豊かな自然とアートが融合した内房総エリア(市原市・木更津市)で、アートとグルメを堪能!!

千葉県市原市は、2014年より3年に1度、大規模芸術祭「いちはらアート×ミックス」を開催しています。空き家や空き店舗を活用してのアート作品の展示や、アートを媒介としたイベントやワークショップの開催なども行っており、アートを日常的に感じられるまちづくりを推進しています。また、同県木更津市には、広大な自然の中で現代アートを体験できる「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」があり、アート鑑賞の他、房総の新鮮な食材を使用した料理やスイーツなどのグルメも堪能することができます。

先日、現代アートと里山グルメにフィーチャーしたプレスツアーに参加させていただきました!早速レポートしていきたいと思います。

①こみなと待合室

画像1: ①こみなと待合室

小湊鐵道の出発地点である五井駅前に位置する「こみなと待合室」。

画像2: ①こみなと待合室
画像3: ①こみなと待合室

元々小湊鐵道の会議室だった施設を改装したこちら。行き交う列車を眺めながら、コーヒーやフードメニューを楽しむことのできるパブリックスペースとなっています。

画像4: ①こみなと待合室

この日は朝9:30頃ににお伺いさせていただいたのですが、バスや列車の待ち時間に利用される方、美味しいコーヒーを飲みながら本を片手に1人時間を楽しまれる方など、それぞれが思い思いの時間を過ごしていらっしゃいました。

こみなと待合室のおすすめフードとグッズをご紹介します。

季節限定メニューをはじめ、チーズやミートボールのトッピングも楽しめる「安全第一カレー」、房総ジビエを使用した「ジビエドッグ」、里山トロッコ機関車をイメージした「トロッコパフェ」、小湊鐵道オリジナルの赤コップが付いた「ソフトクリーム」がおすすめ。特にパチン!と弾けそうなほど♡ぷりっぷり食感のソーセージが絶品だった「ジビエドッグ」は是非召し上がっていただきたい一品です。

実際の車両の発車メロディーが流れたり、走らせて遊ぶのこともできるとお子さまに人気の「サウンドトレイン」、小湊鐵道に乗車する際に持参される方多いのだそう、推し活にもぴったりな「キハ200形バッグ」、発売以来大好評の「マカロン型付箋」、ドロップスやノートなどのコラボグッズなど、さまざまな小湊鐵道オリジナルグッズが並んでいます。

待合室内の壁にかかった駅名標識をはじめ、懐かしさを感じる方も多いはず!里山を意識して製作されたという屋外スペースも合わせて、こみなと待合室の雰囲気を是非楽しんでみてくださいね。

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②牛久商店街

画像: 牛久商店街

牛久商店街

画像: 小湊鐵道 上総牛久駅

小湊鐵道 上総牛久駅

市原市のほぼ中央に位置する牛久商店街は、小湊鐵道の上総牛久駅前に広がる歴史ある商店街です。

昔ながらの風情を残しつつ、地域活性化のためにイベントやアートプロジェクトなど様々な取り組みが行われています。

https://ushikuredesign.com/

「牛久リ・デザインプロジェクト」とは、アートのまちいちはら推進ビジョンのモデル事業として始動するアートプロジェクトです。千葉県市原市南部に位置する牛久地区の商店街や空き店舗を活用し、アーティストが手がけた作品の展示やワークショップなどアート活動を行います。
https://ushikuredesign.com/ より抜粋)

●「Analemma(アナレンマ)」/千田 泰広

画像1: ●「Analemma(アナレンマ)」/千田 泰広

世界の光のアーティスト9人に選ばれた千田氏の作品。手作業で立体的に編まれた膨大な量の糸と光を用いたインスタレーション作品。

画像2: ●「Analemma(アナレンマ)」/千田 泰広

糸(一次元)と光の平面(二次元)の交点に作品が現れては消えていく。

画像3: ●「Analemma(アナレンマ)」/千田 泰広

現れては消え、現れては消え…無数の光が約5分間飛び交うこの幻想的な空間、没入感を味わえるはず。
(※期間限定展示。次回のアートイベントの際、鑑賞可能。)

●「全てのエネルギーはここから始まる」/八木 秀人

画像1: ●「全てのエネルギーはここから始まる」/八木 秀人

上総牛久駅前、深山文具店の壁アート。

画像2: ●「全てのエネルギーはここから始まる」/八木 秀人

「ALL ENERGY BEGINS HERE.」というメッセージは牛久駅前がこの場所で生きる人々の力の源になって欲しいという想いと、作者である八木氏自身が今後のアート活動に対して真剣に向き合う出発点という二つの意味合いが込められています。

画像3: ●「全てのエネルギーはここから始まる」/八木 秀人

紙を積層させる作品を制作されてきた八木氏が、壁という平面に置き換えて制作された本作品。

画像4: ●「全てのエネルギーはここから始まる」/八木 秀人

配管など細かなところにも配慮されて描かれており、平面に描かれているとは思えない立体感を感じることができるはず。是非様々なアングルからアートに触れてみてください。
(※臨時展示〈2027年6月頃まで展示予定〉)

●「里山トイレ」/藤本 壮介

画像: 小湊鐵道の待ち時間には多くの学生や市民の憩いの場に。夜はライトアップされます。

小湊鐵道の待ち時間には多くの学生や市民の憩いの場に。夜はライトアップされます。

他で決してみることが出来ない、5つのユニークなトイレが上総牛久駅にはあります。

画像1: ●「里山トイレ」/藤本 壮介

「ここは本当にトイレなの?!」と尋ねてしまいたくなるほどのおしゃれな入り口を進み、

画像2: ●「里山トイレ」/藤本 壮介

黒い建物のドアを開けると、

個室の中に木が植栽されている…!!そして吹き抜けというなんたる斬新なトイレなのでしょう!!と驚くこと間違いなし、こちらはまさに《緑があるトイレ》なんです。

その他、《塔のトイレ》、《菜の花+切通しのトイレ》、《階段のトイレ》、《里山トイレ》があります。どんな内装か予想できますか?!
上総牛久駅に降りられた際に是非立ち寄ってみてくださいね。それぞれのコンセプトを確かめながら、好みの個室を見つけてみては。

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画像10: 【取材レポ】内房総エリア(市原市・木更津市)の現代アートと里山グルメを堪能!五感で楽しむアートトリップへ♩〈前編〉

【牛久商店街】
〒290-0225 千葉県市原市牛久

https://ushikuredesign.com/index.html

③PIZZERIA BOSSO(ピッツェリア ボッソ)

画像: 外観

外観

市原湖畔美術館の敷地内に佇み、

画像: 店内からの眺め

店内からの眺め

高滝湖を眺めながら食事を楽しめると人気の隠れ家的イタリアンレストラン。

画像1: ③PIZZERIA BOSSO(ピッツェリア ボッソ)

地元産の新鮮な野菜をふんだんに使用し、本格高温(500℃)薪窯で焼き上げたピザがイチオシ!ということで、ランチをいただきました!

画像2: ③PIZZERIA BOSSO(ピッツェリア ボッソ)

●房総農家のピッツァ

画像1: ●房総農家のピッツァ

旬の千葉野菜を使用したチーズベースのピッツァで、内容は季節と仕入れ状況応じて変化するという、その時1番の旬を味わうことができることができる一品。

チーズは、いすみ市産「よじゅえもんのチーズ工房」のチーズとイタリア産モッツァレラチーズをミックスしたものを使用されているのだそう。

画像2: ●房総農家のピッツァ

この日の食材は、市原産のはくさいとゆず!ピザの具材にまさかのはくさい?!と思いませんか?珍しいですよね。

画像3: ●房総農家のピッツァ

このたっぷりのはくさいの食感がとってもいいんです◎後から追いかけように鼻に抜けるゆずの香りもたまりませんでした…!!

●ピッツァボッソ 四季のピザ

画像: ●ピッツァボッソ 四季のピザ

房総の四季を表した4種の味を1枚で楽しめる一品。この日のメニューは、《春》南房総産菜の花 銚子産イワシ、《夏》自家製ジェノベーゼ、《秋》佐倉産無農薬特選まいたけ スペイン産生ハム、《冬》八街産茹で落花生 ベーコン。

気候が温暖で、海の幸・山の幸に恵まれた房総の美味しい食材がこの1枚に♡こちらもその日によって食材が変化するとのこと、いつ来ても新たなメニューとの出会いがありそうでいいですよね!訪れたら必ずオーダーしたい一品です。

●房総季節果物のドルチェピッツァ ジェラートのせ

画像1: ●房総季節果物のドルチェピッツァ ジェラートのせ

女性に大人気のデザートピッツァ。こちらも旬の果物を使用し、カスタードクリームと一緒に乗せ、焼き上げているのだそうです。

画像2: ●房総季節果物のドルチェピッツァ ジェラートのせ

この日の食材はさつまいも!市原の山崎農園さんの牛乳を使用したブルーベリージェラートをトッピングしてみました。さつまいものほくほく食感とブルーベリージェラートのフルーティーさとひんやり感で、たっぷりお食事ピザをいただいた後でもペロリといただけてしまう、まさに別腹!罪深い〜!(笑)とっても美味しかったです♡

そして、こちらはピザを注文するとサービスでついてくるピクルスなのですが、絶妙な酸味とフレッシュな野菜たちが絶品すぎまして…!!何度もいただいてしまいましたよ♡

ドリンクにも千葉県産の食材を使用したメニューがあるんです。

画像3: ●房総季節果物のドルチェピッツァ ジェラートのせ

こちらは、日本一の和梨の産地である千葉県産の和梨を使用したソーダ。和梨の濃い味わいとシュワっと爽やかな飲み心地を楽しむことができます。

画像4: ●房総季節果物のドルチェピッツァ ジェラートのせ

こちらは、旬のフルーツをスムージーとして提供している房総フルーツジュース。この日はいちじくが使用されていました。

美しい自然の中で、地元産の美味しい食材をたっぷりといただけるイタリアンは、美術館を訪れた際はもちろん、特別な日にもおすすめですよ◎

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④市原湖畔美術館

画像: ④市原湖畔美術館

2013年、千葉県一の貯水面積を誇る高滝湖を望む絶景のロケーションに誕生。常設展、企画展と展示内容が充実しており、国内外の作品を鑑賞することができます。

●常設展『深沢幸雄のガラス絵の世界(2025年1月21日〜2025年3月30日)』

現在、戦後銅版画の第一人者であり、市原市名誉市民でもある深沢幸雄氏の作品を中心とした常設展『深沢幸雄のガラス絵の世界(2025年1月21日〜2025年3月30日)』を開催中です。

銅版画で有名な深沢氏ですが、後期はたくさんのガラスがを創作しています。その中から今回はガラス絵25点、銅版画3点を公開中です。
(一般のお客様による常設展示の撮影は不可となっております。)

また、建築と一体となったアート作品、自然や景観を活かしたアート作品も展開されています。

●「Heigh-Ho」/KOSUGE1-16
※夜間ライトアッププログラムあり

画像: ●「Heigh-Ho」/KOSUGE1-16 ※夜間ライトアッププログラムあり

美術館は呼吸しています。肺胞を逆さまにしたような木の前で、行き交う皆さんとアーティストの作品は「モヤモヤ(二酸化炭素)」と「スッキリ(酸素)」を交換します。明日からの頑張りのために。ハイホー!〈市原湖畔美術館公式サイトより〉

●「Toy Soldier」/KOSUGE1-16

画像: ●「Toy Soldier」/KOSUGE1-16

美術館の監視員として派遣されたおもちゃの兵隊。しかし、人が見ていないとすぐに怠けてしまうようです。〈市原湖畔美術館公式サイトより〉

●「MUSEUM-STAIRS / ROOF OF NEEDLES & PINS」/Acconci Studio
※夜間ライトアッププログラムあり

画像: ●「MUSEUM-STAIRS / ROOF OF NEEDLES & PINS」/Acconci Studio ※夜間ライトアッププログラムあり

林立する約700本のチューブ。左へ、右へ、上へ、下へ、もつれた雑草をかき分けるように歩き進みながら、建築に触れ、建築の外に広がる環境を楽しんでください。〈市原湖畔美術館公式サイトより〉

●「Lost Windows」/クワクボリョウタ

画像: ●「Lost Windows」/クワクボリョウタ

地下であることを忘れるかのような”窓越し”に広がる風景に迷い込み、しばし時の流れをお楽しみください。〈市原湖畔美術館公式サイトより〉

●「Warp」/鈴木ヒラク

画像: ●「Warp」/鈴木ヒラク

道路などで使用される反射板を、石碑に埋め込んだ彫刻作品。日常にありふれたシグナルを再構成した光の記号が、過去・現在・未来の時間を繋ぎます。〈市原湖畔美術館公式サイトより〉

●「飛来」/篠原 勝之

画像: ●「飛来」/篠原 勝之

天空の彼方から億光年の光のカタマリが飛んできたというイメージです。のんびりと刻々と変わる陽の光を楽しんでください。〈市原湖畔美術館公式サイトより〉

●「藤原式揚水機」

画像: ●「藤原式揚水機」

地域で使われていた農業用水を汲み上げるための揚水機を模した高さ28mのオブジェ。以前は展望塔として美術館周囲の景色を眺めることができておりましたが、現在は立入不可となっています。

●「生命の星(やませみ)」/重村 三雄
●「生命の星(かげろう)」/重村 三雄
●「湖の祭り」/重村 三雄

ダム建設によって失われな生命が復活するという「生命の循環をキーワードとする水上彫刻です。〈市原湖畔美術館公式サイトより〉

その他、湖畔の環境を活かしたピクニックやワークショップの開催も。アート作品に様々なアクティヴィティに豊かな周辺環境、ここでしか体験することのできないユニークな美術館として活動されています。

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〈後編〉に続きます。

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