物価上昇と将来不安を背景に、資産形成の必要性は高まる一方。しかし投資に対する心理的ハードルも依然として高く、“守りと攻めの間で揺れる”生活者のリアルな姿が見えてきました。

資産形成に取り組む人の多くが、「預貯金だけでは将来が不安」と感じている一方で、投資にも慎重な姿勢を崩していない——そんな“板挟み心理”が明らかになりました。今回の調査は、20歳〜59歳の男女188名(直近1年以内に資産形成を実施)を対象に実施されたもの。物価上昇や金利変動といった社会環境の変化を受け、資産形成の必要性を強く意識する層が増えている実態が浮かび上がっています。

画像: 資産形成の9割が「預貯金だけでは不安」 投資にも慎重な実態が浮き彫りに

物価上昇が家計を直撃、9割が負担を実感

まず注目すべきは、物価上昇による家計への影響です。「非常に感じる」「やや感じる」と回答した人は合計90.5%にのぼり、多くの生活者が日常的な負担増を実感しています。

画像1: 物価上昇が家計を直撃、9割が負担を実感

さらに、「資産形成の必要性を以前より強く感じるようになった」と答えた人は87.3%。単なる不安にとどまらず、“行動として備える必要性”まで意識が広がっている点が特徴です。

画像2: 物価上昇が家計を直撃、9割が負担を実感

「預貯金だけでは不安」9割超えの現実

現在の社会環境を踏まえ、「預貯金だけで将来に備えることに不安を感じるか」という問いに対しては、実に90.4%が不安を感じると回答。現金中心の資産管理では将来に対応しきれないという認識が、広く浸透していることが分かります。

画像: 「預貯金だけでは不安」9割超えの現実

それでも投資は怖い?最大の不安は「元本割れ」

一方で、資産形成の手段として投資を経験している人が多いにもかかわらず、最大の不安として挙げられたのは「元本割れ」でした。制度面ではNISAの活用が進み、実際に運用している人も増えているものの、心理的には依然として慎重。リスクに対する警戒感は根強く残っています。

画像1: それでも投資は怖い?最大の不安は「元本割れ」
画像2: それでも投資は怖い?最大の不安は「元本割れ」

キーワードは「安定性」と「分散」

資産形成の手段選びで重視されているポイントは以下の通りです。

・長期的な安定性
・元本割れリスクの低さ
・少額から始められること

画像: キーワードは「安定性」と「分散」

また今後の方針としては、「安定性を重視したい」が最多で、「分散投資を意識したい」が続く結果に。高リターンよりも、堅実で継続しやすい資産運用が求められていることが分かります。

情報収集は“身近さ”重視

資産形成に関する情報源としては、「ニュースサイト」が最多。次いで「テレビ・ラジオ」「銀行・証券会社のサイト」「YouTube」などが続きました。専門性の高い情報よりも、日常的に触れやすいメディアが選ばれる傾向があり、“手軽に理解できる情報”へのニーズの高さがうかがえます。

画像: 情報収集は“身近さ”重視

資産形成は「続ける時代」へ

今回の調査から見えてきたのは、資産形成が「始めるかどうか」ではなく、「どう続けるか」が問われるフェーズに入っているということです。預貯金だけでは不安、しかし投資にもリスクがある——その間でバランスを取りながら、自分に合った方法を模索する時代へと移行しています。今後は、収益性だけでなく「安定性」「分散」「継続性」といった観点を踏まえた選択肢の提示が、より重要になっていくでしょう。

調査回答者:国内在住20歳~59歳の男女(1年以内に資産形成を実施している人)
有効回答数:188名
調査期間:2026/3/18~2026/3/26
調査機関:株式会社クレアスライフ
調査方法:インターネット調査

調査データ・詳細はこちら
https://www.clearthlife.com/example/enquate/10523

資産形成に対する意識は確実に高まっていますが、その一方で不安もまた大きいのが現実です。こうした“揺れる心理”に寄り添いながら、無理なく続けられる選択肢を提示できるかが、これからの資産運用サービスに求められるポイントになりそうです。

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