「飲まない」からこそ、香りが際立つ。YOINEDとは?

『YOINED』は、UCCが20年以上の研究を経て開発した、日本初※1の“食べるスタイルのコーヒー”。チョコレートのような見た目ながら、カカオは一切不使用。凍結粉砕したコーヒー豆とオイルを独自製法で一枚に閉じ込め、口に含むと香りが鼻へと抜け、長く続く余韻を楽しめます。
2025年新作の魅力:発酵豆×産地の個性
これまでの2シーズンは1つの産地で展開、3シーズン目の2025年新作は、コロンビア、グァテマラの2産地のコーヒー豆を採用し、産地による味わいの違いが楽しめます。コーヒー豆をまるごと味わえるからこそ、ハイグレードで味覚特徴の豊かな豆を採用しており、特にコロンビア産豆は、コーヒーの最新トレンドでもある、精製※2工程に発酵プロセス(嫌気性発酵※3)を取り入れた豆を選びました。
- コロンビア産(発酵プロセス採用)
嫌気性発酵により、マンゴーやパイナップルのようなトロピカルな香味が際立つ。酸味と甘みのバランスが絶妙。 - グァテマラ産(名門農園)
オレンジとキャラメルのような柔らかな酸味。果実の甘みが香ばしさの奥に広がる。

コーヒー豆①
コロンビア【2つの名門農園のコラボレーション、パイナップルやマンゴーのような最高にトロピカルな余韻】
農園名:ウィラ県ブルセラス地区の複数農園
品種:カトゥーラ、カスティージョ、コロンビア
精製方法:ファーメンテッドウォッシュド
風味:トロピカルフルーツ、ローズ、ベリー、イチジク、ブラウンシュガー
ウィラ県ブルセラス地区にあるEl Diviso(エルディビゾ)農園のネストル氏と、アセベド地区にあるLas Flores(ラス・フローレス)農園のヨハン氏が中心となり精製したロットです。
El Diviso農園は、近年のバリスタ競技会でも上位競技者(ワールド バリスタ チャンピオンシップ2022優勝 Anthony Douglas氏など)から選ばれており、複雑な発酵を駆使し、近隣地区の豆を次々とブランド化させる近年注目を集める名門農園です。そのネストル氏を中心に精製された当ロットは、数量限りのスペシャルロットです。
最初に酸素に晒して酸化させることでチェリーの持つ糖度を引き上げ、水中で嫌気発酵を長時間することで、マンゴーのようなトロピカルな香味を引き出します。一貫した非常に高度なプロセス管理が、この特異なフレーバーを引き出すことを可能にしています。

コーヒー豆②
グァテマラ【オレンジとキャラメルをあわせたようなやわらかなコーヒーの酸味の余韻】
農園名:カペテナンゴ農園
品種:サチモール
精製方法:ナチュラル
風味:スイートオレンジ、チェリー、イエローピーチ、カラメル、ローステッドナッツ
カペテナンゴ農園は、メキシコ国境近くにある家族経営のコーヒー農園です。開園当初から高品質コーヒーの栽培に特化することで、現在コーヒー産業が直面している収入安定化や栽培環境保護など、様々な危機への対処を行っています。コロナ禍にあっても農園のケアや品質への情熱を注ぎ続けた結果、コーヒーの品評会でも入賞を果たしています。今回のロットは、第5回UCCアナカフェカッピングコンテスト※4において、第1位を受賞しています。
香ばしさの奥に漂うオレンジやチェリーのような果実の甘みを感じることができます。
どちらもコーヒー豆配合量は40%。6枚入りアソート(各3枚)で税込3,240円。UCC公式オンラインストアでは10月28日より先行予約受付中です。
日本酒とのペアリングで“おつまみコーヒー”に

今回の試飲会では、YOINEDを“酒肴(しゅこう)”として楽しむ提案も。日本酒と合わせることで、コーヒーの香味がより立体的に感じられ、食中・食後の新しい選択肢として注目されています。

「天彩(あまいろ)」は、SAKE HUNDREDが手がける“デザート日本酒”という新しいカテゴリーを切り拓く一本。“日本酒で仕込んだ日本酒”を用いて醸造することで、甘味・酸味・旨味・苦味が複層的に重なる、驚くほどに豊潤で甘美な唯一無二の味わいを生み出しました。
奈良・美吉野醸造が醸す自然酵母仕込みで、完熟した桃やリンゴ、蜂蜜を思わせる芳醇な香りと、滑らかで濃密な甘みが特徴です。
特に「SAKE HUNDRED」のデザート日本酒「天彩(あまいろ)」との組み合わせは、香りと甘みの余韻が重なり合い、これまでにない新味覚体験に。お酒好きへのギフトにもぴったりです。

甘やかで華やか。「天彩」とエチオピアの香味が重なる瞬間

試飲会では、この「天彩(あまいろ)」とコーヒーエチオピアを割っていただくという前代未聞のマリアージュ体験も!これがとってもおいしくて。エチオピア産の華やかな酸味とフローラルな香りが加わることで、まるで白ワインのような透明感と奥行きが生まれます。口に含んだ瞬間、香りがふわりと広がり、余韻が長く続く。まさに“飲む香り”と“食べる余韻”の融合。会場では「これ、家でもやりたい!」という声も多数。
※1 特許6849552号
コーヒー焙煎豆を粉砕し、その粉砕物と、別途コーヒー豆から抽出されたコーヒーオイル(食品中1%以上5%以下)、硬化油を混合・混錬する。これを成型して固めることで、コーヒー微粉砕物がコーヒーオイルや硬化油でコーティングされ、コーヒーの香りがしっかりと閉じ込められ、口に含んだときにコーヒーの香りが溢れ出す食品を製造する技術。
※2 精製:収穫したコーヒーチェリーから種子であるコーヒー豆を取り出し、乾燥させるまでの工程。精製工程を経て、焙煎できる状態の生豆になる。精製方法の違いは、コーヒーの風味に大きな違いを生み出す。
※3 嫌気性発酵:ワインの醸造で使われる手法のこと。密閉して空気に触れさせず、無酸素状態で嫌気性の微生物のみによる発酵で風味を形成する。
コーヒーの“余韻”を食べるという贅沢

この秋、あなたの五感に新しい記憶を刻む『YOINED』で、ひと口の深みを味わってみませんか





