2024年3月、ついに福井県の敦賀と東京が北陸新幹線でつながり、より多くの人が気軽に嶺南地方に足を運ぶことができるようになります。北陸新幹線最果ての聖地であり、日本海と複数の湖に囲まれた自然豊かな嶺南地方で、訪れるすべての人の日常が”吉日”となる「青々吉日 TSURUGA WAKASA」をテーマに、美食や絶景、パワースポットなど、秋冬の嶺南を満喫できる旅を体験してきました。日本海に面するリアス式海岸の若狭湾にのぞむ豊かな自然に恵まれた若狭町は、古代より海産物や塩など豊富な食材を京都や奈良に送り、朝廷の食を支えた「御食国」として、港、城下町、宿場町が栄えた歴史ある社寺や文化財が集まる魅力的なエリアです。まずは観光スポット(前編)ご紹介♪

見どころ満載!嶺南(福井県南部)

今回、旅したのは福井県の南側 嶺南地方。東京-米原まで(新幹線ひかり)、米原-敦賀まで(特急しらさぎ)に乗り換えます。これが来春3月16日、北陸新幹線が延伸され、東京~敦賀まで直通で3時間8分で50分短縮され、とても行きやすくなります。はじめて耳にした福井県を南北に分けた嶺南(れいなん)/嶺北(れいほく)。木ノ芽峠を境として「木嶺以南」「木嶺以北」として区分し始めたことが由来で、昔はこの峠を越えることが困難であったこと、この峠を境に天候が変わることが多かったことから地域を分けていたのだそう。

レインボーライン山頂公園”三方五湖に浮かぶ天空のテラス”

神秘の湖”三方五湖”は、福井県美浜町と若狭町にまたがる”三方湖”、”水月湖”、”菅湖”、”久々子湖”、”日向湖”の5つの湖の総称です。5つの湖は水質や水深が違い、すべて濃さの違う青色に見えることから「五色の湖」と呼ばれています。全長11.2kmの県道三方五湖レインボーライン線からその違いがよく分かり、五湖と日本海のダイナミックな景観が楽しめます。また2005年11月にはラムサール条約湿地に登録され、2019年には持続的な漁業文化が日本農業遺産に認定されました。

第一駐車場からリフト・ケーブルカーで上った先にある山頂公園は、名勝三方五湖・若狭湾が一望できる360°パノラマビュー!足湯やソファーテラスなどの5つのテラスからの眺望は、まさに絶景!

お天気関係なく写真撮影の為に一年中無料貸し出しのレインボー傘を片手に散策しました。

恋人の聖地”幸せの鐘”

日本海が望める人気の山頂カフェ”なないろ” 

ソフトクリームやレインボーサンデーが人気だそう。

カフェ隣の中央テラスからの絶景。

若狭テラスは迫力ある景観が楽しめる2階建てテラスで、公園全体が見渡せます。

春と秋と2回見頃を迎えるバラ園。110種類600株のバラ園とさつきのコラボレーションが楽しめます。

憩いの広場。和風カフェでは焼団子やお抹茶が楽しめます。裏手には茶屋テラスがあります。日本を代表する演歌歌手 五木ひろしさんが美浜町出身ということで、五木ひろしさんの歌声が流れるスポットや歌のタイトルの石碑がありました。

画像: 写真右下のボタンの前に手をかざすと五木ひろしさんの歌が流れます。

写真右下のボタンの前に手をかざすと五木ひろしさんの歌が流れます。

絶景天空の足湯はクールジャパンアワード2019年に認定されました。タイツや靴下のまま入れるよう長いビニールもご用意があるので助かりました。(タオル、ビニール各100円*2023年11月現在)

ケーブルカー(6分間隔)かリフトか選べます。リフトだと80m2分の空の旅です。

ケーブルカーを降りた駐車場の前にもレストランカフェ”レインボー”にも絶景テラス席があります。

【レインボーライン山頂公園】

福井県 三方上中郡 若狭町 気山18-22-2

《入園料》
大人(中学生以上)1,000円 /小人(小学生)500円
障害者割引 大人(中学生以上)600円 /小人(小学生)300円
団体割引(15名以上) 大人(中学生以上)900円 /小人(小学生)500円
シルバー割引(65才以上) 65才以上 900円(誕生日がわかるものを提示)
※個人直接お申し込み時適応
年間パスポート 大人(中学生以上)5,000円 /小人(小学生)3,000円

営業時間及び駐車場料金(第1駐車場・第2駐車場)は
公式ホームページをご参照ください。

”文化と自然をたのしむ” 若狭鯖街道 熊川宿

画像: ”文化と自然をたのしむ” 若狭鯖街道 熊川宿

熊川宿は若狭と京都との交易の拠点として発展した宿場町です。若狭は豊富な山海の恵を京に送り届けていた御食国(みけつくに)であるとともに、古くから大陸との交易で栄えてきました。伝統的な町並みを残す景観は、福井を代表する歴史的資源として当時のにぎわいを伝えています。(平成8年 重要伝統的建造物群保存地区選定、平成27年 日本遺産認定)多くの旅人が身体をやすめてきた熊川宿にはゆったりとした時間が流れています。文化と自然に恵まれた熊川宿は今でも多くのひとをひきつける魅力にあふれています。

熊川宿では、地域と若狭町が連携し長年にわたって保存のまちづくりに取り組んできました。文化庁の支援による家屋の修理事業は達成率が高く、家屋の前を流れる「前川」の整備や、裏配線方式による電柱の撤去など修景が進んでいます。地域と行政が一体となって進めてきた「防災まちづくり」や「まちづくりマスタープラン」などの策定は県や国からも高い評価を受けてきました。

■質素という贅沢【八百熊川(やおくまがわ)】

地区住民の高齢化が進み、空き家をリノベーションして宿泊施設やショップに。こちらはワークショップやレンタサイクル、一棟貸古民家宿泊施設のレセプションにもなっています。

薪ストーブと前庭が自慢の土蔵を改修した一棟貸し宿泊施設”やまね”

やまね | 福井県若狭 熊川宿にある一棟貸し古民家宿 - 八百熊川 (yao-kumagawa.com)

東京 蔵前にある【SOL'S COFFEE】も楽しめます。2019年10月オープン。築130年の土蔵(元は牛舎)をリノベーションしたカフェで、若狭の名水を使ったこだわりの焙煎コーヒーやパンなどがいただけます。

SOL'S COFFEE – 東京下町発のスペシャルティコーヒー専門店オンラインショップ (sols-coffee.com)

寺社、遺跡、山遊びなども楽しめます。

移動はゴゴイチバスが便利

画像: 移動はゴゴイチバスが便利

〔運行期間〕2023年9月30日から11月26日  ※土日祝日に限定して運行

〔運行経路〕敦賀駅または美浜駅を出発し、美浜町レイクセンターやレインボーライン山頂公園、
縄文ロマンパーク等の観光地や三方駅等を経由して美浜駅または敦賀駅に戻ります。

画像: 青々吉日プロモーション動画  www.youtube.com

青々吉日プロモーション動画

www.youtube.com

いかがでしたか?北陸新幹線の最果ての聖地「敦賀・若狭」の魅力伝わりましたか?観光スポット(後編)に続きます。

画像: 青々吉日 コンセプト動画 www.youtube.com

青々吉日 コンセプト動画

www.youtube.com

This article is a sponsored article by
''.