
11月13日、目黒区立菅刈小学校にてピアニスト・ハラミちゃんによる第一回特別授業が開催。小学生の時にピアノを弾いて喜ばれた原体験から、「みんなを笑顔にさせるピアニストになりたい」と語ってくれました。
体育館に集合した全校児童約350名の前にアンバサダーのハラミちゃんが登場。ピアノで「天国と地獄」を披露すると、会場は一気に一体感で包まれました。
その後は、対談形式での講演が実施。ハラミちゃんは「小学校の時クラシックを習っていたけど、学校のピアノでJ-POPや当時流行ってた曲を弾いていた。そうすると友達がすごく喜んでくれた」と振り返り、続けて「そういう経験からみんなを笑顔にさせるピアニストになりたいと思うようになりました。なので卒業アルバムの将来の夢にはピアニストと書いてました」と教えてくれました。

挫折を味わったさいの乗り越え方について聞かれると、「練習はすごく嫌な日もあった。でもピアノ教室のお菓子がおいしくてそのお菓子を食べたくて通ってた」と実体験を交えながらアドバイス。
音大に通っていたそうですが、周りと比較して一度ピアニストになる夢をあきらめ、6年ほどサラリーマンとして働いていたそうです。しかし、当時仲が良かった先輩から「YouTubeにピアノの様子をあげてみない?」と誘われ今に至ったとのこと。
ハラミちゃんは「一度夢を諦めたけど、また人との出会いでピアニストの世界に戻ってくることができました。一回夢を諦めちゃったけど違った形で叶えられることもあるんだなと私自身もびっくりしてます」と小学生たちに夢を叶えることについて語っていた。

そのほか、児童から「演奏してるときはどんな気持ちですか?」と質問されると、ハラミちゃんは「みんなが聴いてくれてうれしいなとか楽しいなっていうのが一番なんですけど、あともう一個すごく考えているのは、この曲ってすごい良いよね、みんなに広めたいなとかここ伝わってほしいなとかそんな原曲の素晴らしさみたいなものを感じながら弾いてることが多いです」と回答しました。

最後にハラミちゃんは「音楽ってとくに頑張らなきゃとか思わなくても、自然と楽しめるものだと思う。いろいろ音に触れる機会があると思うんですけど、その時は心を解放して思いっきり楽しんでほしいなと思います」と口に。さらに、「今日はみんなと音楽という音を楽しむ時間を作れて、本当に貴重な機会をありがとうございました。また必ず菅刈小学校のみんなにどこかでお会いしたいと思います。みなさん笑顔を忘れずにこれからも学校生活頑張ってください」と児童たちへメッセージを送りました。

