「ランドセル内の水没」など、避けられないリスクに備えよう!

いつから子どもにスマホやタブレットを持たせるべきか…悩ましい問題ですよね。子どもにスマホを持たせればGPS機能でいつでも子どもの居場所を確認できたり、緊急時にすぐ連絡ができたりといった利点がある反面、悪用されないか、費用はどのくらいかかるのかといった不安もつきまといます。費用面では、月々の通信量だけでなく壊れた際の修理代も考慮に入れておかなければいけません。そこで今回は、「子ども用スマホ・タブレットに関する実態調査」をもとに、子どもにスマホを持たせている親の実態を探りました。

画像: スマホデビューは「小学校低学年時」が最多!子どものスマホ・タブレットあるあるトラブルとは?

子どもにスマホを持たせる目的はコミュニケーションと防犯

子どもにスマホを持たせることに関しては、メリットもデメリットもあり、いつから持たせるべきかは意見が割れるところ。しかし、機能が制限されたキッズ携帯なども発売されているので、スマホデビューは低年齢化が進んでいるようです。Warranty technolog社が、小学生の子どもにスマホ・タブレットを持たせている親110名に行った調査によると、子どもにスマホ・タブレットを持たせた時期は「小学校低学年時」が49.1%で最多でした。

画像1: 子どもにスマホを持たせる目的はコミュニケーションと防犯

スマホを持たせることにした理由としては、大きく2点。
「習い事の連絡で必要になったから(49.1%)」「連絡が取れないために困ったことがあったから(36.4%)」というコミュニケーション用途、そして「子どもの安全を守るのに必要だと思ったから(41.8%)」「GPSなどで居場所を把握したかったから(37.3%)」という防犯目的として、でした。小学校にあがると、学校だけでなく習い事や友達の家に遊びに行くなど親元を離れて活動する時間が多くなるため、連絡や安全を目的にスマホを持たせる保護者が多くなると考えられます。また、政府のGIGAスクール構想もあるように、学習ツールとしてのタブレット使用も進んでいるので通信学習のために購入したり学校の指示で購入したりするケースもあるようです。

画像2: 子どもにスマホを持たせる目的はコミュニケーションと防犯

ランドセル内でのスマホ水没経験は5割超

子どもにスマホやタブレット端末を持たせた際、気になるのが故障などのトラブル。子どもらしいトラブルの代表例は、「ランドセル内でのスマホ・タブレット水没」で、調査によれば5割超の親が経験済みでした。一度のみならず何度もあるという親も33.6%存在し、ランドセル内スマホ・タブレット水没は"あるある"なトラブルと言えます。また、水没のほかにも、「画面割れ(42.7%)」「液晶の破損(37.3%)」「バッテリー異常(32.7%)」などの故障も経験している方も多くいました。また「首にかけてて、ひもがきれておちた。」「ジュースがこぼれてしまい、電源が入らなくなった。」「スマホを風呂場に持ち込んで落下。」など、親のため息が聞こえてきそうな子どもの不注意による故障トラブルも多いのが実状のようです。

画像1: ランドセル内でのスマホ水没経験は5割超
画像2: ランドセル内でのスマホ水没経験は5割超

子どものスマホトラブル対策は、ハード面の保護と使用ルール決め

もちろん、多くの親は子どものスマホ・タブレットトラブルを防ぐために何かしらの対策を講じているのではないでしょうか?調査で対策として挙げられたのは、「画面を守れるカバーを付ける(62.8%)」「液晶保護シートを貼る」といったハードの保護、そして「食事中や入浴中には使用を禁止する(52.6%)」「家では親が端末を管理する(48.7%)」などのルール決めです。

画像1: 子どものスマホトラブル対策は、ハード面の保護と使用ルール決め
画像2: 子どものスマホトラブル対策は、ハード面の保護と使用ルール決め

なんらかの対策を講じていると答えた親の中で、スマホ・タブレット故障に対応した保険に加入しているのは約4割でした。安価な子ども用端末を持たせたとしても、修理代が高くついてしまったら意味がありませんよね…。スマホ・タブレットに関する子どものトラブル率から考えれば、保険には加入しておいたほうがよいかもしれません。実際、75.5%の親が、月々100円から加入できるスマホもしくはタブレットの故障等に対応する保険に対して「興味がある」と回答しています。

画像3: 子どものスマホトラブル対策は、ハード面の保護と使用ルール決め

子どもにスマホを持たせたら故障トラブルは避けられない

大人でも、不注意によるものや原因不明なものまで、多くの人が一度はスマホの故障トラブルを経験したことがあるのではないでしょうか?調査で「子どもに精密機器という認識を持たせることが難しい。」と答えた親もいましたが、子どもにスマホ・タブレットを持たせたら一度は何かしらのアクシデントが起こると想定してもよいかもしれません。「大切に扱おうね」という注意は必要ですが、故意ではないトラブルに対してなかなか叱りにくもの…。心の余裕を持つためにも保険加入を含め、トラブル対策はしっかりとしておきたいところですね。

■調査概要
調査概要:子ども用スマホ・タブレットに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年1月23日〜同年1月24日
有効回答:小学生の子どもにスマホ・タブレットを持たせている親110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
調査の全容はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000022340.html

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