画像1: 谷真海さんが中学生に届けた「新たな扉」、夢に向かって努力する力を語る特別授業

東京都が推進する「こどもスマイルムーブメント」の取組の一環として、同ムーブメントのアンバサダーである谷真海さんと栗山英樹さんによる特別授業が、2月9日(月)、日野市立日野第二中学校で開催されました。

特別授業では、谷さんが「新たな扉を開く ~夢に向かって努力し続ける力~」をテーマに講演を行ったほか、生徒から寄せられた質問に栗山さんが答える応援メッセージVTRが放映されました。さらに、生徒一人ひとりが「今の目標」を記した横断幕を披露しました。

令和7年度に実施する、こどもスマイルムーブメントアンバサダーによる特別授業は、5回目となる今回が最終回となりました。

画像2: 谷真海さんが中学生に届けた「新たな扉」、夢に向かって努力する力を語る特別授業

「こどもスマイルムーブメント」アンバサダーの谷さんは、2001年冬に骨肉腫を発症し、2002年4月からは義足の生活に。治療とリハビリを経て、2004年走幅跳でアテネパラリンピック初出場。2008年北京パラリンピックにも出場しました。現在はパラトライアスロン選手として活躍しています。

特別授業当日、中学生たちの前に登壇した谷さんは、パラスポーツを始めたきっかけとして「大学時代に骨肉腫を発症し、その後もう一度スポーツに向き合う中で、落ち込んだり、将来に不安を感じたりする時期がありました。今は前向きに生きていますが、落ち込んでいた時期には、自分はどういう時が一番前向きで情熱があったかと思い返しました。

小学校から大学まで、水泳や陸上、チアリーディングといったスポーツをしてきて、スポーツをしているときが一番笑顔だったし、前向きな気持ちで過ごしていたなということを思い出しました。義足でもスポーツができると知ってからは、泳いだり走ったりし始めて、その中でパラリンピックの存在も知り、夢が見つかりました」と語り、半生を振り返りました。

また、谷さんは普段の生活用の義足を着用していましたが、競技用の義足の実物も持参し生徒たちに紹介しました。紹介にとどまらず、その場で義足の交換まで行い、着用した状態で走る姿を披露しました。トライアスロン競技では義足の付け替えスピードも求められることから、この日も素早く義足を交換する様子を実演しました。

画像4: 谷真海さんが中学生に届けた「新たな扉」、夢に向かって努力する力を語る特別授業

北海道日本ハムファイターズの監督を10年務め、現在は同球団のチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)を務める栗山さんはこの日、VTR出演し、その中で生徒たちの質問に答えました。

野球部の生徒から「WBC優勝という夢を実現させるために、選手たちを引っ張る上で大切にしていたことは何ですか?」と質問された栗山さんは、「WBCでは、あれだけ超一流のメンバーが集まる中で、全員の心を一つにまとめて引っ張っていく、というのは正直無理だと思っていました。人は一人ひとり違いますからね。『みんなを一つにまとめよう』とするのではなくて、それぞれの良さをどうやって出してもらうか、そこを一番大事にしました。

人の心を変えたり、行動を変えたりするのは、本当に難しいことです。だから僕が意識していたのは、『人にやってほしいことを、まず自分がやる』ということでした。自分の姿を見てもらう。そうすれば、いつか仲間は気づいてくれる。無理やり変えようとするのではなく、まず自分が示す」ことが大切と説き、自分から率先して選手たちに挨拶をすることで自然と相手も声をかけてくれるようになった、と自身の経験を伝えました。

今回の特別授業の中で、栗山さんがファイターズのユニフォームにサインを書き贈呈し、生徒たちは「今の目標」をテーマにした言葉を綴った横断幕を披露しました。こうした交流を通じて、アンバサダー二人と生徒たちの想いが交差する、印象的な時間となりました。

画像5: 谷真海さんが中学生に届けた「新たな扉」、夢に向かって努力する力を語る特別授業

This article is a sponsored article by
''.