本展は、専用タブレット端末「HistoPad(ヒストパッド)」を使って、世界遺産・ノートルダム大聖堂の創建時から現代までをタイムトラベルする体験型の展覧会です。会場を歩き回りながら、建設時の様子やナポレオン1世の戴冠式、修復作業の様子をデジタルコンテンツで体験し、まるで大聖堂の中にいるような没入感を味わいながら、歴史の旅を満喫できます。世界各国で巡回された本展は、今回が日本初上陸。本展だけの特別コンテンツを追加して開催します。

「パリ・ノートルダム大聖堂展 」とは

画像: 「パリ・ノートルダム大聖堂展 」とは

パリのシテ島に今からおよそ800年前に建築され、ゴシック建築の代表作ともいわれる世界遺産・ノートルダム大聖堂。パリの歴史的なシンボルであるこの大聖堂は、2019年4月15日の火災によって大きな被害を受けました。その復興に向け各界の専門家が集結し、ドローンやCG分析などの最新IT技術、熟練工の磨き抜かれた建築や美術品修復の技によって修復されています。

これまで、2021年のドバイ国際博覧会、2022年パリ、上海、ワシントンDC、2023年メキシコ、ベルリン、2024年ロンドンを初めとする、世界14の都市における巡回展示に続いて、東京での開催が決定。この間、かつてない規模で最新の技術を用いて修復工事が続けられてきたノートルダム大聖堂は本年12月、いよいよパリで一般公開される予定です。時を同じくして、日本とフランスの友好を支えて来た関係各社・各機関の協力のもと、巡回展が東京で開催されます。

本展は、世界遺産と歴史と、最新技術によって大聖堂が再び光を取り戻していく様子を専用タブレット端末「HistoPad」で体験しながら、文化財の保護の大切さを身近に感じてもらうことを目的に、世界各国で巡回展が開催されてきました。そして、2024年12月のノートルダム大聖堂一般公開の再開を迎えるタイミングに合わせ、特別コンテンツを追加して開幕します。

大聖堂の中にいるような没入感

1160年の創建時から、2019年の火災後の復興過程まで、21のタイムポータル(時空の扉)を、専用端末HistoPadでくぐり、あなたを時空を巡る旅へ誘います。

画像: 大聖堂の中にいるような没入感

1. 火災―2019年4月15日― 2. 夢の大建築
3. 鍛冶職人 4. 世紀の建設―1165年頃―
5. 内陣―大聖堂の最も神聖な場所― 6. 石工職人
7. 「森」 8. 西側のバラ窓
9. 聖遺物 10. パリの中心部
11. 宗教戦争の政略結婚 12. 王の誓願
13. フランス革命 14. 皇帝の戴冠―1804年―
15. 天才建築家の仕事 16. 尖塔
17. 修復現場におけるイノベーション 18. 安全確保作業
19. 工事現場の専門家たち 20. 修復―2021~2024年―
21. 修復現場を訪れてみましょう

タイムポータル

会場内には21個のタイムポータル(時空の扉)があります。読み取ると、HistoPadの画面を通じて当時の様子が再現されます。

画像: タイムポータル

フランス大使公邸記者発表会

画像: パリ・ノートルダム大聖堂展の記者発表会にて。右から、日本科学未来館の伊藤洋一副館長、日本ロレアル代表取締役社長 ジャン-ピエール・シャリトンセトン氏、セトン駐日フランス大使駐日フランス大使

パリ・ノートルダム大聖堂展の記者発表会にて。右から、日本科学未来館の伊藤洋一副館長、日本ロレアル代表取締役社長 ジャン-ピエール・シャリトンセトン氏、セトン駐日フランス大使駐日フランス大使

フランス大使公邸でパリ・ノートルダム大聖堂展の記者発表会が開催されました。

日本での開催に関し、日本ロレアル代表取締役社長 ジャン-ピエール・シャリトン氏からメッセージをいただきました。

「この度、日本ロレアルが<特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」>をエクスクルーシブ・スポンサーとして日本の皆さまにご提供できることを大変光栄に感じております。パリのノートルダム大聖堂が伝えるメッセージは、テクノロジーを活用した歴史と文化の<再生>の物語です。火災で甚大な被害を被った、パリのみならずフランスの人々にとってとても大切な場としての大聖堂が、本当の意味で再生を果たすためには、最先端のテクノロジーが必要不可欠でした。ノートルダム大聖堂の歴史と再生の過程を最新の拡張現実テクノロジーを駆使して伝える本特別展にとって、日本科学未来館は唯一無二の展示会場です。未来館は科学技術を文化として捉え、社会における役割を語り合う場であるからです。今回、未来館ならびに日仏両政府の関係者の皆さまに特別展へのご賛同とお力添えをいただき、最高の展示機会をいただいたことに、心より感謝申し上げます。世界遺産の歴史と再生の物語を生き生きとしたビジュアルと体験型コンテンツで伝える本展に、一人でも多くの方にお越しいただけることを祈念いたします」


画像: 日本での開催に関し、日本ロレアル代表取締役社長 ジャン-ピエール・シャリトン氏からメッセージをいただきました。

修復が完了したのと同じタイミングで開催される日本の展覧会。お台場でパリを感じる特別な体験が叶います。ぜひ足を運んでみてくださいね。

名 称:特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」
会 期:2024年11月6日(水)~ 2025年2月24日(月・休)
休館日:火曜日(ただし、2/11は開館)、年末年始(12/28~1/1)
会 場:日本科学未来館1階 企画展示ゾーンa
料 金:大人[19歳以上] 1,800円(1,600円)
    18歳以下[中学生以上] 800円(600円)
    小学生 500円(400円)
    ※未就学児[6歳以下]無料
    ※( )内は8名以上の団体料金。価格はすべて税込み。
主 催:日本科学未来館 、パリ・ノートルダム大聖堂展 製作委員会
共 催:日本経済新聞社
協 賛:日本ロレアル
企画・制作:HISTOVERY、ブレイン
後 援: 外務省、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、
東京臨海高速鉄道、ゆりかもめ
協 力: 在日フランス商工会議所、日仏会館・フランス国立日本研究所、
大日本印刷、東急電鉄、東京港埠頭、東北新社、はとバス、三修社

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