2024年3月16日北陸新幹線の敦賀延伸で、東京から向かう場合、これまでよりぐっと北陸が近くなりました。これにより乗り換え不要な上に最速の所要時間は東京~福井までは36分短縮され2時間51分と3時間を切ります。今回は、福井県嶺南地方(小浜市・高浜町・おおい町)の魅力に触れる「青々吉日 TSURUGA WAKASA」をテーマとしたツアーに参加して参りました。季節はずれの降雪の日もありましたが、山々がが雪景色に染まり美しい景観も楽しめ、おいしいお食事や地酒など堪能し、大満足のツアーとなりました。レポートします!

北陸新幹線の最果ての聖地で感じる旅のチカラ

画像1: 北陸新幹線の最果ての聖地で感じる旅のチカラ

旅したのは福井県の南側 嶺南地方。あまり聞き慣れないかと思いますが、福井県を大きく南北に分け、嶺南(れいなん)/嶺北(れいほく)と呼ばれています。木ノ芽峠を境として「木嶺以南」「木嶺以北」として区分し始めたことが由来で、昔はこの峠を越えることが困難であったこと、この峠を境に天候が変わることが多かったことから地域を分けていたのだそう。

画像2: 北陸新幹線の最果ての聖地で感じる旅のチカラ

古くは朝廷の台所として栄えた若狭エリアも嶺南地域に属します。

澄み切った空とつながる若狭湾の碧。三方五湖の海水と淡水が混ざりあい生まれる色とりどりの青。さまざまな「あお」はときにあなたを幻想的な世界へと誘います。また、敦賀・若狭には陰陽道ゆかりの地や様々な儀式が受け継がれてきた場所があります。敦賀・若狭の旅は、あなたの「これから」にどのような変化もたらすのでしょうか。鑑賞したり食したりでは終わらない、特別な何かを感じることができる旅が待っています。

採れたて”海のごちそう” ⿂と⾷の複合型マーケット【UMIKARA】

若狭の味覚、福井のいいものをお届けする⿂と旅するマーケット「UMIKARA」。海のごちそうに特化した、⿂と⾷の複合型マーケットです。漁港と隣接した⽴地条件を存分に⽣かし、毎朝、⽔揚げされた新鮮な⿂介をお客様に提供しています。地元の方も多く活用されていて、とにかく新鮮な魚介類が安いこと!東京の半値以下!

魚介を使ったお惣菜、加工品などもバラエティ豊かに取り扱い、毎日のお買い物から旅行のおみやげ選びまで、シーンやご都合に合わせて利用できます。

画像: 採れたて”海のごちそう” ⿂と⾷の複合型マーケット【UMIKARA】

新鮮な魚介類におすすめなスパイスや調味料コーナーが充実しているのもこちらならでは。

ランチは、併設の”うみから食堂”で「若狭に恋する海鮮丼」価格:1900円(税込)を堪能しました。若狭湾で採れた新鮮な6種のお刺身(鰆の漬け、真鯛、福井サーモン、鰤、剣先イカ、甘エビ)と毎朝作るオリジナルのあら汁、お米はもちろんコシヒカリ(発祥の地)、お茶は地元の特産品の杜仲茶。酢飯がほどよくぺろっと完食。もう一品は、ツアー参加の皆様とシェアして味見♪ 高浜で採れた福井サーモンやまはたなどを使った「若狭の漬け丼」価格:1500円(税込)も絶品でした。 

国指定重要⽂化財【中⼭寺】

画像1: 国指定重要⽂化財【中⼭寺】

福井県高浜町、若狭富士の異名をもつ⻘葉⼭の中腹にあり、北陸三⼗三ヶ所観⾳霊場第1番の中⼭寺は、1343年建立の本堂や⾦剛⼒⼠像が国指定重要⽂化財に指定されています。

画像2: 国指定重要⽂化財【中⼭寺】

本堂内部の厨子にに安置されている本尊の馬頭観世音菩薩坐像(三面八臂)は33年に一度(17年に中開き)と普段は開帳されていない秘仏で、鎌倉時代に製作されたといわれています。

画像3: 国指定重要⽂化財【中⼭寺】

持仏堂には、阿弥陀如来や両界種字曼荼羅図、孫文の直筆の書など貴重な文化財が安置されています。

画像4: 国指定重要⽂化財【中⼭寺】

⼭⾨からは⾼浜の絶景も楽しめ、映えスポットとしてじわじわ人気になっているとのこと。

薬草を合わせたブレンド薬膳茶作り体験【⻘葉⼭ハーバルビレッジ】

画像: 薬草を合わせたブレンド薬膳茶作り体験【⻘葉⼭ハーバルビレッジ】

「薬草の宝庫」である⻘葉⼭の麓にあるハーバルビレッジは、 薬草に特化した「⾷」や「薬膳茶づくり体験」など、おいしい空気と薬草で楽しみながら健康になれる場所です。

伝統的器具「薬研(やげん)」を使い約6種類の薬草を合わせたブレンド薬膳茶体験(1000円~)に挑戦してみました。お好みに合わせて3種類から選べます。(健ー生活習慣病、美ー美肌やデトックス、圧ー血圧)とてもわかりやすく薬草の説明ややり方を教えていただけます。昔なつかしい薬包のようなパッケージに入れて完成です。いいお土産になりました。

お隣には大きな窓から芝生公園を見渡せ、屋外のウッドデッキからは高浜の海も遠望できる【茶カフェ「あおばやまてらす」】があります。カラダにやさしいハーブティーやハーブ、地場の食材を使ったフードメニューなどがオーダーでき、地元の方の憩いの場にもなっています。

アジアで初の国際環境認証「BLUE FLAG」を取得【若狭和⽥ビーチ】

画像: 【福井県高浜町】若狭和田ビーチ-Wakasa Wada Beach youtu.be

【福井県高浜町】若狭和田ビーチ-Wakasa Wada Beach

youtu.be

アジアで初の国際環境認証「BLUE FLAG」を取得した⼈気のビーチで、バツグンの透明度と遠浅の海、⽩く広い砂浜が特徴です。⾼浜から⾒る⻘葉⼭に沈む⼣⽇は⽇本の⼣陽百選にも選ばれており、地元の⽅からも若狭和⽥ビーチから望む⻘葉⼭は絶景だと⾔われています。

高級魚”若狭ふぐ””若狭まはた”で満腹至極【若狭ふぐの宿 下亟(しもじょう)】

画像1: 高級魚”若狭ふぐ””若狭まはた”で満腹至極【若狭ふぐの宿 下亟(しもじょう)】

若狭⼩浜の海のすぐそばにある家庭的な創業50年を超える⺠宿【若狭ふぐの宿 下亟】漁師ならではの新鮮な⿂介類、1年を通して⾃ら育てた若狭ふぐを手頃でいただける人気の宿です。

画像2: 高級魚”若狭ふぐ””若狭まはた”で満腹至極【若狭ふぐの宿 下亟(しもじょう)】

冷たい⽇本海の荒波にもまれ、冬を越したとらふぐは⾝がギュッと締り⻭ごたえは抜群です。また、若狭湾に育まれた新鮮な海の幸、四季折々に旬の楽しみも楽しめるお食事は地元の方にも大人気です。

下亟では2015年から養殖をはじめ、現在「若狭まはた」として県ブランドに認定されています。マハタは透明感のある締まっていて硬い白身で、お刺し身や煮付けにして大変美味な魚です。天然物が出るのは極めて少なく、幻の高級魚と呼ばれています。

旬の⾷材「若狭ふぐと若狭マハタ料理コース」を堪能しました。愛情たっぷり育てているだけあって、肉厚で魚というより、もはや肉感に近い食感。こんなにおいしいふぐはこれまでの経験値の中で一番!今回の旅でこんなにも忘れられない美味しさに遭遇できるとは!おいしいうえにボリューム満点で食べても食べても減らないふぐとマハタ。これとない贅を極めた夕食となりました。このお店目当てに再訪したいぐらいおいしかったです。

【若狭ふぐと若狭マハタ料理コース】 価格:13,750円(税込)

てっさ てっちり ふぐ湯引き皮
焼きふぐ ふぐから揚げ
若狭まはた舟盛 姿煮 
若狭まはたの炙り
雑炊 デザート一品

若狭ふぐの宿 下亟 福井県の新ブランド「若狭まはた」 (fugu-shimojo.com)

嶺南地区の魅力に触れる旅、後半に続きます!

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