【ウェルスナビ】投資意向のある約4,000人にアンケート調査を実施

預かり資産・運用者数 国内No.1ロボアドバイザー(※1)「WealthNavi(ウェルスナビ)」は、2024年から始まった新NISAおよび資産運用などに関する意識調査を実施しました。

画像: 新NISA開始をきっかけに「投資が身近になった」

調査では、「今後投資の意向がある」と回答した全国の20代~50代を対象に行いました。有効回答4,120人のうち、投資経験者が3,115人(75.6%)、投資未経験者が1,005人(24.4%)でした(※2)。

新NISA開始によるイメージの変化で「投資が身近になった」がトップに

「2024年1月からの新しいNISAが開始してから、資産運用や投資に対するイメージに変化はありましたか」との質問に対し、「投資が身近になった」との回答が1位、「資産運用の必要性を感じるようになった」との回答が2位となり、資産運用や投資のイメージがポジティブに変化していることがわかりました。回答の3位には「長期投資や分散投資を意識するようになった」が続き、資産運用の知識が広がっている様子も見られました(※3)。

画像: 新NISA開始によるイメージの変化で「投資が身近になった」がトップに

新NISA開始による投資行動として「情報収集をした」人が最多

「2024年1月から『新しいNISA』が始まりました。それにより、あなたは『投資』に関する行動を変えましたか」との質問に対し、「資産運用やNISAに関して情報収集をした」という回答が全体の38.7%となりました。また、1割以上の人がNISA口座や証券口座を新たに開いたという回答をしたことから、新NISAが資産運用に踏み出すきっかけとなったことがわかります(※4)。

画像: 新NISA開始による投資行動として「情報収集をした」人が最多

NISAで資産運用をする目的のトップは「老後の生活資金のため」

回答者のうちNISAを利用中、または利用意向のある3,672人に「NISAで資産運用する目的は何ですか」と質問したところ、全体の75.0%が「老後の生活資金のため」と回答し、「余剰資金を活用するため」や「子育て・教育資金のため」といった他の選択肢の回答を大きく上回りました(※5)。

画像: NISAで資産運用をする目的のトップは「老後の生活資金のため」

NISAを利用していない理由のトップは「NISA制度がよく分からないから」

回答者のうちNISAを利用したことがない1,629人に「あなたがNISAを利用していない理由は何ですか」と質問したところ、「NISA制度がよく分からないから」「どの金融商品を選べばいいか分からないから」といった回答が上位となりました(※6)。

画像: NISAを利用していない理由のトップは「NISA制度がよく分からないから」

お金に関して最もサポートが必要だと思うのは「老後の資金計画」

「お金に関することで、サポートが必要だと思うものをすべてお選び下さい」との質問に対し、「老後の資金計画」を選んだ人が全体の46.7%となりました。また、節税や資産運用の実践、年金、お金の貯め方など、サポートが必要な項目が広く分散する結果となりました(※7)。

画像: お金に関して最もサポートが必要だと思うのは「老後の資金計画」

まとめ

2024年1月にNISA制度が拡充し、半年以上が経ちました。今回の調査結果では、新NISAが働く世代の資産形成の後押しになっていること、また、長期投資や分散投資を意識するようになったとの回答が多かった点について注目しました。金融市場が大きく変動する局面があったことから、新NISAをきっかけに資産運用を始めた方の中には、不安を感じた方もいるかもしれません。しかし、これまでも世界経済は大きな変動を乗り越えながら成長してきました。長期の視点で、世界中の様々な資産に分散して投資をすることは、NISAを利用するかどうかに関わらず非常に大切です。
「WealthNavi」では、セミナーやコラム、アプリ上のメッセージなどを通じて、相場の変動に一喜一憂することなく、ご自身に合ったリスク水準で資産運用を続けることをサポートします。多くの方にサービスを利用いただき、次世代の金融インフラとして、働く世代が安心して資産形成ができる環境を作っていきたいと考えています。
ー 同社執行役員 リサーチ&クオンツ 牛山史朗氏

■調査の概要
実施期間:2024年7月18日~7月22日
調査対象:全国の20代~50代。今後の投資意向がある人。投資経験者あるいは投資未経験者(自己認識によって投資上級者を除外)
調査方法:インターネットによるアンケート
有効回答数:4,120人
※1 一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年6月時点)
※2 「あなたはこれまでに、『投資』をしたことがありますか」への回答に基づく。投資とは株式や投資信託、債券(国債、社債、仕組債、外貨建て債券など)、外国為替証拠金取引(FX)、暗号資産などリスク性のある資産を持つこと。iDeCoや企業型DC、NISAの活用も含む。投資経験者は「現在、投資をしている」と回答した人。自己認識によって投資上級者を除外。(単一回答、回答者数:4,120人、小数点第2位を四捨五入)
※3 「2024年1月からの新しいNISAが開始してから、資産運用や投資に対するイメージに変化はありましたか。 あてはまるものをすべてお選び下さい。」への回答(複数回答、回答者数:4,120人、小数点第2位を四捨五入)
※4 「2024年1月から『新しいNISA』が始まりました。それにより、あなたは『投資』に関する行動を変えましたか。変わった行動としてあてはまるものをすべてお選びください。」への回答(複数回答、回答者数:4,120人、小数点第2位を四捨五入)
※5 「NISAで資産運用する目的は何ですか。あてはまるものをすべてお選び下さい。※まだNISAを利用していない方も、今後利用する場合の目的についてお答え下さい。」への回答(複数回答、回答者数:3,672人、小数点第2位を四捨五入)
※6 「NISAをご利用したことが無い方にお伺いします。あなたがNISAを利用していない理由は何ですか。あてはまるものをすべてお選び下さい。」への回答(複数回答、回答者数:1,629人、小数点第2位を四捨五入)
※7 「お金に関することで、サポートが必要だと思うものをすべてお選び下さい。」への回答(複数回答、回答者数:4,120人、小数点第2位を四捨五入)

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