副業人口の増加や働き方の多様化により、会社員でも確定申告が必要になるケースが年々増えています。そんな中、確定申告のハードルを下げる新サービス「ベネステ確定申告 Powered by FinFin」が、11月27日より福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」会員向けに提供開始されました。サービスを手がけるのは確定申告アプリ「FinFin」を開発する会計バンク。今回、ベネフィット・ワンとの業務提携により、約1,220万人の会員が“福利厚生として確定申告を利用できる”仕組みが整いました。

副業・スポットワークの広がりで増える「確定申告の不安」
働き方が多様化し、副業やスポットワークで年間20万円を超える所得が発生する人が増えています。その一方で、確定申告の必要性や手順が分からず、不安を抱える人も少なくありません。
さらに近年は、
・ふるさと納税の寄附金控除
・医療費控除
・セルフメディケーション税制
などの利用者が増加し、手続きが複雑になっているのが実情です。
実際、ふるさと納税の寄附者の約4分の1が控除を十分に活用できていないという調査結果も出ています。
参考:https://www.trustbank.co.jp/newsroom/newsrelease/press870/
申告の“めんどくささ”を解決する「まるなげ控除」
今回リリースされた「ベネステ確定申告」は、こうした課題を解決するために開発された確定申告アプリ。最大の特徴は、業界初となる「まるなげ控除」機能です。
●まるなげ控除
医療費、ふるさと納税、各種寄附金の書類をアップロードするだけで控除の内容を自動判別し、申告書に反映してくれます。
複雑な計算や書類整理は不要で、初心者でもスムーズに申告ができます。
●あなたにぴったり申告診断
働き方や副業状況に合わせて最適な申告モードをアプリが提案します。
●控除シミュレーション
医療費控除とセルフメディケーション税制のどちらが得か、事前に比較可能。ふるさと納税の控除額もまとめて確認できます。
●年収の壁チェック
源泉徴収票を読み取るだけで「確定申告が必要かどうか」が一目で分かります。
“分からないから確定申告できない”を、“分からなくても確定申告ができる”状態へと変えることが狙いです。
ベネフィット・ワンが確定申告を福利厚生に組み込む狙い
今回の業務提携により、ベネフィット・ワンは会員向けにアプリ提供とPR施策(専用サイトでのバナー掲載、メールマガジン、SNS発信など)を実施します。企業としても、社員の副業増加による申告漏れリスクの軽減が期待でき、働く個人にとっては可処分所得を守ることにもつながります。「福利厚生の新インフラ」としての役割が広がりそうです。

リリース記念で“まるなげ控除プラン”が特別価格に
アプリの全機能が利用できる「まるなげ控除プラン」(通常18,800円)が、2025年11月27日〜2026年1月20日の期間限定で9,500円(税込)に。先着100名限定の特別価格で、月額換算すると約792円というお得な設定になっています。
確定申告が“もっと身近になる未来”へ
副業やスキマワークが広がる今、確定申告はより多くの人に関わる身近な制度になりつつあります。「ベネステ確定申告 Powered by FinFin」は、複雑だった申告作業を福利厚生として手軽に利用できる形へと進化させるサービスです。書類をアップロードするだけで控除を自動反映する「まるなげ控除」や、働き方に合わせた申告診断など、確定申告の不安を解消するための機能が揃っています。煩雑な手続きを“当たり前に、簡単に”できる環境づくりが進むことで、多様な働き方を選びやすい社会へと近づいていくのではないでしょうか。
FinFin関連サービス
・スマホ会計FinFin
https://www.finfin.jp/sp-kaikei/
・スマホインボイスFinFin
https://www.finfin.jp/sp-invoice/
・確定申告 for スキマバイト Powered by FinFin
https://www.finfin.jp/sjsw/lp-official
