ファッションやアート、サブカルチャーが集まる街、下北沢。多様な才能がひしめくこの街に、“ボーダレス”をテーマにした新たなビストロがオープンしました。フレンチをベースにしながらも、ジャンルにとらわれずに自由に楽しめる、オトナ女子にぴったりなお店、早速レポートします。

“ボーダレス”を楽しむ、新感覚ビストロ『meso』

訪れたのは、下北沢の駅から徒歩5分程度の場所に、5月31日にオープンしたばかりのビストロ『meso』。知らなければ通り過ぎてしまいそうなシンプルなエントランスが、ちょっと隠れ家的です♥

こちらでいただけるのは、フレンチをベースに、アジアや和のエッセンスを取り入れたモダンフュージョン料理。こう書くと小難しい気がしますが、お店が何より大切にしているのが、“ボーダレス”。お料理のジャンルだけでなく、肉食女子もシーフード男子も、さらにはヴィーガンやベジタリアンも、ワインラバーもソバーキュリアスも、みんなで同じテーブルを囲んで楽しめるお店を目指しているそう…!なんとも今どきですよね。

お店の作りも“ボーダレス”。14席のロングフラットカウンターは、全員が同じテーブルで、カウンター向こうのシェフの手さばきを眺めながら、美味しい時間を楽しめます。テーブルとキッチンの間にも境界はなく、シェフとの会話も弾むひと時。まるで自宅にシェフを招いたようなリラックス感です♡

自分だけのコースをカスタマイズ…!

そんなお店だからこそ、6600円からのディナーおまかせプランがありつつも、アラカルトで自由に注文するのもOK。野菜・肉・魚・サラダ・メイン・〆・デザートと、各カテゴリーから気になるものをチョイスして、自分好みのコース仕立ても楽しめます。

旬の食材を使ったメニューはどれもオリジナリティに富んでいて、その日のおすすめからチョイスして、グラスワイン1杯と合わせて、という気楽な使い方も歓迎だそう。今回はせっかくですので、お店のおすすめを含めたアラカルトを数品、コースのようにカスタマイズしてみました♬

画像: まずは乾杯!

まずは乾杯!

スターターに、初夏の今だからこそ食べたい「ホタテと桃とブッラティーナ」を。柔らかく大振りなホタテに、シャリっとした食感と甘い香りの桃、そしてとろけるブッラータチーズが絡みます。ゴマのペーストの優しい香りに、赤ワインビネガーもアクセント。仕上げにかけるドライ椎茸と昆布を使ったパウダーの隠し味で、どこか和の風味も。最初の一皿から、その繊細さに感動します。

ドリンクはナチュールワインを中心に、世界各国から厳選。面白いのは、グラスワインが一律880円で、ワインの銘柄によって40/60/80㎖と量の違いで提供されること。良いものをちょっとずつ飲みたい人にも嬉しいシステムですよね。もちろんノンアルコールも充実していて、中でもオーストラリアの天然由来自然派ドリンク「CAPI」のドライジンジャーエールは、お料理を邪魔しない爽やかな味わいでした◎

お魚料理からは、「バルサミコとベリーで〆たサクラマス炙り 麹フロマージュブラン」をチョイス。とっても美しいレアなサクラマスが登場です!バルサミコとベリーで浅く漬けてから軽く炙ったサクラマスを、ベリーソースと麹のフロマージュブランと共にいただきます。ほんのり甘くキャラメリゼされた表面と、中のレアな身のとろける味わいに、爽やかなフロマージュブランが絶妙です…!

メインのお肉は、シェフいちおしの「津軽産合鴨胸肉ロースト 鴨出汁でスロークック アップルマデラバルサミック」。仕入れによって異なるそうですが、この日はなんと500gのビッグサイズ!見ているだけでシズル感たっぷりです。ここはもちろん赤ワインを…おすすめを伺って、マニアックなピエモンテのナチュールワイン「ヒルバーグ・パスケロ 29.5」を合わせます♬フルボディ寄りながら口当たりは軽やか。赤身の鴨肉に火が通っていくのを待つ時間も贅沢です。

聞けばこちらのお料理、とっても手間暇がかかっていて、まずは鍋でじっくり鴨汁を取るところから。丁寧に煮出した鴨汁に、表面を焼き付けた鴨を漬け込んで低温調理することで、さらに鴨の旨味が染み出すのだそう。。。聞いているだけでワクワクします。

画像1: 自分だけのコースをカスタマイズ…!

お皿に盛られた鴨肉は、美しい!の一言。パリッと焼かれた皮目に、柔らかくてジューシーな赤身。そしてフレンチの伝統的ソースをアレンジして、長ネギや椎茸、醤油や昆布茶など和の素材をマデラワインと合わせたソースが、お肉の旨味を存分に引き立てます。鴨の脂を吸い込んだ、付け合わせの茄子とアスパラガスも最高の美味しさ。手が込んでいるからこその雑味のない味わいに、またも感動です…!

〆は「ポークライス“カルニータス”」。シェフが南米で食べた味を追求して作ったという一皿は、バスマティとジャスミン、あきたこまちの3種のお米をブレンドし、日本酒と昆布、生姜で炊き込んだライスの香りがエスニック感たっぷり!ホロホロにとろけるポークの味わいに、デュカナッツの食感も楽しく、満腹のはずがペロリです♡こちらは“二口サイズ”もあるそうで、おひとり様にも嬉しいですね。

画像2: 自分だけのコースをカスタマイズ…!

デザートはおすすめの「オリーブオイルのチーズケーキアイス」。オリーブオイルを練り込んだケーキは、お口に入れたとたん、ふわっとした香りと共に消えてなくなる新感覚デザート。ここでしかいただけない味わいに、最後の一皿まで大満足でした♥♥

画像3: 自分だけのコースをカスタマイズ…!

一挙に紹介してきましたが、季節に合わせてどんどん変わるメニューは他にも気になるものが沢山。訪れるごとに違った発見が楽しめそうです。

カウンターでのデートはもちろん、店内入り口すぐのテーブルはワンちゃん連れやベビーカーも気楽に使えるそう。どんなシーンでも受け入れてくれる、まさに“ボーダレス”な素敵なビストロでした。
これから予約が困難になってくること間違いなし!すぐにチェックして、是非訪れてみてくださいね♬

https://www.instagram.com/meso_shimokitazawa/

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