に協力した「さかなクン」の展示コーナーもあります。ヘルメット式潜水器による「南部もぐり」と「北限の海女」の潜水作業を水中で見られるのは、世界で唯一もぐらんぴあ水族館だけ。海とともに暮らしてきた三陸の海人の華麗な技術をご覧下さい。

画像2: あまさんに会える!久慈地下水族科学館もぐらんぴあ

石油文化ホール

日本初の地下水族科学館「もぐらんぴあ」に併設された石油備蓄に関連する展示施設「石油文化ホール」あれ?水族館にきたはずなんだけれど、、、入り口すぐにあるこちらでは、石油の現状や石油の資源となっている太古の自然環境についてなど、石油に関する情報を幅広く学べる施設。「もぐらんぴあ」は、国家石油備蓄基地の作業坑を活用した地下水族館施設なので、石油と深い関わりがある施設なんです。

画像1: 石油文化ホール

この後、この水槽にあの方がお目見えします。

海女さんが降りてきました。ホワイトボードを使ってお話ししたり、本当の海さながら、雲丹収穫の様子などが楽しめます。

東日本大震災のなか奇跡的に生き延びたアオウミガメの「かめ吉」も元気に泳いでいます。

画像2: 石油文化ホール

くらげもたくさんの種類がいました。いつまでも眺めていられるぐらいゆったり動くくらげの姿に癒やされました。

ヒトデなど実際に触れるコーナー

ガラルファ体験。(手/足それぞれ体験可能です)。この日は手だけ。こそばがゆくてちょっと怖い。角質を食べてくれたからかとんでもないぐらい手がつるつる。全身、いや顔をつけたい!なんてみんなで盛り上がりました。

ハコフグのかわいいこと! あどけない表情に目が奪われ、ファンになっちゃった。東日本大震災でかめ吉以外の魚が全部海に流されてしまい、さかなクンが育てていた魚たちを寄付してくれて今の形になったのだそう。

画像3: 石油文化ホール

さかなクン、素晴らしい活動をいろいろされています。

画像4: 石油文化ホール

大人でもはしゃいでしまうほど楽しいコンテンツがもりだくさんでした。

1泊2日の久慈の旅。はじめての久慈市訪問でしたが、温かい久慈の方々のお人柄に触れて、寒いのも感じないほど楽しく過ごせました。東京~八戸まで新幹線、レンタカーなどあると便利です。あまちゃんを観たことがある方もない方も、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

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