静岡市には歴史ある名所や絶景スポット、新鮮な地元のグルメを楽しめる場所が数多くあります。徳川家康公が眠る国宝『久能山東照宮』では歴史のロマンを感じ、江戸時代から旅人に愛される自然薯の老舗『丁子屋』、ご当地メニューが楽しめる『ととや』、静岡の生産者の顔がみえる展望レストラン『Tempooo』、日本夜景百選にも選ばれた『日本平夢テラス』で心洗われる絶景など、静岡市の魅力をギュッと詰め込んだ観光プランを堪能!レポートします。

屈指のパワースポット!徳川家康が眠る国宝『久能山東照宮』

画像1: 屈指のパワースポット!徳川家康が眠る国宝『久能山東照宮』

久能山東照宮は、徳川家康が祀られている全国初の東照宮で国宝に指定されています。朱塗りの美しい社殿は、職人たちが丹精込めて仕上げた豪華絢爛な建築が特徴です。

画像2: 屈指のパワースポット!徳川家康が眠る国宝『久能山東照宮』
画像2: 歴史と絶景とグルメの三重奏♡「ホビーのまち静岡」で心満たされる旅へ

久能山東照宮へは、久能山下から1,159段石段登り、または日本平ロープウェイを利用してアクセスできます。5分間の道中の眺めもとても素晴らしく、一見の価値あります。

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徳川家康公はご幼少のころよりあらゆる艱難辛苦を跳ね除け征夷大将軍に就き、晩年を駿府(現在の静岡市)で過ごしました。元和2年(1616年)4月17日に75年の生涯を大成されました。

亡くなる直前、家康公は家臣たちに「遺骸は久能山に埋葬すること」を遺命として託し、二代将軍徳川秀忠公が実行し、また久能山に家康公を祀る神社を造営することを発令しました。これが久能山東照宮の始まりです。

実際に家康公が過ごしていたという久能山。お墓の裏手には愛馬のお墓もあり、とても神秘的な場所でした。

画像7: 歴史と絶景とグルメの三重奏♡「ホビーのまち静岡」で心満たされる旅へ
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また、併設の『久能山東照宮博物館』では徳川家康公が関ヶ原合戦で用いた甲冑である「重要文化財 歯朶具足」、二代将軍徳川秀忠公が久能山東照宮に奉納した「国宝 桐紋絲巻太刀拵(国宝 太刀 銘真恒 拵)」、徳川家康公の神像である「東照大権現像」など、徳川家康公をはじめとする江戸幕府の歴代将軍に関係する文化財を2000点超収蔵していて、重要文化財ばかり。

訪問したこの日は、徳川15代全ての甲冑が展示されていて圧巻でした。愛用していた洋時計の復元した音色も聞くことができます。展示物は順次変更になるとのことなので毎回訪問の度に新たな発見があるかもしれません。

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麓から1159段の石段を登ると久能山東照宮の一ノ門があります。この地は戦国時代に武田信玄が大改修し武田三名城の1つとして数えられた久能城の大手門の跡地で、この門の内側から重要な境内として門衛所が設けられ厳重に管理されていたそうです。

画像: 一ノ門からみた駿河湾。6kmにも及ぶ石垣いちごのビニールハウスが並びます。

一ノ門からみた駿河湾。6kmにも及ぶ石垣いちごのビニールハウスが並びます。

この景色を家康公も眺めていたかと思うと、感慨深いですね。

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訪問してから日光東照宮との違いなど調べてみると、諸説いろいろあり、楽しいです。教科書では語りきれない深い物語があります。

360°の大パノラマを楽しむ空中散歩【日本平夢テラス】

画像1: 360°の大パノラマを楽しむ空中散歩【日本平夢テラス】

標高300mの丘陵地で、駿河湾越しに仰ぎ見る富士山、眼下に見える清水港、伊豆半島、南アルプスのパノラマビューは、まさに至福の絶景!日本観光地百選コンクールで第1位に選ばれたのも納得!365日、24時間を通して様々な姿を見せてくれる富士山に代表される四周の眺望を存分に楽しめます。

1階の展示エリアでは、日本平の歴史や文化、地形の成り立ち等を学ぶことができる「展示エリア」、2階には景色を楽しみながらくつろげる「ラウンジスペース」、そして3階には「展望フロア」があります。

屋外の展望回廊は、1周約200m、富士山や駿河湾、三保松原など、360度の「パノラマ展望」が楽しめます。日本平からみえる夜景は『日本夜景遺産』にも選抜されました。

画像2: 360°の大パノラマを楽しむ空中散歩【日本平夢テラス】

デザインは、株式会社 隈研吾建築都市設計事務所による、県産木材をふんだんに使い、富士山を望む自然景観と調和した設計です。この日はぽかぽかと小春日和でとても気持ちがよい気候だったのでお散歩しているだけで楽しい場所でした。

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蛇口みかんジュースの3つの特徴

1.清水地区で太陽をたっぷり浴びた完熟の温州みかん100%ジュース
2.農薬不使用で安全安心
3.皮を手むきにして搾り上げています
4.蛇口からみかんジュースが出てくる体験

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日本平ロープウェイのギフトショップの一角に、蛇口から出るみかんジュースを飲むことができます!静岡 清水産のみかんを楽しくいただける行列必至の人気ジュースです。

⇒ 日本平夢テラス

⇒ 日本平ロープウェイ

江戸時代から旅人に愛される自然薯”とろろ汁”の老舗『丁子屋』

画像: 江戸時代から旅人に愛される自然薯”とろろ汁”の老舗『丁子屋』

慶長元年(1596年)創業、江戸時代初期から400年以上続く、静岡で最古のとろろ汁の店『丁子屋』。駿府の町が目の前で焼き払われ、豊臣秀吉は小田原城征伐のため兵を挙げ宇津谷峠を通過。そのような中、初代・平吉はのれんを掲げ、ここに丁子屋が創業しました。

今でこそ「とろろ汁の丁子屋」として親しまれていますが、当時はお茶屋として開業。その後、富士山の大噴火、大政奉還、世界大戦など時代の転換期にも直面。丁子屋は現在まで場所を変えること無く、ここ東海道の丸子宿で400余年を旅人の無事を祈りながら過ごしてきました。

浮世絵「歌川広重作「丸子」

広重の東海道五十三次、芭蕉の俳句、十返舎一九の東海道中膝栗毛などでも知られる丸子(まりこ)の宿場のとろろ汁。自然薯をはじめとする地場の食材にこだわり、伝統の味を全国からのお客様にお届けしています。

建物は江戸時代の東海道を思わせる古民家の姿を残し、時代を経て残された旅の品々は、歴史資料館に大切に保存されています。お食事はもちろん、感じて頂く空気や雰囲気まで、お越しの全ての方にとって思い出の1ページになるように、さらには後の100年、200年と永遠につづく歴史の1ページとなるように、それぞれの「今」に心を込めて出迎えてくれます。

画像: 本陣 2,310円➔2,420円(税込) *12月6日より一部値上げ

本陣 2,310円➔2,420円(税込) *12月6日より一部値上げ

定食「丸子」(とろろ汁・麦めし・味噌汁・香物・薬味)
+おかべ揚げ
+珍味二種(むかごの和え物他)
+甘味

白味噌仕立てのとろろ汁。
専用倉庫で約半年間発酵させた味噌は自然素材だけを使い丹念に作り上げられています。使用する米糀は丸子の隣の宿場町・岡部の「かど万米店」さんの昔ながらのものを使用。大豆は北海道産の高級大豆「つるむすめ」を使用しています。添加物を一切使わず、やさしい味わいの味噌に仕上がっています。
この白味噌はお土産にも大変喜ばれています。

おいしくて、とろろ汁を食べたくて、麦めしをおかわりする人続出!かくいう私もおかわりしました。こちらのとろろ汁目当てに再訪したくなるぐらいのおいしさです。

ご当地メニューが楽しめる『ととや』

画像: ご当地メニューが楽しめる『ととや』
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画像14: 歴史と絶景とグルメの三重奏♡「ホビーのまち静岡」で心満たされる旅へ

静岡市葵区伝馬町にある日本料理屋『ととや』で静岡ご当地メニューを堪能しました。

用宗あさどり生しらす、海ツボ、梅くらげからはじまり、桜海老かき揚げと静岡黒はんぺんフライ、丸子自然薯ミニご飯、人気の釜揚げしらす土鍋ごはんなど、静岡県産の日本酒やウイスキーと一緒ににいただきました。お酒も地のものと合わせるとほんと相性良くて美味しさも倍に感じるから不思議です。

屋台街から発展した静岡市民のソウルフード【おでん】青葉横丁/青葉おでん街へ

画像: 屋台街から発展した静岡市民のソウルフード【おでん】青葉横丁/青葉おでん街へ

食後に少し足を伸ばして、青葉横丁/青葉おでん街へ。静岡では、おやつ代わりに冬だけでなく真夏でも365日食してきたというおでん。1960年代のレトロな横丁には、赤ちょうちんを掲げたおでん屋さんが並び、楽しい雰囲気を醸し出しています。どのお店も10人くらい座ると満席になるようなお店。おでんは串にささっていて黒いスープが特徴の静岡おでん。次回は味わいたいです。

静岡の生産者の顔がみえる展望レストラン『Tembooo』

建築家丹下健三設計のビルディングの17階。東からは富士山を携えた眺望と、夕陽が沈む方向に広がる駿河湾もゲストをお出迎え。動きのある照明やセレクトされた洋書、最上階へと続く階段は落ち着いた雰囲気に遊び心とアクセントをプラス。

画像: メイン:地元産サーモンのカルトッチョ(イタリア風包み焼き)

メイン:地元産サーモンのカルトッチョ(イタリア風包み焼き)

画像26: 歴史と絶景とグルメの三重奏♡「ホビーのまち静岡」で心満たされる旅へ
画像: 静岡名産 塩茹で落花生 ほくほくしていて、おいもみたいに食べごたえがあります。

静岡名産 塩茹で落花生

ほくほくしていて、おいもみたいに食べごたえがあります。
画像: 自身でしぼる絶品ソフトクリーム

自身でしぼる絶品ソフトクリーム

手間ひまをかけたファームイタリアンレストランのメニューはブッフェ式で好きなものを好きなだけ。この日は選べるメインがついたセットをいただきました。肥沃な土地、富士山の伏流水たっぷり、野菜はどれもとても美味しく。ワイン飲み放題というのも太っ腹なセットで、地元の方々で満席でした。

国内の桜えびの水揚げは100%駿河湾!

桜えびの漁期は年2回のみ!春漁は3月中旬~6月初旬、秋漁は10月下旬~12月下旬で、 それ以外の時期は桜えび保護のために休漁となります。 桜えびは駿河湾のほかに、東京湾・相模灘にも生息していますが、 漁業の営業許可を静岡県だけが認めているので、国内の水揚げは【100%】駿河湾。ちなみに桜えび漁の許可証をもつ船は、由比・蒲原・大井川地区の合計で 118隻しかありません。(2024年12月現在)

深刻なのが、ここ数年の桜えびの不漁。 水質汚染 · 黒潮の大蛇行 · 水揚げ量の過多(資源の減少).などが原因になっていて、近年は桜えびの価格相場も上昇傾向だそう。

今年は11月4日解禁、初漁に出向、11月5日に初競りが行われました。今年も例年に比べると不漁とのこと。運良く、由比漁港の競りを見学させていただきました。桜えびの鮮度を保つため、入札後、その場で迅速に取引されるプロセスは見応えたっぷり!競り落とされたと同時に各買取人のトラックに載せられて倉庫はあっという間にすっからかんに。

特別に味見をさせていただきました。殻がやわらかくて甘くて美味しい!秋漁のほうがやわらかいという話を直前に伺っていたので、体感できました。

画像: 競りが終わり、その後に登った朝日。

競りが終わり、その後に登った朝日。

ビルに泊まる!?

今回宿泊したホテルがかなりユニーク!なんとビルの空き区画をリノベーションし、おしゃれな宿泊施設に!

画像: ビルに泊まる!?

【ビル泊】は、街中に点在するビルに客室を設けた宿泊施設で、どこもおしゃれな内装です。

SPERANZA BLDG.に宿泊しました。広くて、寝心地もよくて最高!北街道の商店街がすぐそばにありアクセスも良かったです。

「BLUE BOOKS cafe」ワンドリンクサービス券でスパークリングいただきました!

静岡市は、歴史と自然、そして地元でしか味わえないグルメが詰まった宝箱のような街。由比漁港では採れたての桜えび料理、日本平夢テラスからの絶景、そして久能山や丁子屋での歴史体験など、どれも心に残る特別な瞬間を与えてくれます。四季折々の表情を見せる静岡市で、あなたもきっと「ここでしか味わえない特別な時間」を感じられるはず。次の旅先に、静岡市をぜひ選んでみませんか?

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