
日本最古の公立植物園である京都府立植物園では現在、光と音が織りなす新たな植物の魅力を五感で感じる没入型イベント「LIGHT CYCLES KYOTO(ライトサイクル京都)」を開催中[〜2026年3月31日(火)]です。


舞台となるのは、植物園内でもひときわ目を引く巨大なドーム型の観覧温室。広さ約4,700㎡、高さ14.8mの温室内にはなんと約4,500種類、25,000本の植物が展示されているのだそう。

4つのゾーンに分けられた温室内で、光と音が織りなす没入型アートを体験できるのが「LIGHT CYCLES KYOTO」というわけなのです。

早速没入体験を通して植物の世界を旅するべく、「LIGHT CYCLES KYOTO」へいざ!
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「LIGHT CYCLES KYOTO」の4つのゾーン
⚫︎ZONE1:LIGHT WILL FIND YOU

熱帯の高木が栽培される「ジャングル室」が舞台。



「木漏れ陽」にインスパイアされた光の筋が頭上から降り注ぎます。ホットリップスや熱帯スイレンといった色を持つ植物に導かれるように光が注がれていました。
⚫︎ZONE2:MEMORY OF WATER

海の水が太陽の光により温められ、水蒸気となり、雲となり、熱帯果樹に恵みの実を付ける雨となって戻る「水のサイクル」が光の演出で表現されています。



バナナやカカオといった熱帯果樹と一見かけ離れていると思われる「水の記憶」、そして、湿度や香りをも体感することができるんです。
⚫︎ZONE3:INVISIBLE

「砂漠サバンナ室」が舞台。

サボテンやバオバブなどの乾燥地の植物が栽培されていることで、夜の砂漠地帯に舞い降りたかのような空気感を味わうことができます。

さまざまなリズムで変わる光の動きにより、異なる表情を見せてくれるキンシャチエリアは特に必見。個人的に、4つのゾーンの中でも最も植物の生命力と、光・音・プロジェクションによる演出の融合を感じることのできるエリアであると感じました。
⚫︎ZONE4:FOREST FREQUENCIES

「ラン・アナナス室」が舞台。



近年の研究で、植物たちは信号によるコミュニケーションを図っていることが明らかになりつつあるのだそう。このような「植物同士のコミュニケーション」が光と音で演出され、南国の植物が楽しく出迎えてくれるような体験が味わうことができます。


他のゾーンとは異なる趣きで、コントラストを感じることができます。
ここまで4つのゾーンを、約45分かけて自らの足で巡ってきました。主役はあくまで植物、光・音・プロジェクションというテクノロジーとのコラボレーションにより、まさに魔法がかけられた空間が広がっていました。昼とは異なる植物たちの表情、香り、そして息づかいまでも肌で感じられるようなそんな特別な体験が叶いますよ。子供からお年寄りまで、全天候型で年間を通して楽しめる内容となっています。植物や自然との共生を改めて考えることのできる良い機会となりました。
期間限定!紅葉エリアが登場中♪

なからぎの森と周辺の池を囲む約200本のイロハモミジが鮮やかに色づくこの季節ならでは!期間限定でライトアップが実施されています。



池に映し出される“逆さ紅葉”は幻想的で、息を呑む美しさ。ダイナミックな写真を残すには縦構図での撮影がおすすめですよ。秋の夜だけに現れる特別な世界を是非体験されてみてくださいね。
豪華コラボレーションの数々!「KYOTO BOTANICAL GARDENS STORE」


「LIGHT CYCLES KYOTO」の舞台となっている観覧温室付近に「KYOTO BOTANICAL GARDENS STORE」がオープンしています。


「LIGHT CYCLES KYOTO」を自宅でも楽しみたい!そんな方に嬉しい「植物」や「光」の視点からセレクトした商品、「LIGHT CYCLES KYOTO」公式グッズをはじめ、




京都府立植物園の歴史や植物の魅力をデザインに落とし込んだエプロンやバッグ、Tシャツ、アクリルキーホルダー、クリアファイル、ポストカードなどのオリジナルグッズ、

植物園内で剪定されたバラやタイサンボクをアップサイクルし、新たな命を吹き込んだByaku(ビャク)のアロマストーンやルームスプレーも発売中です。

また、京都を代表する老舗コーヒーロースターである小川珈琲との協業が実現。


園内で育てられた植物を用いた、ここでしか味わうことのできないオリジナルドリンク「ホットアップルサイダー」、「ハーブ香るホットレモネード」を発売中です。


植物の美しい姿や香りを、観覧温室で味わうことのできる幻想的な没入体験「LIGHT CYCLES KYOTO」。秋の夜にゆったりと非日常体験を味わってみてはいかがでしょうか。今だけの紅葉ライトアップも是非お楽しみくださいね。
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「LIGHT CYCLES KYOTO(ライトサイクル京都)」
⚫︎会場:京都府立植物園(京都市左京区下鴨半木町)
⚫︎開催期間:2025 年 5 月 24 日(土)~2026年 3 月 31 日(火)
⚫︎開催時間:5月~8月 19:00~21:30(最終入場 20:30)※毎週月曜休演/9月~3月 18:00~21:30(最終入場 20:30)※毎週月曜休演
⚫︎チケット料金:大人(高校生以上):当日券 2,500 円 前売券 2,300 円/小人(小中学生):当日券 1,200 円 前売券 1,100 円
障がい者:当日券 1,200 円 前売券 1,100 円
未就学児:無料
▼公式 WEB サイト(チケット販売ページ)
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※通常営業時間(9:00~17:00)の入園料の支払いによる本チケット料金の割引対応はございません。
※期間中、チケット料金は変動する可能性があります。最新の料金は公式WEBサイトをご確認ください。





