ルーマニアとウクライナに挟まれた、小さな国、モルドバ。国名こそ知っていても、どんな国か知っている人は少ないはず…実は、約5000年前からワイン造りが行われてきた「ワイン大国」なのだそう。そんなモルドバワインの価値が今、あらためて注目されています。

ワイン大国、モルドバ

日本の九州より、一回り小さいほどの小さな国、モルドバ。日本にいるとあまり馴染みのない国ですが、全長200㎞を超える長さがギネス世界記録にも登録されている地下ワインセラー「ミレシュティ・ミチ」があったり、家庭でのワイン製造が認められているため、ほとんどの一戸建て住宅に地下セラーがあったりと、ワイン造りがとても盛んな国だそう。

画像: ミレシュティ・ミチ(Wine of Moldova Japan公式HPより)

ミレシュティ・ミチ(Wine of Moldova Japan公式HPより)

それもそのはず、モルドバの緯度は、誰もが知るワインの名産地・フランスのボルドーと同じで、さらに世界的に希少で肥沃なチェルノゼム(黒土)が広く分布しているため、ワイン用のブドウ造りにとても適しているんです。ワイン造りの歴史は約5000年前にまで遡るのだとか。気が遠くなりそうです…!

画像: ワイン大国、モルドバ

そんなモルドバのワイン。近年、日本の国際協力機構 JICAの支援などを機に、少しずつその品質が日本でも知られてきているそう!その支援の一つでもある、JICAによるモルドバワインの試飲会で紹介されたワインを、今回試飲させていただきました。

画像: 来日したカトラブッガ農業・食品産業大臣(左)と、農業・食品産業省傘下 農業開発近代化機構 マキシム・ポポフ氏(右)

来日したカトラブッガ農業・食品産業大臣(左)と、農業・食品産業省傘下 農業開発近代化機構 マキシム・ポポフ氏(右)

まだ一般にはあまり知られていない、モルドバワイン。JICAがこうした形で普及に貢献しているんですね!

リーズナブル&美味しい!これからの季節にも◎

世界のワインを飲み比べるときに、楽しみなのが土着品種。その国で生まれ、主にその国でしか栽培されない希少なブドウ品種を使ったワインは、国の特徴が出て面白いんです。モルドバにもありました!土着品種。まずは白ブドウ、「フェテアスカ・レガーラ」。「高貴な乙女」という意味を持つこちらを用いたワインが、「ALIANTA VIN」による白。これが夏にぴったり!

画像1: リーズナブル&美味しい!これからの季節にも◎

軽やかで小花のような香りがフルーティーながら、ふくよかな味わいがあるこちらは、よ~く冷やしてから夏のガーデンパーティーに♡小窓のように切り抜かれたラベルのデザインもおしゃれで、モルドバワインって?!という会話から盛り上がれそうです♬どこかエキゾチックな味わいと、パイナップルやバナナの香りに、夏の気分が上がる1本です。

画像2: リーズナブル&美味しい!これからの季節にも◎

赤ワインを造る黒ブドウにも土着品種が。その代表が「フェテアスカ・ネアグラ」=「黒い乙女」という意味だそう。こちらを用いた赤ワインが、「ファウター 310 カベルネ・ソーヴィニヨン フェテアスカ・ネアグラ」。華やかな香りと重厚な味わいを両立した、バランスが素晴らしい1本です。

画像3: リーズナブル&美味しい!これからの季節にも◎

赤ワインならお肉、というのはもちろんなのですが、こちらはタンニンもなめらかで渋さが少ないので、色々なお料理にマッチしそう。今回、一口餃子をエスニックにアレンジして合わせてみたのですが、これがバッチリ◎香ばしいごま油の香りとパクチーを、ブラックベリーなどの果実の香りが引き立てます♬

モルドバワインから、モルドバを知ってみて!

今回あらためて知った、モルドバワインの魅力。まだまだ他の土着品種も気になるし、モルドバワインの専門ショップもあるほど、奥深い面白みがありそうです!なにより気になるのが、冒頭にご紹介したギネス記録を持つワイナリー。これを機に、モルドバ共和国を深堀りしたくなりました。
最近ではモルドバワインを取り扱うお店も増えているそう。ぜひこの夏は、モルドバワインを手に、美味しく楽しく盛り上がってみてくださいね!

https://womj.org/

This article is a sponsored article by
''.