便秘に悩むという声、よく耳にします。実は便秘は単なる不快症状ではなく、様々な疾患リスクの増加や 経済的損失にもつながる重要な健康問題なのです。日本ケロッグ合同会社開催『いま知っておきたい便秘と腸活の新常識』では、3 名の専門家が登壇し、便秘や腸内環境に関する最新の知見を紹介しました。

便秘は年間122万円の経済損失をもたらす

鳥居内科クリニック院長の鳥居明医師は、最新の「便通異常症診療ガイドライン 2023 慢性便秘症」に基づき、便秘に関する新しい知見を紹介。注目すべきは、便秘がもたらす経済的影響だ。慢性便秘症患者は一般の人と比べて欠勤率が 2.3 倍、生産性の低下が 1.7 倍となり、年間約 122 万円の経済損失をもたらすことが明らかになりました。また、便秘に関する新常識として、食物繊維の「量」よりも「質」を意識することの重要性が強調され、特に「発酵性食物繊維」が注目されているのだそう。

興味深いのは「隠れ便秘」の存在。ウォシュレットの刺激で排便する習慣がある人は「隠れ便秘」の可能性が あり、注意が必要です。

便秘が及ぼす影響は深刻で、便秘は精神的、身体的な生活の質(QOL)を低下させ、糖尿病よりも精神的に辛いとされています。さらに、慢性便秘症の人は生存率が低く、心血管疾患による死亡リスクが高まり、心筋梗塞、脳梗塞、慢性腎臓病、腎不全の発症率も高くなります。対策としては、腸マッサージや便秘改善体操が効果的で、特に腸の曲がり角を念入りにマッサージすることや、体をひねる運動を行うことで腸の運動を促進できるとのこと。

発酵性食物繊維の重要性

大妻女子大学家政学部の青江誠一郎教授は、発酵性食物繊維の重要性と有用性について詳しく解説しました。 発酵性食物繊維とは、腸内の有用菌により発酵を受ける食物繊維で、発酵産物である短鎖脂肪酸が宿主に有益な作用をもたらすものを指します。発酵性食物繊維の健康効果は多岐にわたり、感染性および抗生物質による下痢の有病率と期間を減らし、炎症性腸疾患に関連する炎症および症状を軽減、結腸癌の予防効果も期待でき、ミネラルの生体利用性を高めてくれます。さらに、心血管疾患のリスク因子を下げ、満腹感と体重減少を促進し、肥満を予防する効果も!
発酵性食物繊維は、低分子水溶性食物繊維(オリゴフルクトース、イヌリンなど)、高分子水溶性食物繊維(βグルカン、ペクチンなど)、不溶性食物繊維(難消化性デンプン、アラビノキシランなど)に分類され、食品例としては、大豆、オートミール、ごぼう、ジャガイモ、全粒小麦などが挙げられました。
特に注目されたのが小麦ブランの効果です。小麦ブランは酪酸産生菌の比率を増加させ、短鎖脂肪酸の糞便濃度を上昇。また、尿毒素の産生を抑制し、筋肉を維持する効果があるのだそう。

青江教授は、小麦ブランが不溶性食物繊維としての機能だけでなく、発酵性食物繊維としての機能も持つことを強調し、その重要性を説明しました。

アスリートの腸内環境とパフォーマンス

京都府立医科大学大学院生体免疫栄養学講座の内藤裕二教授は、アスリートの運動パフォーマンスと腸内環 境の関係性について解説。アスリートにおける腸の役割として、①回復力・パフォーマンス、②タンパク質の同化・異化、③睡眠・概日リズムの 3 点が挙げられ、従来の 5 大栄養素に加え、天然由来食物繊維(ルミナコイド)や機能性食品成分(ファイトケミカル)の重要性を指摘。
急性運動負荷により酸化ストレスが生じることが示され、アスタキサンチンなどの抗酸化物質が遅発性筋損傷を予防する可能性があり、アスタキサンチンがストレス誘発性の腸機能障害を改善する可能
性も示されました。

睡眠と腸内細菌の関係にも触れ、睡眠の断片化が腸内細菌に影響を与え、睡眠の質が翌日のパフォ ーマンスに影響。炭水化物豊富な朝食が覚醒レベルを高めるため、高発酵性食物繊維を含む朝
食の重要性についても言及されました。アスリートの睡眠管理については、睡眠の質を重視する必要があり、パーソナルヘルスレコード(PHR)を活用した睡眠管理が有効。内藤教授は、アスリートのパフォーマンス向上には腸内環境の整備が重要であり、発酵性食物繊維の摂取や適切な睡眠管理が必要であることを強調しました。

ダイエットにも!腸活にオススメな「オールブラン ブランリッチ」シリーズ

3名の専門家の方が揃って”発酵性食物繊維の重要性”について述べられていて、日常的に発酵性食物繊維を摂取する有効な供給源としてケロッグ社の「オールブラン」製品が紹介されました。オールブランは、単に便秘改善だけでなく、腸内環境の改善を通じて全身の健康に寄与する可能性があり、多様な食べ方で日常に取り入れやすい製品として提案されました。

画像1: ダイエットにも!腸活にオススメな「オールブラン ブランリッチ」シリーズ

「オールブラン」は、1915年に”世界初の食物繊維が豊富なシリアル“「ブランフレーク」として米国で誕生しました。日本では、1987年に「オールブラン」を発売、1994年には「オールブラン オリジナル」がお腹の調子を整える食品として“トクホ”(特定保健用食品)表示の許可を取得。そして近年、食物繊維のもつ腸内環境改善のチカラが次々と明らかになるなか、2020年、原料の小麦ブラン由来の「発酵性食物繊維(アラビノキシラン)」により“善玉菌を増やして腸内環境を改善する“機能性表示食品としてリニューアルいたしました。

画像2: ダイエットにも!腸活にオススメな「オールブラン ブランリッチ」シリーズ

2021年からは、朝食だけでなく、おやつ感覚でもお召し上がりいただける、“腸能力おやつ”「オールブラン ブランリッチ ほっとひといきショコラ」を発売。さらに、「オールブラン ブランチョコフレーク」を新たにラインラップに加え、より幅広い世代の腸の健康をサポートするNo.1腸活シリアルとしてのさらなる進化を続けています。

美味しく腸能力アップを始めよう!発酵性食物繊維を手軽に摂取

画像: 美味しく腸能力アップを始めよう!発酵性食物繊維を手軽に摂取

発酵性食物繊維とは、腸内細菌によって発酵されやすい食物繊維を指します。発酵性食物繊維が腸に棲む善玉菌のエサとなり腸内で発酵(分解)され、腸内環境を整える酪酸などの短鎖脂肪酸を発生させます。発酵性食物繊維は、穀物や根菜などの食品に多く含まれ、オールブランの原料となっている小麦ふすま(ブラン)にも「アラビノキシラン」と呼ばれる発酵性食物繊維が1食あたり2.1g〜4.4g含まれています。継続的な摂取により腸内環境が改善される機能性表示食品のため、これから“腸活”を始めたい方や、健康を意識した食事を摂りたい方におすすめです。手軽に食べられるので、朝食はもちろん、おうち時間や在宅勤務の間食にも最適です。牛乳や豆乳、ヨーグルトはもちろん、様々なアレンジレシピと一緒に飽きずに楽しめます。

オールブラン腸活部とは

画像: オールブラン腸活部とは

オールブラン腸活部とは

ケロッグ オールブランの新たな楽しみ方をファンと共創・流通するとともに、オールブラン好きによるオールブラン好きのためのオンライン上のコミュニティです。コロナ禍以降、健康意識や腸活に関する関心も高まる中、「オールブランのおかげで便通が改善された」「オールブランを食べてからお腹の調子が良い」など多くの嬉しいお声も頂戴しております。日本ケロッグでは、そのようなオールブランを日頃からご愛顧いただているオールブランファンと、密にコミュニケーションを取りながらオールブランの魅力を今後より多くのお客様に感じていただきたいとの想いから、この度「オールブラン腸活部」を開設いたしました。「オールブラン腸活部」は、コミュニティサクセスプラットフォームCommune内で運用いたします。

普段の食事にちょい足しするだけのレシピが多く、簡単に腸活が叶います。ぜひ、日常生活に摂り入れてみてくださいね。

⇒ オールブラン | Kellogg's Japan (kelloggs.com)

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