旅したくなる♡神秘の地『出雲』縁結びと癒しのパワースポット旅

奥出雲で五感が目覚める「出雲旅のはじまりに、発酵茶リトリート」

島根県雲南市に平成年代（2000年）に開園した日本庭園【石照庭園（せきしょうていえん）】。東京『北の丸公園』『椿山荘庭園』など多くの大型日本庭園を手掛けている現代の代表的造園家のひとり・伊藤邦衛氏が設計した池泉回遊式庭園です。

ここで体験できるのが、1日1組限定の「発酵茶リトリート」。明治元年創業のお茶の栽培から製造まで一貫して行っている老舗茶屋「藤原茶問屋」の有機栽培『和プーアル茶』をはじめとしたお茶の試飲と坐禅が体験できます。

「藤原茶問屋」が手掛けている「和プーアル茶」は、みそ麹菌・しょうゆ麹菌・米麹菌・ワイン酵母菌を使ったオリジナル。奇遇にもプーアル茶の産地は中国の"雲南"省、"雲南"つながりというのもおもしろい共通点。

10分間、何も考えないように精神統一。目はつぶってしまうと眠気に襲われる方も多いそうで、お釈迦様のように目を少しあけて斜め前をみつめます。”無心”、、、これがなかなか難しく、鳥のさえずりや水の音、気が散ってしまいます。終わったあと、そちらをお伝えすると、普段気が付かないそういったことに気がつくことも大切なことだと。

坐禅のあとに、僧侶よりありがたいお言葉もいただきました。

「春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえてすずしかりけり」

春は花が美しく、夏はホトトギスが耳を楽しませ、秋は月が心を打ち、冬は雪が冴え冴えと凍って、すべてすがすがしいことであるように、四季の美しさを表現した句である。また、四季折々の付き合い方を見出して自然に生きていく、そういう姿勢が理想的で、禅の世界を体現しているとも言われています。

この言葉はいろんな解釈があるようですが、無理をして夏に雪を降らせようとするのではなく目の前にあるものを全力で慈しむ楽しむ、、、そんな解釈をいただき、今、旅を終えて東京に戻っていますが、生活の中でふっとお言葉を思い出す瞬間があります。その度にこの畳の部屋にフラッシュバッグして穏やかなやさしい気持ちに心が落ち着きます。

坐禅のあとは、発酵茶の飲み比べ、おいしいお茶の淹れ方も学べます。

最後は自由に庭園散策の時間もあり、園主による説明もいただけます。

神秘的なエネルギーが満ちる出雲の地で、日々、忙しさに忙殺され慌ただしく乱れきった五感を調える贅沢な時間を過ごせました。神々の国“出雲”をめぐる旅のはじまりに、ぴったりの「発酵茶」と「坐禅」で日々を切り離し、五感を調えるリトリートプラン、ぜひ体験してから出雲大社へお参りしてみてください。

【体験プログラム】出雲旅のはじまりに　発酵茶リトリート | 雲南市観光協会｜うんなん旅ネット

雲南市の製茶問屋、僧侶と日本庭園がタッグを組み、新たにスタートした体験プログラム。１日１組限定の特別体験をご提供します。

www.unnan-kankou.jp

出雲の恵みが詰まった数量限定の絶品ランチ【姫のそば ゆかり庵】

出雲の旅でぜひ立ち寄りたいのが「姫のそば ゆかり庵」稲田姫を祀る稲田神社の社務所内にある【姫のそば ゆかり庵】では、地元の恵みをふんだんに使ったこだわりのランチがいただけます。

「横田小そば」は、出雲地方・横田地区で育てられてきた希少な在来種の蕎麦。収穫量が少ないため品種改良された蕎麦が主流になり、姿を消しかけた幻の品種です。「昔食べた蕎麦の方がおいしかった」という声から、農業試験場に保管されていた種を少しずつ増やし、復活した貴重な蕎麦なのです。「姫のそば ゆかり庵」では、石臼挽きの自社製粉による十割そばを提供。神社裏の畑で採れた新鮮な素材を使った料理は、奥出雲の豊かな自然の恵みをそのまま味わえる贅沢なひとときです。

オススメは数量限定の「横田小そば御膳」

奥出雲で自家栽培された在来種蕎麦とハデ干し米が味わえる、まさに“地産地消”の極みのセットです。

身体に優しい滋味深い味わいに、ほっこり癒されるひとときが過ごせます。

稲田神社は、スサノオノミコトの妻であるクシナダヒメ（稲田姫）の生誕地とされる神聖な場所。日本神話『古事記』に記された「ヤマタノオロチ」伝説では、八つの首と八つの尾を持つ巨大な大蛇・ヤマタノオロチに生贄として差し出されそうになったクシナダヒメを、スサノオノミコトが救い、その後夫婦となったという壮大な物語が語り継がれています。この伝説にちなみ、稲田神社は昔から多くの人々の信仰を集めてきました。

神話の縁から、縁結び・子授け・安産のご利益が特に有名です。さらに、クシナダヒメが守り抜かれたことにちなんで、厄除けや家内安全など、多方面のご利益があるとされています。

神宿る草「まこも」でつくる特別なしめ縄体験【THE GIFT IZUMO】

出雲のパワーを感じるユニークな体験ができるカフェ&ショップ【THE GIFT IZUMO】。一畑電車　出雲大社前駅より徒歩1分、出雲大社の大鳥居（宇迦橋）から第二の鳥居（勢溜）の間の神門通り沿いにあります。ここでは、体の内側から整えるヘルシーメニューや、心を落ち着かせるしめ縄づくり体験が楽しめます。

出雲地方の薬草や和洋ハーブ、さらには山陰の海の幸・山の幸を贅沢に使用した地球に優しい植物由来のメニューが魅力。

体にやさしく、心がほっとするような味わいが特徴で、食事を通して出雲の豊かな自然のパワーを感じられます。参拝のあとに、その地の食べ物をいただくと、神様の守る土地のパワーを身体に取り入れることができるので、参拝後に立ち寄るのがオススメです。

邪気を払い、幸運を呼び込むしめ縄づくり体験

出雲大社のしめ縄などにも使われている「まこも」は、古来より神聖な植物として知られ、邪気払いや厄除けの力があるといわれています。THE GIFT IZUMOでは、このまこもを使ったしめ縄づくり体験が人気！手作りのしめ縄は、自宅のインテリアやお守りとして飾るのもおすすめです。

所要時間30分ほどで、思い思いのしめ縄が完成しました。

WORKSHOP - 出雲ハーブブランド【公式】｜カフェ・オンラインショップ

しめ縄体験 七味ブレンド ハーブティ クラフトコーラ すぐに申し込む 癒やしの国「出雲」の息吹を持ち帰る 出雲

izumo-herbs.com

出雲の旅の締めくくりに訪れたい神社【万九千神社（まんくせんじんじゃ）】

旅の最後にぜひ立ち寄っていただきたいのが【万九千神社（まんくせんじんじゃ）】です。

「万九千神社」は、古くより出雲国の神在祭(毎年の神在月、旧暦十月)に際し、全国から参集された八百万神が最後に立ち寄り、神議りと神宴(直会)を催され、同月26日ここから旅立つ(神等去出と呼ぶ)との由緒を伝えています。

主祭神の一柱の大国主大神は、
須佐之男命に野原で火難の試練を与えられた際、
ネズミに命を救われたこと、
ネズミは多産と豊穣を象徴する動物として
神様の使い役として境内にはたくさんのネズミの石像があります。

神在祭に集われる八百万神の御神徳にあやかって、縁結びや病気平癒、諸会議、直会、宴の円満成就、旅行の安全無事、人生の岐路における諸願成就にご利益があり、最近では、旅の安全を願う旅行者や旅行業、宴会にゆかりの飲食業の方のお参りが増えているのだそう。

万九千神社と同じ境内にある立虫神社は出雲市斐川町併川地区の氏神さまです。

ご祈祷もしていただきました。

神様が集まる”稲佐の浜”からはじまり、ここ旅立ちの神社”万九千神社”で終わる旅、、、神々が旅の終わりに訪れる場所ということで、出雲旅の締めくくりに立ち寄るのがおすすめ。気が満ちた清らかな空気に包まれ、穏やかな気持ちになれるパワースポットです。

そんな特別な出雲旅、ぜひ出かけてみませんか？