世界一位を誇るスペイン産のオリーブオイル

スペイン産オリーブオイルは生産量世界一位を誇り、日本での販売量もスペイン産がトップ。スペインは世界のオリーブオイル生産量のおよそ50%を生産し、そのうちの65%以上130万トンを輸出しています。

スペインには多様で生産性の高いオリーブ畑が250万ヘクタールあり、そこには3億4000万本ものオリーブの木があります。これは世界のオリーブ畑のおよそ25%を占め、地球上で最も広いオリーブ栽培地域です。スペインでは200種類以上のオリーブ品種が栽培されており、様々な香りとフレーバーを持つ高品質のオリーブオイルを生産しています。

また、スペインは世界一のオリーブオイル生産国というだけではなく、オリーブオイルの品質・生産量・消費数・最大の輸出国であることも特徴です。

世界で最も多くの賞を受賞しているオリーブオイルがスペイン産。ワールドベストオリーブオイルアワードによると、スペインのエクストラバージンオリーブオイルは過去10年間、世界で最も評価の高いオリーブオイルのランキングでトップの座を維持しています。このことは、消費者がスペイン産のオリーブオイルの品質の高さを判断する1つの指標になっています。

スペインのオリーブ農園では最新の生産技術が使われており、国内外からオリーブ生産者が訪れてオリーブの生産・水やり・収穫などスペイン最新の手法や最先端技術を学んでいます。

健康や美容、SDGsにも繋がるオリーブオイル

オリーブオイルには、健康に大きな効果をもたらす物質が含まれていることが分かっています。ポリフェノールが豊富に含まれており、血中の脂質を酸化ダメージから防ぐ働きがあります。また、血中コレステロール値を正常に保つことができます。

ビタミンEの天然源でもあり、細胞を酸化ダメージから守る働きもあります。スペイン産のオリーブオイルはサラダなどのドレッシングや料理に使うだけではなく、健康や美容にとても良いのです。

オリーブの木は、気候変動に対して特に高い抵抗力を持つと言う特徴があります。オリーブ畑の土壌と樹木は、オリーブオイルの生産で発生する温室効果ガスの10倍を吸収していると推定されています。またオリーブの木は、スペイン全体で250万ヘクタールの栽培が行われています。

そこには多様な鳥類が生息し独自の生態系を形成しており、SDGsにも繋がっています。

スペイン産オリーブオイルを使ったレシピを料理研究家・渡辺康啓さんが紹介

このスペイン産オリーブオイルと各種調味料や意外な食材のミックス&マッチが楽しいレシピ6品を、料理研究家・渡辺康啓さんが考案。

タレントの菊地亜美さんとともに、考案したレシピの紹介や試食を行いました。

画像1: スペイン産オリーブオイルを使ったレシピを料理研究家・渡辺康啓さんが紹介

菊地さんは「普段からオリーブオイルは大好きでよく使うんですけど、今日は渡辺さんから新しいレシピを聞けるということで我が家のレパートリーも増えるかなと思うので、ちゃんと頭に入れて帰りたいと思います！」と、興味津々。

・鶏肉とじゃこの和だしパエリア
・菜の花とイカの生姜オイルあえ
・新玉ねぎの卵とじ
・豆苗と油揚げのサラダ
・アスパラ豆腐に柚子胡椒オイルソース
・空豆のオリーブ油かき揚げ
の6品から、今回は3品を試食しました。

画像2: スペイン産オリーブオイルを使ったレシピを料理研究家・渡辺康啓さんが紹介

まずは、今が旬の新玉ねぎをたっぷりと使った「新玉ねぎの卵とじ」。

オリーブオイルで炒め卵で厚めにとじて、仕上げにお好みでお醤油を少し垂らします。

「とっても美味しいです。オリーブオイルって聞くと洋風なものに掛け合わせたりとかするイメージですが、とっても和じゃないですか！新玉ねぎの甘みとオリーブオイルがすごく合います。お醤油とも合うんですね！」と、1品目から発見があった様子でした。

続いて「菜の花とイカの生姜オイルあえ」を試食し、「めちゃめちゃ美味しい！お店で食べているような本格的な味です。オリーブオイルがダイレクトに感じられるので、オリーブオイル自体の味も美味しいです。娘が寝た後の1人晩酌に良さそうです。」と、レストランレベルの美味しさに驚いていました。

3品目の「鶏肉とじゃこの和だしパエリア」では、「すごく美味しい！やっぱりスペインといえばパエリアじゃないですか。出汁が和風なのにちゃんとパエリアです。

普段はカプレーゼやサラダにかけたりパスタを作るときに使ったり、洋風の方が合うと思っていたんですけど、醤油や柚子胡椒、和出汁など和素材に合うのが食べてより分かったので、身体にも良いので家でもっと使っていきたいなと思いました。」と、スペイン産オリーブオイルの魅力にハマったようでした。

そんな菊地亜美さんの得意料理は、「鶏の唐揚げ」なのだそう。

渡辺さんは、「揚げ物もオリーブオイルに変えるだけで、かなり料理の雰囲気が変わってきます。鶏肉はオリーブオイルでじっくり焼くのがオススメ。黒オリーブやトマト、バジルなどをオリーブオイルと混ぜたソースを作ってそれをかけて作ると、一気にお店感が出ます。」と、オリーブオイルに変えたオススメの調理法をアドバイス。

画像3: スペイン産オリーブオイルを使ったレシピを料理研究家・渡辺康啓さんが紹介

さらに、芽キャベツを買っても使い方が分からずそのままキャベツとして使ってしまうという菊地さんの悩みに「芽キャベツはしっかり焼くのがオススメ。フライパンにオリーブオイルをひいて、焦がし気味ぐらいに焼くのが美味しいです。」と美味しい調理法を教えていました。

最後に菊地さんは、「私も今子育てをしていて毎日ご飯を作ったりしているんですけど、やっぱり子供にはもちろん、夫にも自分も長生きして健康で美しくいたいので、健康にいられるようにオリーブオイルを使ってお家で美味しいお料理ができたらなと思っています。皆さんもぜひスペイン産のオリーブオイルを試してみてください。」

渡辺さんは、「美味しいスペイン産のオリーブオイルを使って、皆様のお手元にあるレシピをぜひお家でも作ってみて下さい。」と、スペイン産オリーブオイルの魅力を余すことなく伝え締めくくっていました。