普段から災害への備えを意識している人は約2人に1人。しかし、旅行や帰省で備えを意識している人はわずか3割と一気に減ることが独自調査で明らかになりました。また、旅行中に災害の影響を受けた経験者に、被災地に困った経験について尋ねたところ、スマホに関連する困りごとが中上位にランクイン。このようなことから旅行時の防災対策にも意識を向けてもらおうとKDDI株式会社が旅への防災意識チェック体験場「旅先防災案内所」を期間限定で新宿の「サナギ新宿前イベントスペース」にて開設しました。その様子をレポートします。
災害時にスマホが使えるのはとても助かる
災害時に電波がなくてスマホが使えないなどのトラブルは想定できることです。そんな時、持ち歩く普段のスマフォが緊急時、災害時でも使えたら助かりますよね。「空が見えれば、どこでもつながる」日本初の衛星とスマホの直接通信サービス「au Starlink Direct」というサービスがあります。これにより圏外でもメッセージサービスの利用、自分の位置情報の共有、緊急速報メールの受信が可能となります。しかし、これにはスマホのバッテリーも重要。これには30時間以上の長時間駆動バッテリーを搭載した「Google Pixel 10」もおすすめです。そこで、今回のイベントではこのサービスとスマホも実際に利用、体験ができました。
ブースで楽しみながら防災対策が学べる
イベントが開催されたのはクリスマスでもある12月25日、そして次の日の26日の2日間。会場は旅先防災体験エリアとスマホ体験エリア、ノベルティエアリアがあります。ブースをまわって、クイズラリー用紙の埋めていくとノベルティ引き換え所でガチャを回してギフトがもらえるなど楽しみながら学べる工夫もされていました。
豆知識が備わる！それぞれのブースをご紹介
◾️旅への防災意識チェック
【旅先投票MAP】年末年始の旅行・帰省で行く予定の”旅先”をシールを貼って投票する巨大な日本地図のパネルが設置されています。
【旅先防災できてる？チェックパネル】シールを貼って回答するパネルでは、ご自身の普段と旅先での防災対策を振り返ります。準備できていなかった人は改めて気づくきっかけにもなりますよね。
【旅先での防災意識に関するアンケート調査の結果】旅先での防災意識がいかに低いかが読み取れます。旅行中や帰省時に災害にあった人に困ったことを聞くと交通機関の長時間停止や災害情報が直ぐに入手できなかった、スマホの充電が切れたなどが上がりました。
◾️準備編
【荷造りでできる旅先防災】荷造り時の旅先防災TIPSを紹介しています。歯ブラシやスリッパなどが役立つと知れて、今後の旅行バッグにしっかり入れておこうと思いました。
◾️到着編
【宿到着時にできる旅先防災】非常口の場所の確認も重要！実は非常口のマークは2種類あって、その違いは非常口までの距離。背景が緑の方が非常口そのものを指し、背景が白い方が非常口までの道のりを示しているそう。そんな豆知識を身につけることができます。
◾️旅先編
【初日の出スポットでできる旅先防災】山道では常に居場所を確認しておくことが安全につながります。Googleマップなら、山道でも地図と位置を共有でき、au Starlink Direct対応なので圏外で使えて安心。
山道で災害に遭った時に懐中電灯がない時はスマフォのライトとお水の入ったペットボトルでできる簡易ライトの作り方も学べます。通常のスマホライトに比べてしっかり照らしてくれるのにも驚きました。
【温泉でできる旅先防災】温泉に入っている時の急な災害。温泉グッズを使った旅先防災として応急処置の方法などが学べます。
【アウトドアでできる旅先防災】登山やキャンプの遭難に備えて、必ず非常食を常備しておきましょう。カロリーが高いものを選ぶのがポイントです。
◾️スマホでの旅先防災体験コーナー
【au Starlink Direct対応アプリ】圏外を想定した環境でau Starlink Direct対応アプリを体験することができます。
【緊急時のスマホの活用術】Google Map、緊急SOS、リアルタイム翻訳など、いざという時のスマホの活用術を実際に体験できます。
どんな時も防災対策を
自宅には防災グッズをしっかり用意してあったのに・・・外出時や旅行時には対策してなくて困ってしまう状況も考えられます。いつ、いかなる時も防災対策は重要だと、イベントを通して新たな学びや気づきがありました。このようなイベントを通して参加した人の防災への意識が高くなることでしょう。年末年始は多くの人が移動する時期。皆さんもしっかり準備と対策をしてお出かけくださいね。
