「国境の島 壱岐・対馬・五島~古代からの架け橋~」として日本遺産第一号に認定された歴史ある島、壱岐。福岡、佐賀、長崎からアクセスできるこの島は、古代から日本と大陸を結ぶ架け橋として重要な役割を果たしてきました。「魏志」倭人伝にも登場するほど古くから歴史があります。「歴史に興味はあるけど、難しそう…」と思う方もご安心を!壱岐は、実際に訪れてみると古代ロマンあふれるスポットや絶景、美食が揃った“女子旅にもぴったり”な島なのです。今回は、そんな壱岐の魅力をギュッと詰め込んだ体験レポートをお届けします!

博多港からジェットフォイル・高速船で約1時間!

画像: 博多港からジェットフォイル・高速船で約1時間!
画像: 1周 車で約2時間で周れます

1周 車で約2時間で周れます

画像: 往復購入で割引あります。運行スケジュールによって、芦辺港、郷ノ浦港と着岸港が異なります。 www.kyu-you.co.jp

往復購入で割引あります。運行スケジュールによって、芦辺港、郷ノ浦港と着岸港が異なります。

www.kyu-you.co.jp

九州と対馬の間に位置する、長崎県の離島「壱岐島」。長崎空港から飛行機で約30分、福岡県博多港からは高速船で約60分で上陸することができます。九州からのアクセスの良さはもちろん、行程次第で長崎・福岡・佐賀観光とあわせて島遊びもできる手軽さから人気を集めています!

画像: 博多埠頭第1ターミナル高速船乗り場(ベイサイドプレイス博多内)目の前の博多ポートタワー お土産やさんや飲食店もあります。

博多埠頭第1ターミナル高速船乗り場(ベイサイドプレイス博多内)目の前の博多ポートタワー

お土産やさんや飲食店もあります。
画像: 10分前から乗船開始です。チケットをもっていても乗船名簿の提出が必要なので窓口に並ぶ必要があります。

10分前から乗船開始です。チケットをもっていても乗船名簿の提出が必要なので窓口に並ぶ必要があります。

画像: 入口すぐにあるベイサイドアクアリウム(高さ8mのダイナミックな円柱型大水槽には、存在感あふれるウミガメからカラフルな海水魚やドチザメなど約30種を超える約3千匹の魚たちが泳いでいます) www.baysideplace.jp

入口すぐにあるベイサイドアクアリウム(高さ8mのダイナミックな円柱型大水槽には、存在感あふれるウミガメからカラフルな海水魚やドチザメなど約30種を超える約3千匹の魚たちが泳いでいます)

www.baysideplace.jp
画像: 2階席。それほど揺れは感じず船酔いも大丈夫でした。階段なので荷物が多い方は1階席がオススメです。

2階席。それほど揺れは感じず船酔いも大丈夫でした。階段なので荷物が多い方は1階席がオススメです。

島内の移動はレンタカーで効率よく!

画像1: 女子旅にぴったり♡神々が宿る神秘の島【壱岐】神秘と伝統が息づく旅へ~神社編~
画像2: 女子旅にぴったり♡神々が宿る神秘の島【壱岐】神秘と伝統が息づく旅へ~神社編~

今回の旅でレンタカーを借りたのは【ニコニコレンタカー壱岐店】(ガソリンスタンド兼業)。事務所に行く必要がなく、指定場所まで迎えに来てくれてその場で手続きできるので時間短縮になりました。芦辺港についてすぐランチで向かった豊月の駐車場にきていただき手続き完了。とてもきれいな車でハイブリッド、カーナビ完備、乗り心地もよく、快適な移動でした。翌日はオフィス兼ガソリンスタンド(中野石油)でそのまま満タンにして返却。その後、ランチを予定していたお店まで送っていただきました。24時間レンタル+ガソリン代で7500円ほど。(無料会員になると割引があり)

同じく【ニコニコレンタカー郷ノ浦店】は、指定場所⇔店舗までのお迎えがあり、店舗での手続きが必要。同じ【ニコニコ】でも壱岐店でレンタルして郷ノ浦店で返却などといった連携はとられていません。

島全体がパワースポット!神々が宿る島、壱岐の神秘

画像: 夕景が有名な小牧崎公園から

夕景が有名な小牧崎公園から

あいにく雲が多い日でしたが、道中、オレンジから真っ赤に変わる様が楽しめました。

古事記の国生み神話の中で、5番目に生まれた「伊伎島」として記された壱岐島。壱岐は「神々が宿る島」とも呼ばれ、大小合わせて約1,000もの神社や祠が点在する神秘的な場所です。神社庁に登録されている神社だけでも約150社、それ以外の神社を含めると300社近く存在します。さらに、「地の神」と呼ばれる石祠などを含めると、実に1,000を超えると言われています。

画像: 猿岩がある黒崎半島の付け根に位置する「里浜」 www.ikikankou.com

猿岩がある黒崎半島の付け根に位置する「里浜」

www.ikikankou.com

島のあちこちで鳥居が突如現れる風景はまさに圧巻。「島全体が鎮守の杜」とも称されるほど、壱岐の自然と信仰が深く結びついていることが感じられます。島全体に神々の息吹を感じることができます。

行く先々で「どこの神社がオススメですか?」と尋ねると、皆様、それぞれ異なる返答が!「なんか気になる! 行ってみたい!そんな心の声に従ってお参りするのもおすすめですよ」といわれて今回の旅はインスプレーションに任せました。

【月讀(つきよみ)神社】 〜 全国の月讀神社のルーツ〜

画像: 【月讀(つきよみ)神社】 〜 全国の月讀神社のルーツ〜

巨木が鬱蒼と茂る森の中に静かに鎮座する「月讀神社」。全国の月讀神社の総本宮とされる「月讀神社」は、御祭神は月讀命(つくよみのみこと)。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)によって、天照大御神の次に産まれたとされる神です。暦・潮の干満など月にまつわる全ての行い、安全や航海安全などの願いごとを聞き入れてくださると言われています。

画像4: 女子旅にぴったり♡神々が宿る神秘の島【壱岐】神秘と伝統が息づく旅へ~神社編~

趣のある鳥居をくぐり急な石段を登ると神秘的なパワーが感じられる社が現れます。月のパワーを宿すとされ、訪れることで心が浄化されるような感覚に包まれます。

龍蛇神社海を見下ろす【龍蛇神社】〜 絶景に立つ神社〜

芦辺港の北部に位置する竜神崎と呼ばれる場所にある神社。1895年(明治28年)に出雲神社より龍蛇神(りゅうじゃじん)を迎えて祀られたといわれ、海を見下ろす絶景に立っており、パワースポットとしても注目されています。

龍神崎横にある龍蛇浜には、ウロコ状の薄い石が重なり不思議な光景が広がります。近くにある壱岐神社で、龍蛇神社の御朱印もいただくことができます。(電話予約がオススメ)

画像: 龍蛇神社海を見下ろす【龍蛇神社】〜 絶景に立つ神社〜

干潮の時間だけ神様に会える【小島神社】~壱岐のモンサンミッシエル~

画像11: 女子旅にぴったり♡神々が宿る神秘の島【壱岐】神秘と伝統が息づく旅へ~神社編~
画像12: 女子旅にぴったり♡神々が宿る神秘の島【壱岐】神秘と伝統が息づく旅へ~神社編~
画像13: 女子旅にぴったり♡神々が宿る神秘の島【壱岐】神秘と伝統が息づく旅へ~神社編~
画像14: 女子旅にぴったり♡神々が宿る神秘の島【壱岐】神秘と伝統が息づく旅へ~神社編~
画像15: 女子旅にぴったり♡神々が宿る神秘の島【壱岐】神秘と伝統が息づく旅へ~神社編~

普段は海に浮かぶ島にある小島神社。干潮時の前後、数時間だけ海から参道が現れて歩いて参拝することができます。太陽と月の引力によって神様に会える神秘のパワースポットで、「壱岐のモンサンミッシェル」と呼ばれることも。自然が創り出す神秘的な砂浜の参道写真が撮影できる場所としてたくさんの観光客が訪れる人気スポットです。この島全体が神域とされているため、小枝1本も島の外に持ち出してはならないという慣習があります。

画像1: 干潮の時間だけ神様に会える【小島神社】~壱岐のモンサンミッシエル~
画像2: 干潮の時間だけ神様に会える【小島神社】~壱岐のモンサンミッシエル~

2015年には神社がある内海湾(うちめわん)が『国境の島 壱岐・対馬・五島~古代からの架け橋~』の構成要素として日本遺産に認定されています

『百聞は一見にしかず』とは、まさにこのこと。ネットや資料の写真で何度も目にしていたその姿は、確かに美しく、荘厳。ですが、実際に足を運び、大自然の中に佇むその鳥居を目の当たりにした瞬間、写真では決して感じ取れなかった空気感が全身を包み込まれ魅了されました。何百年もの時を刻み、風雨に耐えながらそこに鎮座する神々。その存在感は、静寂の中に深い力を秘めており、風や波の音、木々のざわめき、鳥の声、そして目の前に広がる自然と調和したその光景は、画面越しでは決して味わえない、生きた歴史そのものでした。

画像: - YouTube youtu.be

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