おうちハロウィンにぴったり！ハロウィンパーティーレシピをご紹介！

2020年のハロウィンは、オンラインや少人数で楽しむコンテンツが例年より増加しています。今回は、おうちハロウィンが楽しくなる、簡単で本格的なハロウィンレシピをご紹介！今年のハロウィンはおうちでパーティーレシピをつくって楽しみましょう！

かぼちゃのキッシュ

キッシュは、フランス北東部ロレーヌ地方が起源とされるフランスの代表的なパイ料理です。さまざまな材料を使ってバリエーションを楽しむことができます。今回は、手軽に入手できて、準備も簡単なかぼちゃを使ったキッシュをデザートとして紹介します。

【材料】直径22cmのタルト型1台分
練り込みパイ生地 …230g
卵（Mサイズ) …1と1/2個
グラニュー糖 …100g
シナモン …小さじ1/2
牛乳 …75ml
生クリーム …50ml
かぼちゃ …（正味）300g
かぼちゃの種 …適量
バニラアイスクリーム …適量
【作り方】
＜パイ生地を空焼きする＞
①練り込みパイ生地を伸ばしてタルト型に敷き込み、重しをして、180℃のオーブンで空焼きしておく。
＜下準備＞
②かぼちゃを1/8の大きさに切り分け、水でぬらしてビニール袋に入れ、袋の口を閉じる。600Ｗの電子レンジで約6分加熱する。
③柔らかくなれば果肉だけをくりぬき、スプーンなどで押しつぶしてペースト状にする。
＜アパレイユを作る＞
④かぼちゃのペーストにグラニュー糖を加え、ゴムベラで混ぜ合わせる。
⑤溶いた卵を加え、泡立て器で混ぜ合わせる。
⑥シナモンを加える。
⑦牛乳と生クリームを加え、混ぜ合わせる。
＜オーブンで焼く＞
⑧空焼きしたパイ生地にアパレイユを流し入れ、かぼちゃの種を飾る。
⑨160℃のオーブンで約30分焼く。焼けたら網の上に取り出し、粗熱を取ってから、型をはずす。
＜盛りつけ＞
⑩切り分けて皿に盛り、アイスクリームを添える。

ハロウィーンカップケーキ

かぼちゃをふんだんに使ったカップケーキです。かぼちゃの香り漂う中にほんの少しココア生地を入れ、ほろ苦さもプラスしています。

【材料】（直径７ｃｍ×高さ４ｃｍ 約１０個）
＜かぼちゃのキャラメリゼ＞
かぼちゃ …200～250g
サラダ油 …40g
砂糖 …60g
水 …30g
＜生地＞
かぼちゃ（皮・種が無い状態で）…100g
バター（無塩） …100g
砂糖 …100g
卵 …2個
ココアパウダー …5g
薄力粉 …100g
ベーキングパウダー …5g
ラム酒 …15g
粉砂糖 …適量
【作り方】
＜かぼちゃのキャラメリゼを作る＞
①かぼちゃを約2ｃｍ角に切る。
②サラダ油でかぼちゃを炒め、火が通ったら、砂糖、水を加え、全体に絡めながらキャラメル状にしていく。
③全体がキャラメル状になったら、バットにあけて冷ます。
point
かぼちゃをひっくり返す際、余りさわりすぎると煮崩れてしまうので注意。
＜生地を作る＞
④バターをなめらかなクリーム状になるまで、泡だて器で混ぜ、砂糖を加える。
⑤白っぽくふんわりするまでしっかりすり混ぜる。
point
しっかり混ぜて空気を含ませることによって、焼いた時に良く膨らみます。
⑥卵を少しずつ加え、その都度しっかり混ぜる。
⑦ベーキングパウダーと薄力粉を合わせてふるったものを加えて粉けがなくなるまで混ぜる。
＜ココア生地を作る＞
⑧ココアパウダーにラム酒を加える。
⑨泡だて器でしっかり混ぜる。
⑩出来上がった生地の約1/4量を、ラム酒と混ぜたココアパウダーに加え、ゴムベラで混ぜる。
＜かぼちゃ生地を作る＞
⑪かぼちゃの皮を取り除き、少し薄めにスライスし、蒸し器などで蒸す。 竹串などで刺
してかぼちゃが柔らかくなっていれば蒸しあがり。ボールに移してフォークで潰しておく。
point
ラップに包んで、レンジ(600W)で加熱して柔らかくしてもOK。 切る大きさによって加熱時間が変わるので状態を見ながら加熱して
ください。
⑫生地の残りに、かぼちゃを加えて混ぜ合わせる。
⑬ココア生地を、かぼちゃ生地の上に乗せ、少しマーブルになるようにカードですくいながら、絞り袋に入れる。
point
ゴムベラなどで混ぜてしまうと、生地が混ざりすぎてきれいなマーブル状にならないのでさわりすぎないように注意しましょう。
⑭カップの高さの半分ぐらいまで生地を絞る。
⑮絞った生地の中心にかぼちゃのキャラメリゼをのせる。
⑯さらに上から生地をカップの高さ8分目まで絞る。
⑰180℃のオーブンで約25分焼く。
⑱焼きあがったら、網の上で冷ます。
⑲表面に粉砂糖をふって仕上げる。

スップリ

正式な名前はSuppli al telefono（スップリ・アル・テレーフォノ）。詰め物のモッツァレッラチーズが加熱されて溶け、半分に割ると糸を引く状態になることから、旧式の電話にたとえてal telefono（電話風）というようになりました。

【材料】約20個分
米 …1カップ
玉ねぎ（みじん切り）…1/2個
バター …20g
赤ワイン …50ml
ミートソース（缶詰）…150g
鶏のだし汁 …700ml
パルメザンチーズ …10g
モッツァレッラチーズ（5㎜角）…100g
強力粉 …適量
卵 …適量
パン粉（細かいもの）…適量
揚げ油
塩、こしょう
【作り方】
＜ミートソース風味のリゾットを作る＞
①バター半量を熱し、玉ねぎをしんなりするまで炒める。
point
玉ねぎを焦がさないように注意して炒めます。
②米を加えて透明感が出るまで炒める。
point
材料が焦げないように気をつけながら、しっかりと炒めます。
③米が十分に熱くなったら、赤ワインを加えてアルコール分を飛ばす。
④ミートソースを加えて軽く炒める。
⑤熱い鶏のだし汁をひたひたに注ぐ。
point
鶏のだし汁は煮詰まるので、薄味のものを使います。
⑥煮詰まってきたら少量ずつ鶏のだし汁を加える。
point
フライパンの底のほうが焦げないように注意します。
⑦15～17分かけてアルデンテにし、最後に残りのバターとパルメザンチーズを加え、塩、こしょうで調味する。
point
フライパンを前後に揺すった時に、波打つようになるのが目安です。
⑧煮上がったらバットに流し入れ、冷やす。
point
冷ます際、バットに薄く広げ入れると短時間で冷めます。
⑨冷えたリゾットを３０ｇずつに分割し、中心にモッツァレッラチーズを入れて丸める。
⑩強力粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付け、170℃の揚げ油でじっくりと色よく揚げる。
point
バゲットを細かくしてバゲットパン粉として使用すると風味豊かになります。

ソーパ・ディ・アホ（にんにくのスープ）

スペインの家庭やバールでよく出会うスープです。シンプル・イズ・ベスト！と言うことで今回はトマトを加えないレシピを紹介しましたが、トマトを加えるものも多くあります。シンプルだけに作る度に味が微妙に違うことがあります。味を一番大きく左右するのはにんにくの炒め加減です。

【材料】6人分
にんにく …4片（50g）
玉ねぎ …30g
フランスパン …35g
オリーブ油 …大さじ3
パプリカ …大さじ3
チキンブイヨン …1.6リットル
卵 …2個
パセリのみじん切り …適量
塩、こしょう
【作り方】
①にんにくは芽を取って、3片はみじん切り、1片は薄切りにする。玉ねぎはみじん切りにする。
point
みじん切りは火が通りやすいので香ばしい香りを、薄切りはにんにく本来の風味をつけるため。
②フランスパンは2cm角に切り、オーブントースターなどでこんがり焼く。
point
スープに香ばしい香りをつけるために、パンはしっかり焼いて色づける。
③鍋にオリーブ油を熱し、にんにくのみじん切りと薄切りを入れて、色づくまで炒める。
point
にんにくは焦げると苦味が出るので、焦がさないように注意。
④玉ねぎのみじん切りを加えてさらに炒める。
point
玉ねぎは甘味がでるまでしっかり炒める。この時もにんにくを焦がさないように。
⑤パプリカを加え、さっと炒めて香りを出す。
⑥チキンブイヨンを加えて5分から6分煮る。
point
チキンブイヨンは水1.6リットルに市販のチキンブイヨンを2個溶かしたもの。味が濃いので、箱に書いてある割合の約2倍の水で薄めるとよい。
⑦焼いたパンを加える。塩、こしょうで下味をつけ、パンが柔らかくなるまでしばらく弱火で煮る。パンが柔らかくなったら泡立て器でパンをつぶす。
⑧卵をよく溶きほぐし、パセリのみじん切りを加えて混ぜ合わせる。スープの味を調え、沸騰させて溶き卵を加え、フォークで軽く混ぜてふんわり仕上げる。