「相場より家賃が安い賃貸物件」を見つけたとき、あなたはどう感じますか?「ラッキー!」と思う人もいれば、「何か理由があるはず」と不安になる人も多いのではないでしょうか。
今回、全国の男女500人を対象に「家賃が安すぎる賃貸物件で気になること」に関する意識調査が行われ、その結果がランキング形式でまとめられました。
調査の詳細データはこちらで公開されています。
■ 調査概要
調査対象:全国の男女500人(女性352人/男性148人)
調査期間:2025年7月26日~27日
調査方法:インターネット調査
回答者の年代:20代20.8%、30代37.4%、40代23.2%、50代以上18.4%
家賃が安すぎる物件、85%以上が「訳アリだと思う」
まず、「家賃が安すぎる賃貸物件を見つけたときの気持ち」を質問したところ、1位は「訳アリかと疑う」(85.6%)と圧倒的多数を占めました。
以下、
2位「不安になる」(10.2%)
3位「ラッキーだと思う」(8.0%)
4位「理由を知りたい」(7.6%)
5位「敬遠したい」(3.6%)
と続きます。

回答者からは、
「事故物件か、築年数が古いのかと思う」(20代女性)
「絶対に裏があると思うので、自分なら住まない」(50代男性)
などの声が寄せられました。
「ラッキー」と答えた人も、「理由を調べて許容できれば」という条件付きの声が目立ち、安さに飛びつく人は少数派といえそうです。
気になることランキング1位は「周辺環境が悪そう」
「家賃が安すぎる賃貸物件で気になること」についてのランキングは以下の通りです。
1.周辺環境が悪そう(36.8%)
→「治安が悪い」「騒音や臭いの問題」「夜間の人通りが少ない」など、安心感に直結する要素を懸念する声が多数。
2.建物が老朽化している(35.4%)
→「配管や電気設備が劣化しているとトラブルが多い」「耐震性が不安」という意見が目立ちました。
3.事故物件ではないか(35.2%)
→「過去の事件・自殺・孤独死などが気になる」という声が多く、心理的要因が強く影響しています。
4.隣人トラブルの有無(31.6%)
→「騒音やマナーの悪い人がいそう」「ご近所トラブルが怖い」という意見が多数。
5.室内が汚い(28.4%)
→とくに「水回りの清潔さ」や「共用部の管理状況」を気にする声が目立ちました。

いくら安くても住みたくないのは「過去に事件・事故があった物件」
さらに「いくら安くても住みたくない賃貸物件」については、
1位「過去に事件・事故があった(59.8%)」 がダントツ。
2位「隣人トラブルがある(41.0%)」、3位「騒音がひどい(13.6%)」が続きます。
心理的な抵抗や、日常生活でのストレスに直結する要因が上位を占める結果となりました。

まとめ
調査の結果、家賃が安すぎる物件は「何か理由があるはず」と疑う人が圧倒的多数でした。具体的には「周辺環境の悪さ」「老朽化」「事故物件」「隣人トラブル」といった懸念が挙げられています。また、「過去に事件や事故があった物件」や「騒音・隣人問題のある物件」は、家賃がどれだけ安くても避けたいと考える人が多いことがわかりました。「安さの裏に隠れたリスク」に注意しながら、安心して暮らせる住まいを選ぶことが大切です。
全データはこちらで公開中:
家賃が安すぎる賃貸物件で気になることランキング
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