ウェディングフォトスタジオ「studio LUMINOUS(スタジオルミナス)」は、成約されたお客様3,466人にアンケート調査を実施しました。
フォトウェディングは「エモ消費×トキ消費」:思い出を形に残す方法

近年、フォトウェディングは単なる写真撮影にとどまらず、人生の大切な瞬間を彩る重要なセレモニーとして定着しています。特に、結婚式を挙げないカップルや、結婚式後に異なる衣装で写真を撮りたいカップルの間で注目を集めています。「エモ消費×トキ消費」の要素を重視する現代のカップルにとって、フォトウェディングはただの「映え」ではなく、心に残る特別な体験を提供するものとなっています。
フォトウェディングの選び方:心に残る「見返したくなる写真」を選ぶ
フォトウェディングを選ぶ理由として最も多かったのは、「ドレスの写真を記念として残しておきたかった(43.5%)」という回答です。特別な衣装をまとい、その姿を美しい形で残すことに大きな価値を見出しているカップルが多いことがわかります。また、結婚式でのアイテムとして使いたいというニーズ(13.3%)や、挙式当日とは異なる衣装を楽しみたいという理由(10.9%)も上位にランクインしています。

このように、フォトウェディングは単なる写真撮影ではなく、結婚という特別な瞬間を永遠に記録として残す重要な機会といえます。
フォトウェディングと「トキ消費」「エモ消費」の関係
近年の消費行動において、モノを所有することに価値を見出す「モノ消費」から、瞬間を体験することに価値を置く「トキ消費」、感動的な出来事に心を動かされる「エモ消費」へのシフトが進んでいます。フォトウェディングは、まさに「トキ消費」と「エモ消費」の両方を満たす体験と言えるでしょう。美しいドレスを身にまとい、特別な空間で撮影をすることで、結婚という人生の一大イベントを記録として残し、感動や高揚感といった「エモさ」を味わうことができます。これこそが、現代のカップルがフォトウェディングを選ぶ理由の一つです。
フォトスタジオ選びで重視するポイント
実際にフォトスタジオ選びで最も重視された点は「価格感/コスパ(20.2%)」でした。物価の上昇を受けて、費用対効果を意識するカップルが増えていると考えられます。しかし、安価なサービスを求めるだけでなく、質の高いフォトウェディング体験を重視する傾向も強まっています。特に「写真のテイスト(仕上がり)」(18.5%)や「衣裳が豊富にある」(15.0%)など、品質にこだわるカップルが多いことがわかります。質の高い体験を重視する背景には、撮影時の感情や特別な瞬間を未来に見返したときに再び感じたいという思いがあるのでしょう。

SNS映えから「見返したくなる写真」へ
従来のフォトウェディングでは、SNS映えを意識した華やかな写真が重視されていました。しかし、最近では「見返したくなる写真」を求める傾向が高まっています。スタジオ選びで「スタジオの雰囲気(45.6%)」が重要視されたように、フォトウェディングではただの“映え”だけではなく、時間が経っても価値を感じられる「永遠に大切にしたい瞬間」を求めるカップルが増えています。

フォトウェディングは特別な瞬間を未来に残す体験
フォトウェディングは、単なる写真撮影にとどまらず、結婚という特別な瞬間を未来に持ち帰る体験として進化しています。「映え」だけを追い求めるのではなく、将来見返したときに心から感動できる写真を提供することが、フォトスタジオに求められる重要な要素です。結婚式のスタイルや価値観が多様化する中で、フォトウェディングは今後も「トキ消費」や「エモ消費」を意識した新しい形態へと進化していくことでしょう。
調査対象情報
調査対象:「studio LUMINOUS(スタジオルミナス)」で成約されたお客様
有効回答数(サンプル数):3,466人
集計期間:2024年7月1日~2025年2月19日
調査機関:自社調査