パナソニックは、2024年6月/7月から、日本において、アマゾンとの協業による「Fire OS」搭載型の新製品の販売を開始することを発表しました。

昨今、テレビの楽しみ方が大きく変わってきており、コロナ禍を通してテレビでネット動画を楽しむことが増えたことを実感している方は多いのではないでしょうか。

コロナ禍を期に、オンデマンドの利用率は50%まで伸長し、さらに、テレビでのネット利用率も年々伸長!現在では80%ほどの方がテレビをネットに繋いで楽しんでいるそうです。

今回は、このような昨今の状況下において発表された、パナソニックとアマゾンの協業による新製品である「Fire OS」搭載型テレビをご紹介します!

エンターテインメント環境をさらに豊かに!Panasonic×Amazon

画像: エンターテインメント環境をさらに豊かに!Panasonic×Amazon

セミナー冒頭には、パナソニックエンターテインメント&コミュニケーション株式会社ビジュアル・サウンドビジネスユニット商品企画部部長 末永誠氏が登壇し、昨今のテレビ事情とアマゾンとの協業の背景について説明しました。

末永氏は、「近年のテレビモデルでは、各アプリで視聴できるおすすめの動画などをサムネイル付きで表示し、多くのコンテンツの中からユーザーが見たいコンテンツに出会えるようにしてきた。さらに、将来に向けては、テレビは単にコンテンツを視聴するデバイスという役割を大きく超えて、モバイル機器との連携、ビデオ通話、スマートフォン、ゲームといった、もっと大きい役割を担うようになっていく。これらの状況を踏まえて、24年にビエラ(パナソニックのテレビシリーズ)が目指す方向性は、お客様とコンテンツの出会いをサポートするユーザーインターフェイスを突き進め、さらに様々な機器と繋がることで暮らしをより豊かにし、その上でテレビの本質機能である画質や従来のテレビ機能にもより磨きをかけていくこと。これを実現するため、パナソニックはアマゾンと協業し、ビエラ専用のFire TVを開発し、ビエラのOSとして採用することとした。Fire TV搭載ビエラはごく一部の限られたモデルのみでなく、パナソニック主力製品の6シリーズ13機種。Fire TVを搭載するだけでなく、パナソニックが従来から培ってきたテレビの本質機能や便利な機能を融合することで、全く新しいビエラ専用のFire TVをパナソニックとアマゾンで一緒に開発した。」と語りました。

続いて、アマゾンジャパン合同会社AmazonデバイスFire TV事業部事業部長西端明彦氏が登壇。

西端氏は、「Fire TVは、『大画面でストリミーニングを簡単に』というコンセプトのもと、お客様に使ってきていただいた。ストリーミングメディアプレイヤーは、累計2億台以上販売され、世界85か国以上で利用いただいている。日本では、2015年に販売開始以降、世代交代をしながら様々なデバイスを展開している。パナソニックとの協業はグローバル全体でのこと。すでにヨーロッパでは本製品が販売されているが、この度、新たに日本でも販売を開始できるということで大変嬉しく思っている。たくさんの日本のお客様に使っていただければと思う。今後も、日本のエンターテイメント環境を豊かにしていくために進化していきたい」と思いを語りました。

両社とも、日本のエンターテインメント環境を、テレビを通じてさらに豊かに、という思いのもと、新製品の開発にいたったことを強く語っていたところが印象的でした。

パナソニックのFire TV搭載テレビのメリットとは?

画像: パナソニックのFire TV搭載テレビのメリットとは?

アプリへの対応力UP!

従来のパナソニック独自OSによる対応アプリ数は約30種類だったそう。これがFire TVを搭載することで大幅に増大し、アプリへの対応力が向上。ジャンルは幅広く60万タイトル超えるテレビ番組やネット動画が視聴可能です。

快適で使いやすいユーザーインターフェイス

Fire TVがかねてよりこだわってきた、コンテンツを前面に出したユーザーインターフェイス。今回の協業により、テレビ放送やネット動画を俯瞰して眺め、その時の気分に合わせて、コンテンツを選ぶことができる新しいホーム画面になっています。コンテンツに出会いやすく探しやすい、さらに、サクサク動く快適な操作感も味わるとのことでした。

テレビから他の家電をコントロール

Z95AとZ90Aでは、パナソニックのスマートテレビで初めてAlexaによる遠距離音声コントロールが利用できるようになりました。音声を使ってアプリの起動、音楽の再生、タイトルの検索、スマートホームのコントロールなどを、リモコンに手を伸ばすことなくリビングルーム全体から簡単に行うことができます。

2024年度新製品ラインナップ!

画像1: 2024年度新製品ラインナップ!

2024年度新製品ラインナップは、6シリーズ13機種!従来のテレビと比べ「Fire OS」が搭載されるということに加え、もちろんパナソニックテレビ自体の機能も従来からさらにレベルアップしたそうです。

例えば、
・画質面では、新世代AI高画質エンジン搭載による更なる高画質の実現
・パネル・ディスプレイ構造では、リアルタイムパネル発行性能解析を追加することで、解析結果をパネル防御に反映させることで、更なる高コンストラクト化を実現
・音質(Z95A、Z90A)では、映画館のような立体音響を実現。Fire TV搭載により、音楽アプリで好きな曲をテレビの立体音響で視聴することも可能に
・さらに、4K144p入力に対応!圧倒的な応答性を実現し「競争力を求めるゲーマーに恩恵をもたらす
などなど、従来のテレビからテレビ自体の機能の進化もしたそうです。

画像2: 2024年度新製品ラインナップ!

今回の発表会では、実物のテレビを見ることができ、Fire TV内蔵テレビならではのストリーミングサービス、アプリ、ライブチャンネル、カスタマイズされた「オススメ」をまとめたパーソナライズされたホーム画面を見ることができました。新製品ではリモコンを用いた音声操作による、チャンネル変更、音量操作、ネット動画の捜索やホームへ戻るなどの指示も可能に。実際に映像を流してみると、バンディングノイズの除去、シャープな映像、高コントラスト、自然な色味の鮮やかさが素人目にも見てわかり、OSの強化だけでなく、画質面でもテレビはどんどん進化しているのだということを体感しました。また、立体音響機能もあり、テレビを映画館で見ているような感覚を味わうことも出来ます。

一番魅力的に感じたのはZ95AとZ90Aのリモコンなしでの音声操作機能。手元にリモコンがない状況、例えば料理中などでも、テレビに向かって話しかけるだけで、テレビを通して、テレビはもちろん、エアコンや電気、そしてテレビ通話もできるという驚きの機能でした。

本発表会は、テレビは単なるエンターテインメント機器ではなく、幅広いトップ・ストリーミングアプリやサービスを楽しめ、スマートホーム管理のハブへと、どんどん進化していると感じる機会になりました。皆さんも是非、家電量販店等でこれらの新製品を見かけた際には、その驚きの特徴を感じてみてください!

画像3: 2024年度新製品ラインナップ!

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