コロナ禍を経た服選びは「気に入ったものを大切に(65.2%)」「自身が良いと思うもの(67.4%)」へ。りゅうちぇるさん、あさぎーにょさん、タナカガさん、リカちゃん、軍地彩弓さん達の “この一着”とは

ファブリックケアブランド「アタック」「エマール」「ハミング」「ワイドハイター」は、コロナ禍を経て価値観やライフスタイル、さらには服との向き合い方が大きく変化している今、一着の服やファッションが私たちの心に与えてくれるものにあらためて着目し、大切な一着と幸せな一日が続くことを願って「#衣ごこちのいい毎日を」お手伝いする活動を始めています。

画像1: 「服の平均年齢」は約4.9年。 服を愛する方々の「この先もずっと大切にしたい一着」を紹介する特設サイト「#これからもずっと着たい服」が公開

その第一弾として、服を愛する方々から「自分にとって大切なこの先もずっと着ていたい服」をテーマに特別なお話しを伺ったウェブサイト「#これからもずっと着たい服」が公開されています。サイトでは8名の方々が実際に大切にしているご自身の服について、初公開の写真とともに紹介するほか、ここでしか聞けないその服に関する特別な思い出・思い入れを伺っています。

画像2: 「服の平均年齢」は約4.9年。 服を愛する方々の「この先もずっと大切にしたい一着」を紹介する特設サイト「#これからもずっと着たい服」が公開

あわせて、全国20~50代の男女計1,000人を対象に実施した「衣服に関する実態調査」も公開。この調査では日常着ている服を着なくなる/処分するまでの期間、すなわち「服の平均年齢」は「平均4.9年」であることが判明しました。またコロナ禍で変化した価値観として「気に入ったものを大切にしたい想いが強くなった(65.2%)」等の傾向が見られました。

服の平均年齢は「4.9年」。10人中6人以上は「これからもずっと着たい服」があり、理想は「6.3年」以上着続けたいことが明らかに。

日常生活で着用する服を着なくなる期間、もしくは処分するまでの期間(=服の平均年齢)を質問したところ、「平均4.9年」という結果になりました。また、現在所有する服のなかでこれからもずっと着たい服があるか尋ねたところ、63.3%が「これからもずっと着たい服がある」と回答。それらの服をどの程度の期間着続けたいかを問うと、理想は「6.3年」という結果になりました。多くの人に “お気に入りや思い入れのある服” があり、それらについては少しでも長く着たいという意識があることが明らかになりました。

画像: 服の平均年齢は「4.9年」。10人中6人以上は「これからもずっと着たい服」があり、理想は「6.3年」以上着続けたいことが明らかに。

<参考データ:各世代別の服の平均年齢一覧>
日常生活で着用する服を着なくなる/処分するまでの期間について、各世代別での平均は下記となります。
 20代男性:4.6年、20代女性:3.7年
 30代男性:5.0年、30代女性:4.3年 
 40代男性:4.4年、40代女性:5.4年
 50代男性:5.1年、50代女性:6.3年

コロナ禍で、「気に入ったものを大切にしたい」「流行よりも、自身が良いと思うものを買う」など、 ”大切なものと長く付き合いたい” という想い顕著に。

コロナ禍以後、意識や行動がどのように変化したかという質問では、61.2%が「自分にとって大切なものや人について改めて考えるようになった」、65.2%が「気に入ったものを大切にしたい想いが強くなった」、 63.1%が「気に入ったものと長く付き合いたいという想いが芽生えた」、67.4 %が「流行にとらわれず、自身が良いと思うものを買うようになった」と回答。コロナ禍をきっかけとして、 <「流行志向、デザイン志向」から「心地よさ志向、思い入れ志向」へ変化をした>(軍地彩弓さん)と言えるのではないでしょうか。

画像: コロナ禍で、「気に入ったものを大切にしたい」「流行よりも、自身が良いと思うものを買う」など、 ”大切なものと長く付き合いたい” という想い顕著に。

また、これからもずっと着たい服があると回答した方(全回答者の63.3%)に対して「これからもずっと着たいと感じる理由」を問うと、1位「着心地がよくリラックスできる」(51.5%)、2位「他の服に比べて着る回数が多い」(47.1%)という結果になりました。さらに「これからもずっと着たい服」の思い出について自由記述で質問したところ、「父から譲り受けたスーツ」や「ステージに上がるときに必ず着る服」「抽選で当たった、好きなタレントがデザインしたTシャツ」などの回答が多くみられました。

服の処分理由、TOP2は「たるみ、ちぢみなどの損傷」と「シミ、黄ばみなどの汚れ」。「飽きる」や「新しい服を購入したことで着なくなる」「収納の問題」は3割以下。

調査では衣服を「処分するときの理由」も確認しています。最も多かったのは「たるみ、ちぢみ、ほつれ、やぶれ等の損傷があって着なくなる/処分する」(74.8%)、次点として「シミや黄ばみ、汚れ等が目立つようになって着なくなる/処分する」(68.1%)へと回答が集まる結果となりました。7割前後の結果となったのはこの2項であり、「サイズが合わなくなる」や「飽き」「収納場所の問題」はそれぞれ3割程度に留まりました。衣服の平均年齢が約4.9年であったこととあわせ、多くの生活者が衣服をなるべく大切にしている様子が感じられます。

画像: 服の処分理由、TOP2は「たるみ、ちぢみなどの損傷」と「シミ、黄ばみなどの汚れ」。「飽きる」や「新しい服を購入したことで着なくなる」「収納の問題」は3割以下。

約3人に1人が「本当は着たいのに、ずっと着たいから着ないようにしている服がある」と葛藤。多くの方が「ずっと着たい服を長く着るための方法を知りたい」。

約3人に1人が「本当は着たいのに、ずっと着たいから着ないようにしている服がある」(38.9%)と回答。これを世代別で見ていくと「着ないようにしている服がある」のは20代(43.6%)、30代(40.4%)、40代(37.6%)、50代(34.0%)と、特に若い年代の方ほどその傾向が顕著に。お気に入りの服をずっと着続けたいと思いつつも、汚れや傷みを気にしてあえて着ないようにするという矛盾・葛藤を抱えていることが明らかとなりました。今回の調査から判明した、お気に入りの服を大切にしたいものの、損傷(縮み・たるみ)や汚れ(シミ・黄ばみ)で着られなくなることを恐れ、あえて着ないようにしているという気持ちに対し、花王は衣服のお手入れ方法の発信などを通して、お気に入りの服を「これからもずっと着る」ためのサポートをしていきたいと考えています。

画像: 約3人に1人が「本当は着たいのに、ずっと着たいから着ないようにしている服がある」と葛藤。多くの方が「ずっと着たい服を長く着るための方法を知りたい」。

【衣服に関する調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ(WEBアンケート)
調査期間:2021年8月18日(水)〜 8月20日(金)
調査対象:男女 各500名(計1000名)
年齢:10代~50代 ※直近3年以内に自身で服を選び購入したことがある方
エリア:全国

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