4月12日(日)、株式会社TENGAのトータルフェムケアブランド iroha主催による「母の日×更年期 オフラインイベント」が同社の本社にて開催。ゲストに丸の内の森レディースクリニック 宋美玄院長が登壇し、「女性の更年期」をテーマに更年期の腟まわりの不調とケア方法について解説が行われました。

更年期の女性が経験する悩みとして「最近なんとなく乾燥しやすい気がする」「ヒリヒリ感やかゆみが気になる」「以前より性交時に違和感がある」「尿漏れや頻尿が増えた気がする」といったものがあります。しかし、「年齢のせいだから仕方ない」「誰に相談すればいいかわからない」と、我慢してしまう方も少なくないそうです。

画像1: 更年期の不調はケアで楽になる!宋美玄先生が解説する「膣まわりのトラブル」と解決のヒント

今回のイベントでは、普段周囲に相談できない悩みを宋先生の解説や、Q&Aコーナーで宋先生に普段の悩みを相談できる場となっていました。

宋先生は「ライフステージごとの腟まわりのお悩み」として、思春期、性成熟期、妊娠・産後期、更年期、老年期という5つのライフステージに分けて説明。更年期の腟まわりについては「 出産する・しないに関わらず、だんだん更年期くらいになると、『緩み』とか、厳密には腟の症状ではないですが、尿漏れトラブルとか。以前はおりものがいっぱい出て気になっていたのが、今度はカサカサ乾いてきたり、ヒリヒリしたり。潤いが足りない系のお悩みも増えてきたりして、セックスの時に痛かったりという感じです」と、さまざまなトラブルを紹介しました。

画像2: 更年期の不調はケアで楽になる!宋美玄先生が解説する「膣まわりのトラブル」と解決のヒント

更年期の時期については「女性は基本、全員更年期がやってきます。日本人の閉経の平均が50歳くらいと言われています。閉経とは『生理が来なくなって丸1年まったく来ない』状態のこと。その閉経の前後5年ずつを足した『10年間』がその人の更年期です」と解説。

また、「いわゆるホルモンの激変の時期です。更年期が終わったら元の時期に戻るのではなく『老年期』と言って、ホルモンが出ないまま残りの人生を生きていくことになります。女性は男性よりちょっと平均寿命が長いじゃないですか。あれはやっぱり、人生の前半にエストロゲンというホルモンがたくさん出ていて、脳細胞から血管、肌、骨、全身が守られていたからなんです。骨盤底筋とかもそうですね」

「それが、人生の後半(私は今ちょうど50歳で、去年たぶん閉経してホルモン治療をしていますが)、当たり前のように卵巣からエストロゲンができていた時代は終わりました。だけど、じゃあ60歳で死ぬかといったら、そうではない人が多い。残りの人生をエストロゲンが体から出ないまま、どうやってなるべく健康に、快適に、楽しく生きていくか。そういったところを『自問自答』し始めるのも更年期かなと思います」と、更年期になる時期とその後の生き方について伝えました。

画像3: 更年期の不調はケアで楽になる!宋美玄先生が解説する「膣まわりのトラブル」と解決のヒント

閉経に伴う女性ホルモン(エストロゲン)の低下が原因で、腟や外陰部、尿路に生じる様々な身体的変化や不調の総称はGSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)と呼ばれています。

そのGSMについて、宋先生は、腟の菌の様子も変わることで、匂いやおりものの性状の変化、皮膚自体の潤いが減りかゆみやヒリヒリが出てくる、骨盤底筋の血流が減って筋肉が衰え、臓器が下がったり、くしゃみをした時に尿が漏れる「腹圧性尿失禁」が起こる、といった症状を紹介しました。

画像4: 更年期の不調はケアで楽になる!宋美玄先生が解説する「膣まわりのトラブル」と解決のヒント

さらに、腟の性交痛も起こるといいます。血流が減ることで、濡れにくくなったり、性反応(セックスの時に骨盤を起こす生理的な反応)が起きにくくなったり、性欲が減る人もいるそうです。

そういった症状の治療については「これらの変化はエストロゲンが低下しているせいなので、補助療法もそうですし、このヒリヒリとか匂いとか痒みとか、セルフケアでもだいぶ楽にできるところがあります。腟の健康はタダだと思っていた時代から、ケアする時代になったなという感じです」と、腟のケアの重要性を説きました。

その後は、腟ケアの実践方法として、irohaのトレーニングアイテムを使用した「腟ケアのやり方とアイテム紹介」や「下着とおりものシートの工夫」「骨盤底筋の鍛え方」といった、実際に役立つ方法が幅広く紹介されました。

画像5: 更年期の不調はケアで楽になる!宋美玄先生が解説する「膣まわりのトラブル」と解決のヒント
画像6: 更年期の不調はケアで楽になる!宋美玄先生が解説する「膣まわりのトラブル」と解決のヒント

今回のイベントは、更年期とは何か?という地点から始まり腟ケアの重要性やケア方法の周知、そして参加者のQ&Aもあり、専門家から多くの知識を受け取ることができ、女性の安心につながる内容となっていました。

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