2024年1月7日からはじまったNHK大河ドラマ【光る君へ】(全63作) 平安時代に千年の時を超えるベストセラー「世界最古の女性文学」と呼ばれる”源氏物語”を生んだ紫式部(吉高由里子氏)の生涯を描いています。彼女は藤原道長(柄本佑氏)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で”光源氏=光る君”のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。紫式部が『源氏物語』を起筆したといわれる「石山寺」、2024年1月29日オープンの「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」「源氏物語 恋するもののあはれ展」など主人公・紫式部ゆかりの地である”大津市の魅力”にふれるツアーに行ってきました。

源氏物語を生んだ石山寺

画像1: ©石山寺

©石山寺

滋賀県大津市にある東寺真言宗に属する747年建立された【石山寺(いしやまでら)】紫式部の名著である「源氏物語」生誕の地としても知られ、その境内は春は桜、秋は紅葉の名所としても有名です。

画像2: ©石山寺

©石山寺

本堂前に突き出る巨大な硅灰石(けいかいせき)この奇岩のパワーによって古くからこの地は聖なる場所として崇められてきました。奈良時代にはこの硅灰石の上にお堂が建てられ、石山寺の歴史が始まります。

画像3: ©石山寺

©石山寺

源頼朝の寄進により鎌倉時代1194年に建立された日本最古とよばれている多宝塔。上層は円形、下層は方形平面の二重の塔で成り立ち、独特のフォルムや二層のバランスがなんとも美しい建物です。

画像: 十二単をまとった紫式部のお人形は修繕中のため2024年3月17日まで不在です ©石山寺

十二単をまとった紫式部のお人形は修繕中のため2024年3月17日まで不在です

©石山寺

「なにか物語を書いてちょうだい」お仕えする中宮彰子に命じられた紫式部は、石山寺に七日間滞在しました。「石山の観音さま。わたしに、まだ誰も読んだことのないような物語を書かせてください」そう祈り続けます。そしてびわ湖に映る中秋の名月を見たとき、紫式部の脳裏に一人の貴公子が思い浮かび『源氏物語』須磨すまの巻を書き始めた──『石山寺縁起絵巻』が伝えるお話です。

画像4: ©石山寺

©石山寺

境内の高台にある月見亭から望む景色は「石山の秋月」と呼ばれ、紫式部は琵琶湖に映る十五夜の名月を眺め「源氏物語」の着想を得たといわれています

画像5: ©石山寺

©石山寺

穴をくぐると願いが叶うというパワースポット、石山寺の大理石でできた”くぐり岩”。母親の胎内を模した岩穴をくぐることで、魂を浄化し、新たな自分へと生まれ変わる“胎内くぐり”。くぐった人の願いもかなえてくれるのだとか。ぜひ願掛けしてみてくださいね。

「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」「源氏物語 恋するもののあはれ展」

紫式部の心を揺さぶり、筆を執らせたという石山寺境内では、紫式部に関連した展示が開催中です。

「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」

大河ドラマ「光る君へ」のテーマを掘り下げる映像や企画パネル、ドラマに登場する衣装や小道具などを展示。キャスト・スタッフのインタビューなど、大河ドラマならではの映像を4Kシアターで上映。大津でしか見ることができない、大河ドラマの世界に没入できる展示をぜひお楽しみください。

画像: 「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」「源氏物語 恋するもののあはれ展」

「源氏物語 恋するもののあはれ展」

画像: 「源氏物語 恋するもののあはれ展」テーマソング『恋するもののあはれ』Music Video(ショートver.) youtu.be

「源氏物語 恋するもののあはれ展」テーマソング『恋するもののあはれ』Music Video(ショートver.)

youtu.be

「恋」をテーマに、平安時代の文化を楽しく体験できる展示。

『源氏物語』の和歌を現代的に表現したイラストや音楽などもお楽しみいただけます。「紫式部と源氏物語」「恋の決め手は、美のセンス」「千年の時を超える恋の歌」の3つの空間からなる本展示。平安時代ならではの恋と、あなたが共感できる恋を見つけてみてください。

光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館
[同時開催]源氏物語 恋するもののあはれ展

【開催期間】2024年1月29日(月)〜2025年1月31日(金)
【会  場】⽯⼭寺境内(明王院・世尊院)滋賀県大津市石山寺1−1−1
【開館時間】 9:00〜17:00(最終入場16:30)
※期間中は原則無休

【入館料】当日券 大人(中学生以上) 600円/小人(小学生)300円
    前売券・団体券 大人(中学生以上) 500円/小人(小学生)250円
※ 2つの展⽰をご覧いただけます。
※ 未就学児はいずれも無料となります。
※ 団体券は20名以上からの受付となります。

紫式部ゆかりの地「⽯⼭寺」で開催します。
その他、市内では紫式部に関連した企画展⽰を⾏います。

お土産を買うなら♪ 石山寺物産館 紫 ーMURASAKIー

画像: お土産を買うなら♪ 石山寺物産館 紫 ーMURASAKIー

石山寺境内では「大河ドラマ館」(明王院)、「恋するもののあはれ展」(世尊院)とあわせて、石山寺物産館 紫 -MURASAKI-が拾翠園にて新しくオープンします。展示に関連したお土産や、大津ならではの特産品を多数用意しています。

石山寺物産館 紫 -MURASAKI-
営業期間 :2024年1月29日(月) ~2025年1月31日(金)
場所 : 石山寺境内 拾翠園(滋賀県大津市石山寺1-1-1)
営業時間 : 9:00~17:00

笑顔をうむ場所【Ishiyama Terrace】で絶品スイーツ

画像: 笑顔をうむ場所【Ishiyama Terrace】で絶品スイーツ

石山寺の門前のスイーツと飲食ができる4店舗の総合施設です。大津の地の魅力を発信し、旅行者や地域の方々の「笑顔をうむ場所」として楽しい時間を過ごしていただけます。

画像: お芋スイーツ専門店”芋屋十三”

お芋スイーツ専門店”芋屋十三”

お芋スイーツ専門店”芋屋十三”で「絞りたてお芋のモンブラン」をいただきました。濃厚なお芋ペーストを使いながらも、さっぱりとしたチーズ風味のアイスクリームが絶妙なコントラストが楽しめるスイーツです。

石山寺プリン本舗 なめらかプリン

日本一の湖の琵琶湖とその周りを囲む山々の豊かな自然の中でできる滋賀の素材にこだわり、滋賀県近江八幡市の高木牧場の牛乳を100%使用した一つ一つ手作りで作るプリンです。

石山テラス
滋賀県大津市石山寺3丁目1-7
TEL:077-548-8810
営業時間 ;11:00~18:00
定休日:不定休

アクセス
JR石山駅よりバスで8分/石山寺山門前バス停下車徒歩3分
京阪石山寺駅より徒歩12分/京滋バイパス石山ICより車で約4分

次は、紫式部にとって仏縁の深いお寺「三井寺」レポートです。続きます。

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