画像1: 【2024年】SUV人気ランキングTOP20を専門家が解説!【乗り心地で選ぶ編】

今一番人気のジャンルであることは間違いない「SUV」。しかし一番人気であるだけに、各メーカーからは多種多様なSUVが発売されていて、そのなかからどれを選ぶのが自分にとってベストなのか、少々わかりづらい状況になっています。そこでこの記事では、すべての国産SUVを「サイズ別」「燃費別」「価格別」などの軸によって分類し、それぞれの分野におけるおすすめSUVをわかりやすく整理してまいります。
今回は乗り心地で選ぶおすすめ車種の紹介です。

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画像2: 【2024年】SUV人気ランキングTOP20を専門家が解説!【乗り心地で選ぶ編】

モーター・エヴァンジェリスト 宇野 智(うのさとる)

エヴァンジェリストとは「伝道者」のこと。クルマ好きでない人にもクルマ楽しさを伝えたい、がコンセプト。元「MOBY」編集長で現在は編集プロダクション「撮る書く編む株式会社」を主催。個人ではライター/フォトグラファー/エディターとして、取材や試乗を精力的にこなし、いくつかの自動車メディアへの寄稿も行っている。その試乗車種は年に100車種以上に及ぶ。鉄道、航空機、船舶など乗り物全般、交通にも造詣が深い。

乗り心地で選ぶ おすすめSUV

乗り心地がおすすめできるSUVを3車種ご紹介します。

おすすめ1位:スバル「レヴォーグ レイバック」
その乗り心地はほとんど「魔法のじゅうたん」

画像: おすすめ1位:スバル「レヴォーグ レイバック」 その乗り心地はほとんど「魔法のじゅうたん」

サイズ:アッパーミドル
パワーユニット: 1.8Lガソリンターボ
燃費:13.6km/L
価格:3,993,000円

スバルのステーションワゴン「レヴォーグ」をベースに作られた都市型のクロスオーバーSUVです。レヴォーグの上級グレードは足回りに電子制御ダンパーを採用しているのですが、こちらレイバックは普通の機械式ダンパーであるにもかかわらず、まるで「魔法のじゅうたん」にでも乗っているかのような乗り心地の良さを堪能できます。どんなに路面が荒れていても、車体はほとんど上下に揺さぶられないことに、試乗してみると驚くはずです。またフロントシートも、走行中の上体が揺れにくい設計になっています。

おすすめ2位:レクサス「NX」
手間とコストをかけていることがよくわかる乗り心地

画像: おすすめ2位:レクサス「NX」 手間とコストをかけていることがよくわかる乗り心地

サイズ:アッパーミドル
パワーユニット: 2.5Lガソリン、2.4Lガソリンターボ、2.5Lハイブリッド
燃費:11.7~22.2km/L
価格:3,993,000~7,725,000円

2021年10月に発売された2代目のレクサス NX。車台には、板厚を増やし補強パネルを追加するなどした改良型GA-Kプラットフォームを採用しています。このGA-KプラットフォームというのはトヨタのRAV4やハリアーにも使われているものですが、レクサス用のそれはスポット増し打ちや構造用接着剤、レーザー線溶接、リア周辺の二重環状構造など、同じGA-Kでも別格の手間とコストをかけて作られています。そのため車全体に漂う剛性感と乗り心地の快適さは、やはり格別なものがあります。

おすすめ3位:スバル「クロストレック」
長時間運転してもほとんど疲れない!

画像: おすすめ3位:スバル「クロストレック」 長時間運転してもほとんど疲れない!

サイズ:ミドル
パワーユニット: 2Lマイルドハイブリッド
燃費:18.8〜19.3km/L
価格:2,662,000〜3,289,000円

以前は「スバル XV」という車名でしたが、2022年12月のフルモデルチェンジ時に、日本市場での車名も「スバル クロストレック」というグローバルでの呼称に改められたミドルサイズSUV。こちらも1位となったレヴォーグ レイバックと同様に、凝った電子制御式ダンパーは使われていません。しかしその乗り味は「ソフトだがシャープでもある」という絶妙なもので、頭部が揺れにくい作りになっているフロントシートの出来の良さと併せ、長時間運転していてもほとんど疲れることがありません。17インチタイヤを履くベーシックグレードだけでなく、18インチの上級グレードも乗り心地はきわめて良好です。

乗り心地の良いSUVを詳しく解説した記事もあります

次回は女性におすすめのSUVをご紹介します。

※この記事は2024年5月時点の情報で制作しています

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