東京湾から印旛沼までの約30キロにわたり、ゆるやかに流れる花見川と新川。海と里山の生活文化を川が繋ぐ。それが《千葉うみさとライン》です。
画像1: 【取材レポ】春の花と水辺を楽しもう♡ちばの、ちかばの、あそびば《千葉うみさとライン》〜後編〜

▼先日公開させていただきました前編につづき、

今日は後編となります。

佐倉武家屋敷&ひよどり坂

●佐倉武家屋敷

画像1: ●佐倉武家屋敷
画像2: ●佐倉武家屋敷

佐倉の武家屋敷群は関東最大級と言われています。

画像3: ●佐倉武家屋敷

かつて佐倉藩士が暮らしていた江戸時代後期の武家屋敷3棟「旧河原家住宅(千葉県指定文化財)」、「旧但馬家住宅(佐倉市指定文化財)」、「旧武居家住宅」を復元した「佐倉武家屋敷」。

佐倉城のあったこの町には、江戸時代には多くの武家屋敷が立ち並んでいたのだそうです。

廃藩置県以降は、城跡に陸軍の兵営が設置され、武家屋敷はそのまま軍人屋敷として転用されました。

公開されている3棟は、それぞれ家格が異なると推測されています。当時の規律や暮らしぶりを垣間見ることができます。

画像: 佐倉藩を支えた武士の家 武家屋敷Samurai Houses(2019/6/12)佐倉市 youtu.be

佐倉藩を支えた武士の家 武家屋敷Samurai Houses(2019/6/12)佐倉市

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画像4: ●佐倉武家屋敷

武家屋敷通りから、ひよどり坂へ向かいます。

●ひよどり坂

画像1: ●ひよどり坂
画像2: ●ひよどり坂

武家屋敷通りに隣接した古径(こみち)で、お侍がお城に登る際にこの道を使ったと言われており、「サムライの古径」と呼ばれています。

画像3: ●ひよどり坂

江戸時代からほとんど変わらない美しい竹林に囲まれた道。歩みを進めていくと‥

画像4: ●ひよどり坂

緩やかにカーブする坂道で、坂の途中には縁台があり、江戸時代の雰囲気に浸りながら休憩することができます。最近では京都の嵐山のような風情があると、映えスポットとして注目されているのだそうです。四ツ目垣、御簾垣、鉄砲垣などが配置されています。天候や季節によっても見え方が異なるとのこと。侍が出てきそう!まさにそんな雰囲気なんですよ。

画像: サムライの古径 ひよどり坂(2019/6/12)佐倉市 youtu.be

サムライの古径 ひよどり坂(2019/6/12)佐倉市

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花見川団地(花見川団地商店街)

●MUJI × UR団地リノベーションプロジェクト

画像: ●MUJI × UR団地リノベーションプロジェクト

千葉市6区の中で最大の住戸数を誇るビッグタウン「花見川団地」。

現在、千葉市・都市再生機構(UR)・無印良品ブランドで知られる「良品計画」が協働実施する「MUJI × UR団地リノベーションプロジェクト」が実施されています。集合住宅のリフォームだけでなく、

団地内の商店街や広場の改修(床面サイン、ストリートファニチャー、植栽)まで一体的に行っており、若者を呼び込む新たな団地の形となっています。

▼実際に花見川団地内でリノベーションされた、MUJI×UR Plan+S(一例)の間取りはこちら

MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトが手掛けたのは、かつて3DKだった53〜56㎡のお部屋です。(MUJI×UR plan11/MUJI×UR plan+S)

コンセプトは「ふすまで間取りの変化を楽しむ」。軽量なダンボールふすまを間仕切りに使用したことで、一人でも軽々持ち運ぶことができ、シチュエーションに応じて間取りを自由に変えることができるのだそう。

また、押入れの一部を通路にし、陽の光と風が部屋中をくぐりぬける心地よい空間を生み出したり、キッチンのそばに小天井を設け、利便性の高い収納動線をつくり出したり、とさまざまこだわりが‥!!押入収納の充実さと、長押の使い方でこんなにも変わるのか!と驚きました。

●花団もりあげ隊

画像1: ●花団もりあげ隊

「花団もりあげ隊」は、団地の住民の数が減少する中で、団地に盛り上げようと結成された青年団です。

これまでの高齢者用「休憩所」をDIYし、子どもたちも集まれるように駄菓子屋を併設した「お休み処えがお」を作ったり、

画像2: ●花団もりあげ隊
画像3: ●花団もりあげ隊

花見川団地のロゴが入ったユニークなグッズを販売されている「ミトーリ工房」を作ったり‥!と、若い力やアイデアを活用した、団地の魅力づくりに挑戦されていらっしゃいます。

毎月第二土曜日は、花見川団地商店街・円形広場・中央公園が会場となり、さまざまな体験ができる「花見川団地マルシェ」が開催されています。「花団もりあげ隊」のメンバーもマルシェの企画を行なっているのだそうですよ。

▼過去のマルシェの様子はこちら

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花島公園(お花見広場)

画像1: 花島公園(お花見広場)

千葉市北西部、花見川区のほぼ中央に位置し、水辺と緑、四季折々の花々の魅力あふれる「花島公園」。

画像2: 花島公園(お花見広場)

花見川区をほぼ縦に流れる「花見川」の自然を身近にふれ合えるように、「花見川サイクリングコース」や「野鳥観察案内」などが配置され、市内でも数少ない河川沿いの良好な自然環境に親しめる場となっています。

画像3: 花島公園(お花見広場)

「お花見広場」は、花見川沿いに約400mの花畑と約120本の桜並木が広がっています。春のハナナ、秋のコスモス‥市内の花スポットです。

稲毛海浜公園

画像: ホワイトサンドに覆われた美しいビーチ

ホワイトサンドに覆われた美しいビーチ

「稲毛海浜公園」は、海浜ニュータウンの前面、東京湾沿岸に位置する長さ約3km、面積約83haの総合公園です。

画像1: 稲毛海浜公園

園内には我が国初の人工海浜「いなげの浜」や千葉市花の美術館、プール、運動施設、ヨットハーバーなどがあり、四季を通じて楽しむことができます。天気の良い日には富士山が見えるスポットとしても知られています。

画像2: 稲毛海浜公園
画像3: 稲毛海浜公園
画像4: 稲毛海浜公園

夕方になると、全長約90m、幅10mのピア(桟橋)からサンセットをダイナミックに海の上から楽しむことができるんですよ。

画像5: 稲毛海浜公園

ピアの先端には、カフェラウンジも備え、購入した飲食物をいただける素敵な空間も。

画像7: 稲毛海浜公園
画像8: 稲毛海浜公園

自然の豊かさをそのまま残したグランピング施設もあります。

▼「SUNSET BEACH PARK INAGE」内 small planet

エアコン、冷蔵庫、充電器(iPhone、Android対応:数量限定)、プロジェクター(数量限定)の用意があり、上質な空間でグランピング体験が可能となっています。

BBQ場を併設しており、タープや椅子、グリルや炭などBBQセットの貸し出しも。

画像9: 稲毛海浜公園
画像10: 稲毛海浜公園

宿泊者以外でも利用できるカフェも併設されており、受付横のウッドデッキカフェテラスでいただくことができます。

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全長30キロの《千葉うみさとライン》周辺エリアの春を1日でぎゅっと巡らせていただきました!今まで知らなかった“八千代市”佐倉市”“千葉市”に触れることができた1日になりました。今回はバスで巡ったわけなのですが、お伺いさせていただいたスポットの多くでレンタサイクルのサービスを提供されており、天気のいい日に風を感じながらのんびりサイクリング&地元グルメをいただく♡そんなプランもいいなぁと妄想したり‥!

今回ご紹介させていただいた以外にも、おすすめイベントにおすすめスポットがい〜っぱいあるんです♡是非下記URLからチェックしてみてくださいね。

現在は約30キロの《千葉うみさとライン》ですが、今後、川のようにみんなで市や町の垣根を越え、利根川までの55.5キロを目標とされているのだそう‥!毎日の暮らしの中にある一帯が、みんなの遊び場に。近場で、その魅力を味わえる場所がたくさんあります。是非、《千葉うみさとライン》にご注目くださいね!

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