千葉県勝浦市が、海洋生態系の回復と地域資源の持続可能な活用を目指し、藻場保全活動を本格始動。2025年5月に設置された「勝浦市藻場保全対策協議会」には、勝浦市、新勝浦市漁業協同組合、東急不動産、東急リゾーツ&ステイなどが参画。地元漁業者や研究機関と連携しながら、磯焼けの深刻化に立ち向かう取り組みが始まっています。

藻場ってなに?──海の命を育む“海の森”

画像: 藻場ってなに?──海の命を育む“海の森”
画像1: “海の森”を守る新しい一歩♡勝浦市で藻場保全活動がスタート!新ご当地グルメ「勝浦ブルーバーガー」10月1日発売開始!

藻場調査イメージ

藻場とは、海藻が根付く岩礁や海底のこと。魚の産卵や稚魚の育成、海水の浄化など、海洋生態系の基盤となる“海の森”です。しかし近年、地球温暖化による海水温の上昇や植食性魚類の増加により、藻場の減少=磯焼けが深刻化。勝浦市でも、かつて豊かだった藻場が失われつつあります。

地域と企業が手を取り合い、“海の未来”を守る

画像: 地域と企業が手を取り合い、“海の未来”を守る

東急不動産と東急リゾーツ&ステイは、勝浦市でホテルやゴルフ場、別荘地を含む「東急リゾートタウン勝浦」を運営。これまで“森”の保全に取り組んできた企業が、今回“海”の保全にも本格参画。地域の魅力を守りながら、持続可能な観光と暮らしのあり方を模索しています。

“食べて守る海”──勝浦の未利用魚を活かしたサステナブルバーガーが誕生!

画像1: “食べて守る海”──勝浦の未利用魚を活かしたサステナブルバーガーが誕生!

海の未来を、ひと口から。東急不動産株式会社と東急リゾーツ&ステイ株式会社は、2025年10月1日(水)より、勝浦の植食性魚類(未利用魚)を活用した地産地消のサステナブルバーガー『勝浦ブルーバーガー』の提供を開始します。

画像2: “食べて守る海”──勝浦の未利用魚を活かしたサステナブルバーガーが誕生!

場所は、勝浦東急ゴルフコース内レストラン。勝浦の海洋環境保全・藻場保全への貢献を目指す、食を通じた新たな取り組みです。

未利用魚が“美味しい選択肢”に

近年、地球温暖化による海水温の上昇に伴い、藻場を食い荒らす植食性魚類が増加。その駆除対象となる魚たちを、ただ廃棄するのではなく「美味しくいただく」ことで、海の生態系を守るという発想から生まれたのが『勝浦ブルーバーガー』です。

未利用魚とはいえ、鮮度も味も申し分なし。地元の漁業者と連携し、丁寧に調理されたフィッシュパティは、サステナブルでありながら満足度も高い一品です。

画像: さんが焼きバーガー ポテト、オニオンリング、ドリンクセット付き1650円税込

さんが焼きバーガー
ポテト、オニオンリング、ドリンクセット付き1650円税込

画像: フィッシュ照り焼きバーガー ポテト、オニオンリング、ドリンクセット付き1650円税込

フィッシュ照り焼きバーガー
ポテト、オニオンリング、ドリンクセット付き1650円税込

どちらも絶品!それもそのはず、東京・日本橋のフランス料理店 Mezzanineでシェフを務める林修史シェフが監修。

“食べること”が、海を守ることにつながる──

勝浦ブルーバーガーは、地域の海と暮らしに寄り添う新しい選択肢。旅の途中に、週末のランチに、ぜひそのひと口を体験してみてください。

藻場保全を“食”で応援!イベント開催

藻場保全活動をもっと身近に感じてもらうため、勝浦東急サニーパークでイベントを開催。駆除対象となった植食性魚類を活用した「勝浦ブルーバーガー」を提供し、食を通じて藻場保全に貢献するユニークな試みも。

【開催日時】2025 年 9 月 20 日(土) 

【開催場所】勝浦東急サニーパーク ふれあい広場(千葉県勝浦市鵜原 2210-64)

【コンテンツ】

・藻場保全活動のパネル展示

・勝浦ブルーバーガー(植食性魚類を活用したフィッシュバーガー)の提供

・ポリネシアン&ファイヤーパフォーマンス(同日開催:夕涼みシアターイベント)

・外房チアリーディングクラブによるパフォーマンスショー
 (同日開催:夕涼みシアターイベント)

 ・キッズ向けプレーパーク(同日開催)

【参加方法】申し込み不要

勝浦の海と暮らしに触れる1日を、ぜひご家族で体験してみませんか?

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