リニューアルでさらに心地よく

2023年からのリニューアルでは、759室もの客室を刷新。さらに36階の「クラブインターコンチネンタルラウンジ」や、ロビー階の「アトリウムラウンジ」「カスケイドカフェ」「MIXXバー&ラウンジ」なども一新されました。長い歴史を大切にしながら進化を遂げた館内は、ラグジュアリーでありながら肩の力を抜いて過ごせる、そんな“やさしい上質”がここにはあります。
“静けさの中の贅沢”を味わうなら、水スイートへ







今回滞在した「水スイート」は、シングルルームとダブルルームを繋げて誕生した、広さ約52㎡のスイートルーム。落ち着きある日本の伝統色を配し、折り紙をデザインモチーフにした客室からは、都心の眺望を望み、ワンランク上の洗練されたホテルステイが叶います。

広さと機能性のバランスが絶妙
窓からは東京の街並みが広がり、昼と夜でまったく違う表情を見せてくれます。収納も使いやすく、長めの滞在でもストレスなく過ごせます。

ベッドルームとリビングスペースがゆるやかに分かれていて、過ごし方にメリハリがつくのが嬉しいポイント。


バスルームの静けさが、心までほどいてくれる
バスタブはゆったりサイズ。バスアメニティには、タイ発のナチュラルスキンケアブランド『THANN(タン)』が採用されています。THANNは、植物由来の成分をベースにしたフェイシャル・ボディ・ヘアケア製品が特徴。コメヌカ油やシソ葉エキスなどを配合し、ほんのり甘く優美な香りがバスルーム全体に広がります。その香りは、主張しすぎず、でもしっかりと記憶に残る──まさに“ホテルステイの余韻”を演出してくれる存在です。
湯船に浸かりながらTHANNの香りに包まれる時間は、まるで自分を丁寧に扱っているような感覚に。吸盤式のバスピローがとても心地よくていつも以上に長湯になり、リラックスの時間が過ごせました。

水スイートからの夜景

日本料理「雲海」で季節の会席を






ディナーは、ホテル3階の日本料理「雲海」へ。四季の移ろいを映す会席料理を堪能できます。伝統的な会席料理から、旬の食材を活かした一品料理まで、料理長の技が光る繊細な味わいが並びます。器選びや盛り付けにもこだわりが感じられ、目でも舌でも季節を楽しめる構成です。


旧芝離宮を模した人工地盤庭園(360㎡)を有し、滝や広い池が配され、春夏秋冬で移り変わる花木が訪れる人を楽しませてくれます。
ガラス張りの窓から広い角度で望む景観は、時間ごとに表情を変え、食事とともに心に深く残るひとときを演出。

ハート模様の鯉を発見!

ここが赤坂の建物の3階にあるということを忘れてしまう格調高い日本庭園
庭園で記念写真を撮ることもでき、特別な日の思い出にもぴったりです。

この日いただいたのは、旬の食材をふんだんに使った会席コース「悠」。先付から始まり、夏さらだ、御椀、造り、焼物、煮物、進肴、食事、水菓子まで、一皿ごとに季節の移ろいを感じられる、贅沢な全9品の構成です。(*取材時は8月メニュー)



器、盛り付け、味わい──すべてに繊細な美意識が宿り、まさに“日本の粋”を感じるひととき。





ミニサイズと思いきや通常サイズでダイナミックに登場!
特に印象的だったのが、水菓子として提供される「雲海」特製かき氷。
シロップを使わず、旬の果物の自然な甘みだけで仕上げた一品は、口に含んだ瞬間に季節がふわっと広がるような感覚に。この日は、抹茶と長野ぱーぷる葡萄をシェアしました。
見た目も味わいも、もはや主役級。食後の一品とは思えないほどの存在感で、通常サイズながらぺろっと完食。このかき氷だけを目当てに、また訪れたくなる──そんな記憶に残る美味しさでした。
クラブインターコンチネンタルラウンジで、東京の空に近づく贅沢





今回の「水スイート」の滞在は、クラブインターコンチネンタルラウンジも利用可能に。皇居や国会議事堂を望む眺望とともに、日本古来の美意識「金継ぎ」をモチーフにした空間は、静けさと品格に満ちています。
アフタヌーンティ(14時~16時)

到着して、まずはアフタヌーンティーをロンネフェルト社の紅茶とともにいただきました。



セイボリーのサンドイッチがとてもおいしく。和洋ミックスのいいところどりで大満足の内容でした。
イブニングカクテル(17時~19時)

夕暮れにはシャンパンや日本酒を片手に、タパススタイルの多国籍料理を楽しむイブニングカクテルタイムが楽しめます。


ホットタパスプレート

暮れゆく東京夜景を楽しみながら、充実のカクテルタイム。”おつまみ”の域をこえた本格的なお料理でついついお酒もすすみます。
朝食(7時~11時)

朝はブレックファーストスペシャルとして、スペシャルなオムレツやベジタリアンメニューの作り立てがテーブルサービスで楽しめます。


ビュッフェのラインナップはどれも魅力的で、選ぶ時間さえごちそう。朝からこんなに心が弾む朝食、なかなか出会えません。彩りも味も大充実。

どの席も眺めがよく、一日のスタートにやる気までチャージ!
ロンネフェルト(アーユルヴェーダハーブ&ジンジャー)

高たんぱく質なエッグホワイトオムレツ
フレッシュアボカド、アスパラ、くるみ、クリスピー仕上げのほうれん草とリコッタチーズのサラダ
コーヒーが定番なのですが、“ウエルネス”や“アーユルヴェーダ”の響きに惹かれて、エネルギーチャージ系のハーブティーをチョイス。朝からたっぷりおいしいメニューをいただき心身ともに満たされました。
ライトアップされた水面に、シャンパンの泡が重なる夜

食後はナイトプールへ。赤坂の空の下、ライトアップされた屋外ガーデンプールは、まるで海外リゾートのような開放感が味わえます。


フランスの名門「モエ・エ・シャンドン」とのコラボレーションにより、白を基調とした華やかでエレガントなオアシス。


東京タワーのライトアップを眺めながら、幻想的な水辺の時間に身を委ねる──そんな、夏の夜だけの特別な体験がここにあります。
こちらではプールサイドスナック(クラブサンドイッチやフィッシュ&チップス、かき氷やスムージー)など、シャンパンに合うフードが大充実!ドリンクは21:30まで、フードは20:30までオーダー可能です。

宿泊者は無料で利用できる贅沢なナイトプール。さらに、外来利用は9月から料金がなんと半額に!
残暑が続く今こそ、東京の空の下で、きらめく夜を泳ぎに出かけてみて。
泊まるたびに新しい発見がある東京の隠れ家
メインバー「ダビンチ」
中世ヨーロッパの佇まいを感じさせる家具や照明を配し、上品にして重厚な木目を中心としたインテリアデザインの店内




水スイートでの贅沢な滞在、ラウンジでの上質な時間、日本料理「雲海」での会席ディナー、そして庭園でのひととき、ナイトプール…食も景色も空間も、滞在のすべてが、記憶に残る“特別”に。ひとつひとつの体験が、丁寧に心を満たしてくれる“また泊まりたい”と思える場所が、東京の真ん中にあるという贅沢。【ANAインターコンチネンタルホテル東京】で心までほどけるステイを。













