副業を希望する20代で、実際に副業の経験がある人は約2割に留まる。

2022-02-05

カワコレメディア編集部 @ カワコレメディア編集部

副業をしていない理由は「勤務先で認められていない」が最多

[20代専門]転職サイトNo.1「Ｒｅ就活」では20代の仕事観をひも解くために、アンケート調査を実施しました。今回は、「副業」に関して調査。副業を希望する20代のうち、「現在、副業をしている」と回答した人は12.2％に留まりました。「過去に、副業をしたことがある」の回答10.4％を合わせても、副業経験がある20代は約2割に留まっています。副業をしていない理由は、「勤務先で認められていない」が最多。次いで、「副業の始め方が分からない」と続きました。収入を増やしたり、経験を積んだりする手段として、副業へのは関心は高まっています。しかし、実際に副業に取り組むには、勤務先のルールや副業の始め方・探し方など、ハードルもあることが分かります。

コロナ禍のテレワークや外出自粛で時間ができたこともあり、「副業」への関心が高まっています。一方で、社会人経験が長くない20代にとっては、「副業」の案件を獲得することが難しいという指摘もあります。20代の「副業経験」の実態について調査しました。

副業を希望する20代のうち、実際に副業を経験したことがある人は、22.6％に留まる

副業することを希望する20代を対象に「副業経験」を質問したところ、「現在、副業をしている」の回答は12.2％に留まりました。「過去に、副業をしたことがある」10.4％を合わせても、副業経験がある20代は約2割に留まることが分かります。実際に副業をしている20代からは、「収入を増やすことができ、自由に使えるお金や貯金に回せるお金が増えた」「趣味を活かした記事作成などで、収入だけでなく反響も得ることができ、充実感を覚えている」「本業以外の仕事にも取り組むことで、より自身が成長できていると感じる」などのポジティブな声が寄せられる一方、「コロナ禍で給与が減ったので副業をしているが、本業だけで生活できるのが理想」「就業後や休みの日に副業の仕事をするので、数ヵ月間休みなしで働いている。生活できるのであれば、副業は辞めたい」といった切実な声も上がっています。

▼分析
「Ｒｅ就活」で実施したアンケートでも、20代の約9割が副業を希望しているように、収入を増やしたり、経験を積んだりする手段として、副業への関心が高まっています。一方、勤務先で認められていない場合は副業をすることはできないため、実際に副業を経験している20代は少ないことが分かります。また、副業は専門性やスキルを活かして成果を上げることが求められます。社会人経験が長くない20代にとっては案件の獲得が難しいという側面もあると推察されます。

副業をしていない理由は「勤務先で認められていない」が最多。次いで「副業の始め方が分からない」

副業を希望しているものの副業をしていない理由は、「勤務先で認められていない」が41.4％で最多。次いで「副業の始め方が分からない」36.7％、「時間を確保できない」33.5％と続きました。

副業で経験した仕事は「事務作業」が最多

副業で経験したことがある仕事は、「事務作業」が30.2％で最多。次いで、「ライティング・記事作成」「SNS運用」「マーケティング関連」が、それぞれ15.9％で続きました。

■調査概要
・調査対象：[20代専門]転職サイト「Ｒｅ就活」へのサイト来訪者
・調査方法： Webアンケート
・調査期間：2022年1月13日～2022年1月20日
・有効回答数：317名

「Ｒｅ就活」とは
4～7年の社会人経験を積んだヤングキャリア、既卒・第二新卒をメインターゲットにした、日本で唯一の[20代専門]転職サイト。登録会員180万名のうち92.5％が20代です。20代が求めるOne to Oneコミュニケーションを実現する「スカウトメール」機能で、20代の若手人材を求める優良企業と、意欲の高い若手人材のマッチングをサポートします。
「20代が選ぶ、20代向け転職サイトNo.1（※「20代向け（自分たち向け）」という印象に「あてはまる」と感じた割合No.1・転職サイト調査2021年9月　転職意向20代男女　東京商工リサーチ）」を獲得しており、３年連続で「20代が選ぶ、20代向け転職サイトNo.1」となっています。「20代会員比率No.1（楽天リサーチ：2016年7月）」、「Ｒｅ就活の転職博」と併せて4冠を達成。両サービスの累計参画社数は約20,000社です。