今回私がやって参りましたのは東京・北千住。
都内乗降客数においてトップ5に名前があがるほど、人で賑わう北千住はご年配の方々が多いイメージですが、近年は「マルイ」や「ルミネ」の誕生して以降、続々と新しい飲食店や施設がオープンし、若年層の心も掴んで離しません。そんな新旧の文化が交差する北千住にホンモノの珈琲を提供してくれる銘店を発見!今回はその模様をお送りします。

「北千住」は常に新しい風が吹く街という印象も見受けられますが、だからこそ昔ながらのお店でしか出せない雰囲気や、長年守り続けてきた味、というものも感じるお店を紹介します。

それがこちら、

「千住宿 珈琲物語」

画像1: www.coffee-story.co.jp

www.coffee-story.co.jp
画像: タイムスリップしたかのような素敵なインテリア。 www.coffee-story.co.jp

タイムスリップしたかのような素敵なインテリア。

www.coffee-story.co.jp

外観からレトロな雰囲気が伝わってきます。早速店内へ...

画像: いい感じの店内 www.coffee-story.co.jp

いい感じの店内

www.coffee-story.co.jp
画像: 落ち着いた雰囲気 www.coffee-story.co.jp

落ち着いた雰囲気

www.coffee-story.co.jp
画像2: www.coffee-story.co.jp

www.coffee-story.co.jp

店内に入ると、まるでタイムスリップしたような空気感。初めて来たのに懐かしい雰囲気が、なんだか落ち着きます…。

画像: 案内されカウンターへ。

案内されカウンターへ。

画像: おひとりさまでも気軽に入れます

おひとりさまでも気軽に入れます

早速、注文。

画像: 種類豊富&わかりやすいメニュー表! www.coffee-story.co.jp

種類豊富&わかりやすいメニュー表!

www.coffee-story.co.jp

種類が豊富!
恥ずかしながら珈琲ビギナーの私は、まず飲みやすそうなラテ系から...

画像1: 早速、注文。

画像2: 早速、注文。

画像3: www.coffee-story.co.jp

www.coffee-story.co.jp

私が選んだのは「はちみつオ・レ(ホット)」!
かわいいカップとソーサーで登場です。

画像: 表面には艶やかなハチミツがかかってます。またカリッとしたアーモンドもアクセントになって美味! www.coffee-story.co.jp

表面には艶やかなハチミツがかかってます。またカリッとしたアーモンドもアクセントになって美味!

www.coffee-story.co.jp

まろやかなミルクと生クリームに、また丸みのある甘さのハチミツ。このまろやかさにも負けない珈琲の程よい苦味と濃厚な香りが相性は抜群です。あまりの飲みやすさにあっという間に飲み干してしまいました。

珈琲に合うトーストも種類豊富!

ここ「千住宿 珈琲物語」さんは珈琲に合うトーストもウリなんです。種類も豊富!

画像: トーストだけでこれだけの種類が!

トーストだけでこれだけの種類が!

画像: "自家製のキャラメルソース"も大変気になります…

"自家製のキャラメルソース"も大変気になります…

本日はちょっと珍しい組み合わせが気になった「海苔チーズトースト」をいただくことに。

画像: フワフワ感が写真からでもわかりますね www.coffee-story.co.jp

フワフワ感が写真からでもわかりますね

www.coffee-story.co.jp
画像: とろけるチーズと一枚海苔をサンド www.coffee-story.co.jp

とろけるチーズと一枚海苔をサンド

www.coffee-story.co.jp

「海苔」と「チーズ」の相性…ずばり合うでしょう!美味しいでしょう!
ありそうでなかったこの組み合わせに最後まで飽きることなく、もちろん完食!(ゴチソウサマでした)バターを塗ってカリッと香ばしくトーストされた厚切り食パンが美味しさを加速させてくれました。ああ、思い出したらまた食べたくなってきてしまいます。

マスターの望月章雄氏から、「次の珈琲はどうなさいますか?」と一言。そうだ、トースト来る前に「はちみつオ・レ」一気飲みしてしまったんだ(笑)

画像: いろいろなカップ&ソーサーが並んでます www.coffee-story.co.jp

いろいろなカップ&ソーサーが並んでます

www.coffee-story.co.jp

悩んだ末、オススメの珈琲をオーダー。

ふとカウンターに目をやると、ブレンド珈琲各種という文字が。そこで私の嗜好を伝え望月マスターオススメの珈琲を出していただくことに。(ちなみに私は酸味が抑えられた深みのある味わいが好みです、とお伝えしました)

そんな私への望月マスターおすすめ珈琲は"デミタス"とのことでさっそく淹れていただきました。

画像: 豆を測って...

豆を測って...

画像: 豆を挽いて...

豆を挽いて...

画像: 丁寧に熱々のお湯をゆっくり注いでいきます

丁寧に熱々のお湯をゆっくり注いでいきます

画像: お湯をいれた瞬間、珈琲の良い香りが!

お湯をいれた瞬間、珈琲の良い香りが!

画像: 丁寧な仕事で珈琲を淹れております。マスターかっこよすぎる...

丁寧な仕事で珈琲を淹れております。マスターかっこよすぎる...

自分がこれから飲む珈琲が出来上がっていく様子にもう目が離せません。つい夢中で写真を撮ってしまいました。

画像: 「デミタス」

「デミタス」

これがマスターに選んでいただいた「デミタス」。ブラックで珈琲を飲む機会が少ないので、ちょっとドキドキしながら一口…。

...美味しい!!
私の好みどんぴしゃな酸味の抑えられた味に深みのある珈琲。珈琲らしい苦味とコクがぎゅっと詰まった贅沢な味わいがとても印象的。まさかのここにきて、ブラック飲まず嫌いを克服してしまいました!


このデミタスは濃厚な香りと味わいを持つため、牛乳などと割っても風味が負けないので「はちみつオ・レ」などでも使用しているとのこと。なるほど、しっかり珈琲の味を楽しめるデミタスならその理由も頷けます。

マスターこだわり、自家焙煎。

画像: 店内の焙煎機で自家焙煎しています。 www.coffee-story.co.jp

店内の焙煎機で自家焙煎しています。

www.coffee-story.co.jp

「千住宿 珈琲物語」さんの珈琲は、コロンビア産・タンザニア産・マンデリン産・ブラジル産の四種を独自にブレンド。更に深煎り仕上げなので、全体的にどれも酸味が少なめとなっているのも特徴のひとつ。

画像: 左:浅煎り 右:深煎り 微妙に色合いが違います。 www.coffee-story.co.jp

左:浅煎り 右:深煎り
微妙に色合いが違います。

www.coffee-story.co.jp
画像: この艶、深煎りの特徴なんだそうです。香ばしい匂いもたまりません… www.coffee-story.co.jp

この艶、深煎りの特徴なんだそうです。香ばしい匂いもたまりません…

www.coffee-story.co.jp

素人でも見分けられる深煎りと浅煎りの違いは、色も勿論ですがこの豆のツヤ!深煎りすると豆本来の脂が出て、艶やかになるそう。

画像: こちらは浅煎り。 www.coffee-story.co.jp

こちらは浅煎り。

www.coffee-story.co.jp

日頃飲んでいる珈琲をこんな風に見ることってなかなかないですよね。食材を根っこの部分を知ってからいただくと、味もより繊細に感じ取ることができますね。

大人のデミタスに合う甘いトーストを注文。

この深みたっぷりなデミタスに負けない、甘いものを食べたくなり...。「キャラメルはちみつトースト」を注文しました。

画像1: 大人のデミタスに合う甘いトーストを注文。

画像2: 大人のデミタスに合う甘いトーストを注文。

"自家製キャラメルソース"と"ハチミツ"がしっかり染み込んだもちもちなトーストとデミタスの組み合わせは濃厚×濃厚=最高!また410円という、良心的な価格も魅力ですね!

そのこだわりはカップや道具、小物にまで。

ちなみに使っている道具も当時のものをそのまま使っています。これがレトロな古き良き雰囲気を感じ取れる1つの要因でしょうか。

画像: 一つ一つに歴史があります

一つ一つに歴史があります

更にこの見渡す限りのカップやソーサー、実は一部マスターのお手製なんだとか。

画像: 勿論デザインも全てお手製!

勿論デザインも全てお手製!

望月マスターは手先が器用で、陶芸も趣味なんだそう。マスター、多彩です!

画像: その年の干支にちなんで作ったという猿。

その年の干支にちなんで作ったという猿。

画像: 愛嬌たっぷりな辰。

愛嬌たっぷりな辰。

自分は辰年なのでこれも作りました...と照れ笑いしながらも嬉しそうにこちらを見せてくれたマスターが、なんだかかわいくて微笑ましい気持ちになりました。お店に伺った際は、どれがマスターの手作りの作品か探してみるのも面白いかもしれません。

お土産も充実です!

そして珈琲を飲んで気に入ったら、珈琲豆がお土産としても販売しているので是非ともチェックしてみてください!自分用でもお土産用でも重宝しますね。
また通信販売も行っていますので、詳しくは下記をチェック!

画像4: www.coffee-story.co.jp

www.coffee-story.co.jp
画像5: www.coffee-story.co.jp

www.coffee-story.co.jp

また来たくなるお店でした

こちらの「千住宿 珈琲物語」さんは1987年12月22日に創業。珈琲店に従事してたマスターが自分の店を開きたくて23歳から始めたお店です。もうすぐ30年。長年お店を続けていく難しさは並大抵のものではないはず。ですがこの昼の取材中もお客様が続々と来店し、いつの間にか大賑わい。
珈琲物語、そしてマスターが、お客様から今までもこれからも愛され続けていくであろうことが見て取れる出来事でした。

オールド&ニュー、いろいろな世代が入り混じる北千住の街に、変わらず在り続ける喫茶店の絶品珈琲と、望月章雄マスターやお店の方々の人柄に触れ心も身体も温まるひと時でした。

ありがとうございました!

千住宿 珈琲物語
〒120-0034 東京都足立区千住3-6
TEL/FAX:03-3882-5524
北千住駅より 徒歩5分
(営業時間)
平 日 8:00 ~ 20:00
日祭日 9:00 ~ 20:00
(定休日)毎週火曜日
通信販売は全国対応可能

■ Written by Nana.

This article is a sponsored article by
''.