「すべてのがんサバイバーに笑顔を」をミッションに2017年にスタートした社会活動 「LAVENDER RING」。今回、その取り組みの一環として2026年8月9日(日)にイベント「MAKEUP&PHOTOS」および「Dear Future Me 〜未来の私へ〜」が行われました。今回は当日の様子を紹介していきます。

MAKEUP&PHOTOS

「MAKEUP&PHOTOS」は、資生堂ヘアメイクアップアーティストが来場したがんサバイバーの方々にメイクレッスンをし、撮影後はポスターに仕上げて発信していくイベント。がんになっても活気にあふれている人が沢山いることを伝え、がんサバイバーへの間違った認識や偏見を変えていきたいという想いで開催されています。

イベント当日は13名のがんサバイバーの方々が「MAKEUP&PHOTOS」を体験。資生堂ヘアメイクアップアーティストの神宮司芳子さんや砂川恵子さんらが、色素沈着や脱毛といったがん治療による外見の変化に悩む方々に、一人ひとりに合わせたメイクレッスンを提供しました。

画像1: MAKEUP&PHOTOS

メイクが終わるとレッスンを受けた方々からは「これなら普段の生活にも取り入れられそう」 「自信になりますね」といった喜びの声があがりました。

その後のポスター撮影会では、プロのフォトグラファーが撮影を実施。記入したメッセージとともにその場でポスターに仕上げ、完成したポスターを見たがんサバイバーの方々は自身の新しい魅力に出会い、喜びの表情を見せていました。

画像2: MAKEUP&PHOTOS

スピーチイベント「Dear Future Me 〜未来の私へ〜」

画像1: スピーチイベント「Dear Future Me 〜未来の私へ〜」

2026年で10年目を迎えた「LAVENDER RING」。今回のイベントでは10周年の新企画として、「MAKEUP&PHOTOS WITH SMILES」に参加したゲストが将来の自分に対して語りかけるスピーチイベント「Dear Future Me 〜未来の私へ〜」が行われました。

当日は特設ステージにて3名の方がスピーチを実施。Sさんは「診断されても人生は続く」としたうえで、「大切なのは、どう向き合い、どう一緒に生きていくかということ。人生は長さだけではなく、濃さでもある。心がはじけるような瞬間をどれだけ経験できるか」だとし、未来の自分へは「全てのがん患者さんたちが1人で孤独を感じることがないように、誰かの手を温かく握り、誰かの心に寄り添えるような、優しくて強い人間になっていますように」と語りかけました。

画像2: スピーチイベント「Dear Future Me 〜未来の私へ〜」

また、Nさんは治療により顔の骨格や肌が変わった一人。何年も人に会いたくなかったと明かしながら、「少しずつ引き戻してくれたのが、家族や友人だった」とコメント。「完璧じゃなくても、1歩近づいているだけで、自分は頑張っていると言っておきたい。今日乗り越えたあなたは、もうそれだけで見たかった自分に1歩近づいていますよ」と呼びかけました。

そして、Mさんは「私の人生の主役は、この私」と力強く言葉にし、「自分を大切にしてくれる人を大切にしたい。この幸せが1分1秒でも長く続きますように」と語りました。

スピーチを行ったそれぞれの言葉に引き込まれていった観客や関係者の方々。同じ状況にある人々だけでなく、社会全体に向けて送られたメッセージに会場全体が温かい拍手と深い感動に包まれていました。

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